568781 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

弁護士YA日記

PR

X

全133件 (133件中 131-133件目)

< 1 ... 9 10 11 12 13 14

留学

2019.06.02
XML
カテゴリ:留学

今日は、生活の本拠地となる、University of Illinois at Urbana-Champaign(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)に移動する日。

泊まったホテル@シカゴの朝ご飯はバイキングだったのですが、オートミールのお粥を主食にしてみました。カリカリベーコンを散らしてみたら絶妙な美味しさになりました!

幸せな気持ちになったところで、空港へ移動、ここから大学行きの高速バスが出るのです。昨日、ホテルを間違えたお陰で、バス乗り場をうろうろする羽目に陥り、結構詳しくなった私、迷わず、乗り場に行けました。どんな経験も活きるということです(笑)。
高速バスは、片道4時間、うとうと寝ていこうと思ったのですが、窓から見る景色が楽しすぎて、全然、眠る気になりませんでした。日本車がかなり沢山走っていることにびっくり!異国で頑張る日本の車にエールを送りたくなりました。

バスを降りたところで、日弁連の代々の留学生がお世話になっているという、現地で生活されている日本人のS子さんとお嬢さんのMさんがお出迎え下さいました。私のこれから数日間の宿泊先となる大学内のホテルのロビーで、手作りのお菓子やこの町の地図、生活用品や食品を購入するお店のご紹介等を頂き、心がほっとするような暖かなお心遣いに、もうただ感謝感激でした。

そこに、日弁連の2018年度の留学生で7月末まで滞在予定でいらっしゃる辻畑泰喬弁護士に合流頂き、S子さんたちがお帰りになった後も、延々と何時間もお話が盛り上がり、これまた本当に素敵な時間を過ごさせて頂きました。

辻畑さんのご専門分野は、「個人情報保護法」で私とは、経歴や研究テーマ、主要な業務内容も異なるので、ここでお会いしていなかったら、今後、お会いできる機会があったとは思えません。

でも、歩んできた道のりが違っていても、「転勤」でもなく「業務命令」でも「研修」でもなく、自営業者である弁護士が、一旦仕事をやめると自分で決断して、しかも、「アメリカの弁護士資格を取りに行く」等の大変ですがある意味分かりやすい方向ではなく、ゴールが何かも含めて自分で活動内容を決める「日弁連客員研究員」という特殊な形での留学を選んだ覚悟、それに伴う責任と不安と必死さ、みたいな、なかなか今まで言葉にすることが難しかった部分に関する想いを共有する体験ができて、とても幸せでした。

留学を目指すまでの経緯、留学に賭ける想い、留学中に感じた様々なこと、今後のキャリア形成のあり方等をお互いに本当にまっすぐに真面目にお話しできる辻畑さんのような素敵な弁護士さんに出会えて、沢山の刺激を受けられて、私はとても嬉しかったですし、辻畑さんのような充実した留学生活を送りたいなと心から思いました。

その他、

「英語はやっぱり20代以前じゃないと上達は難しい、アメリカにいたからといって英語力が上がるわけじゃない(やっぱりそうなんですか・・・とほほ)、でも、1年いると度胸がついてきますね、何とか乗り切る力は大事ですよね」

「アメリカは日本と違って、公共交通機関も遅れるし、工事もいつまで経っても終わらないし、等のルーズさはある(具体例がかなり面白くて大笑いでした)。でも裏を返せば寛容なところがあって、何事も『交渉』したり『相談』したりする価値があるというところもあります。現場の一人一人が裁量を持っていて、交渉の結果、動くこともある。日本のように「規則だからできません」というようなマニュアル的な拒否は少ない(確かに日本はこの手の対応が多いですよね)。本当のところ、どちらが良いのかなということは、アメリカに来たから持てた視点です」

等の心に残るお言葉も沢山頂きました。

その後、少しの時間ですが、キャンパスをご案内頂いたのですが、もう、長旅の疲れも忘れるほどの美しいキャンパスに感動しきりでした。
芝生の緑に煉瓦造りの歴史ある建物が映え(1868年創立で、改修も当時の雰囲気を残すように行われているそうです)、時々リスにも遭遇する、とにかく広い広いキャンパス、ほんの一部でも圧倒されましたし、こんな綺麗なところで勉強ができるなんて・・・と勉強開始が楽しみになりました。
私が撮影した拙い写真では十分に魅力が伝わらないかもしれないですが、ホントに綺麗でした!











明後日から、IEI(Intensive English Institute)が始まります。
明日は、少し街やキャンパスをお散歩してゆっくり過ごしたいと思います。







Last updated  2019.06.02 12:16:25


2019.06.01
カテゴリ:留学

5/31に18時過ぎに日本を発ち、同じく5/31の16時過ぎにシカゴに到着しました(時差の関係)。
飛行時間は凄く長かったのですが、ずっと見たかった映画、On the Basis of Sex(邦題は「ビリーブ」)を見られて本当に嬉しかったです!

アメリカで圧倒的な人気を誇る連邦最高裁判事Ruth Bader Ginsburgさん(愛称RBG)の若き頃の闘いを描いた映画です。それにしても、「圧倒的な人気」とか「愛称」という言葉が「最高裁判事」につけられるというそれ自体に驚きますね。RBG人気に象徴されるような身近な司法、肌で一杯感じてきたいです。

日本語字幕も吹き替えも機内ではなかったので、私の英語力では細かいところまでは難しかったのですが、でも、やっぱり同じ法律家なので、何の目標に向かって、そのためにどんな作業をしていて、そもそもどんな信念で闘っているのか、という部分は、おそらく通じるところがあるのでしょう、言葉だけじゃなくて、表情とかまなざしとか佇まいからも、伝わってきて心が熱くなりました。
RBGが一回心が折れて、依頼者に「もう裁判やめよう、和解した方があなたのためだと思う」とか電話かけるところとか、弁護士としては気持ちが分かりすぎて泣けます。自分の信念だけで突っ走ってはいけないこと、ありますよね・・・。

ひたむきに未来を向こうとする知性の煌めきに私は男女問わずに惹かれます。その道がかっこわるくてぼろぼろでも。

さて、空港についてだけでかなりほっとしたのですが、入国審査、ホテル到着までも長かったです。
ホテルは、予約していたホテルとよく似た名前の別のホテルに間違って行ってしまうというハプニングから始まり、「でもノープロブレム、ここからバスで7分程度よ」と案内頂いたのはいいものの、「バスってどこに来るのだろう」「そしてそれはいつ来るのだろう」と考えた結果、自分で考えても調べてもよく分からず、本来の宿泊先のホテルに電話して「シャトルバスがあるってWEBに書いてありますが、私が今立っている案内板のある場所で待ってれば、来て頂けるということでいいんですよね?」的なことをと勇気を出して電話してみて、「それでいいんですよ」と言ってもらって、待つこと10分、バスが来ました、という展開でした。

勇気って何?と言われそうですが、英語で電話って私にはまだハードルが高いんです。
メールとか対面で話すよりも声だけだし、全部口答で説明しないといけないし。
なので、まったくもってたいしたことない問い合わせがなんですが、ちゃんとかみ合って、そんなことだけで本当に嬉しい私です。

ホテルについたら、急にお腹が減って、近くに気軽に買えそうなお店もないようだったので、レストランでオニオングラタンスープを注文しました。胃がほっとするような温かいものを食べたかったのですが、熱々でチーズがとろっととろけていて、ホントに美味しかったです。美味しくて暖かいものは元気がでます。




明日は、いよいよ、生活の本拠地、大学に移動します。
おやすみなさい。







Last updated  2019.06.01 12:00:37
2019.05.30
カテゴリ:留学

 今年の6月から1年間、下記日本弁護士連合会の留学制度を利用して、客員研究員として、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校に1年間留学をすることになりました。明日、5/31、渡米予定です。

https://www.nichibenren.or.jp/activity/international/member/studyabroad.html

 研究テーマは、「大規模不法行為における損害賠償制度の日米比較研究」で、原発事故を念頭に、大規模な損害が発生した場合の損害賠償請求制度を本格的に研究したいと思っています。
 「比較研究」をテーマとしたのは、アメリカの司法から学ぶべきところを学びつつも、日本の司法にあってアメリカの司法にないものもきっとあると感じているためです。一度、日本の外から日本の司法を見つめ、アメリカの司法から取り入れられる点を整理しつつも、日本の司法が大切にしていくべきことが何かも自分の中で咀嚼して、大規模不法行為を題材に、日本の司法のあるべき姿を模索していきたいと思っています。

 それにしても、依頼者の皆様にも事務所の同僚・事務局にも仲間の弁護士たちにも、そして家族にも多大な負担をかけてしまうのに、何故今留学か、と聞かれると、その理由を明確な言葉にすることがとても難しいです。

 それでも敢えて言葉にしようとするならば、留学は私にとって、究極の現実逃避で自分をリセットする手段なのだと思います。ここ数年、想像力の源泉が枯渇してきた感覚、視野が狭くなり、自分の成長が止まっているような感覚をどこかで感じてきました。
 仕事は大好きでやり甲斐も強く感じているけれど、このまま漫然と続けていては自分の心が枯れていってしまうのではないかという危機感がありました。今いるフィールドやルーティンを敢えて飛び越えて、自分の中に新たな森を切り開いていかなければならない、という思いが非常に強くなりました。もっとのびのびと学びたい、もっと自分の限界に挑戦したい、もっと成長したいという衝動をどうしても押さえきれなくなりました。

 閉塞感を打ち破りたいというエネルギーをどこに向けたらいいか模索している過程で米国の大規模不法行為における損害賠償制度の、良くも悪くもなのかもしれないですが、システマティックさ、ダイナミックさを見聞する機会があり、また、アメリカの法律家が日本の弁護士のイメージよりも遙かに深く社会に根ざして活動している様子も刺激になり、そうだ、留学だ!と出口を見つけた思いで、応募したというのが正直なところです。

 もっとスマートにかっこよく旅立ちの日を迎えられたら良かったのですが、本当に沢山の方々に有形無形のご迷惑、ご負担をおかけするかっこ悪さ全開のバタバタの日々となりました。

 この決断で、ご迷惑・ご負担をおかけしている方々は名前を挙げきれない程、沢山いらっしゃいます。多くの方々に、私のわがままを受け止めて頂くに止まらず、逆に励まし応援頂いたことは、私にとって、まさに望外の思いがけない幸せでした。
 私を天から地から私の背中を優しくも力強く押して下さる無数の追い風のお陰で、今日まで何とか歩いてくることができました。この数ヶ月間、何度心から涙したか分かりません。本当にありがとうございます。

 また、私に直接向けられた励ましではなくても、大切な方々が、それぞれの持ち場でそれぞれの困難に立ち向かい、傷つきながらもひたむきに努力されているお姿それ自体が、私が立ち上がり前に進む言動力になりました。私は、ガラスのようにつるつるした表面の見かけの綺麗さよりも、表面は傷だらけでも芯から深い光を放つ魂の美しさに惹かれます。皆様が放つ光は、いつもくじけそうになる私の現在とこれから進もうとする行く手を照らしてくれました。

 なお、自分自身が一番よく分かっていることなのですが、私には、特別な才能がありません。ただ、どんな状況であろうと、一歩でも前に進もうとしてきた歩みそのものが、結果の成否にかかわらず、私の大切な基盤です。些細なことですぐにポキポキ心が折れてしまい泣いてばかりですし、周囲に助けて頂いてばかりではありますが。
 ですので、これからも、どんな状況でも、自分の基盤を大切にして、大きな目標に挑んでいきたいと思っています。

 留学準備期間の数ヶ月間は、今までの自分の人生の中でも、もっとも濃密に、私がどれほど沢山の人に支えられて今を生きているかを実感する時間になりました。これまで私を励まし支えて下さった沢山の皆様に心から感謝申し上げます。そして、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 皆様、どうぞお元気で!!!







Last updated  2019.05.30 14:07:48

全133件 (133件中 131-133件目)

< 1 ... 9 10 11 12 13 14


© Rakuten Group, Inc.