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弁護士YA日記

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2011.04.04
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カテゴリ:東日本大震災
私は、平成17年4月に開設された相馬ひまわり基金法律事務所の初代所長として二年半赴任した。今日は、二人の後任所長の震災後の動きをお伝えしたいと思う。

 二代目所長の渡辺淑彦弁護士(元第二東京弁護士会)は、任期終了後、故郷のいわき市に浜通り法律事務所を開設している。
 三代目所長は、米村俊彦弁護士(元第二東京弁護士会)である。赴任して一年で今回の震災に遭遇した。
 二人とも、能力が高く、熱意に溢れた弁護士であり、私が心から尊敬し大事に思っている友人でもある。
 二人は、この度の震災で、一旦東京や横浜に避難したが、家族を残して単身で職場に戻り、3月28日から業務を再開している。

 渡辺弁護士は、「ここでいわきを見捨てたら一生後悔すると思って」
 米村弁護士は「避難している事実に耐えきれなくなって」
 業務再開は、壊れた棚や備品の復旧という物理的に大変な作業もさることながら、何よりも悲しい作業から始まった。依頼者の安否確認である。過払い金が入金されて後は返還するだけだった依頼者も、離婚が成立したばかりの依頼者も亡くなった。

 事務所に寄せられる問い合わせ・相談は、当然のことながら震災関連ばかり。
 
「息子が津波で流された。何のために生きていけば良いか分からない」
「家も仕事も流されてしまってこれからどうやって生きていけばいいのだろうか。この土地に住んでいても未来があるのか」
「原発問題は、補償されるのかって。このままじゃ事業は続けられないから早く見切りをつけて福島県からは移動した方がいいのか」

 福島県浜通りは、相馬ひまわり基金法律事務所設置で明らかな通り、弁護士過疎地域である。過疎地域での業務は、通常時でも、十分、心をすり減らす。
 慣れない土地での生活、取り組めば取り組むほど増えていく仕事、激務なのに自分のやっていることに意義を見いだせない焦燥感。

 それでも、赴任した弁護士を支えるものは、相談し終わった後の依頼者の赤みの差した頬、はにかむ笑顔、万感の想いが込められた「ありがとう」、そして、弁護士に縁がなかった市民の心に光を灯せたという小さな達成感、その日々の積み重ねの延長線上にある市民に身近な司法の実現に寄与する誇り・・・。

 地震、津波、そして福島特有の原発問題は、美しい浜通りを破壊し尽くした。
 法の支配どころではない。命と生活と職場が流され、汚染されてしまったのだ。
 上記のような絶句してしまうような相談ばかりを受けながら、それでも、相談を受けること、少しでも情報提供することが、法律家の役割だと、二人は自分に言い聞かせながら、事務所に出ている。

 でも、原発問題現在進行中の浜通りに一体どんな未来を描けるのか、誰にも答えられない中、満足のいく回答をすることは極めて困難である。だから、一つ一つの相談に答えることで、相談者の心に光を灯すことを実感できない。
 
 激務過ぎる。二人は、別に褒めて欲しいと思っているわけでも、英雄視されたいわけでも、誰かに賞賛を受けたいわけでもない。ただ、自分の職場に戻っただけだと言うだろう。仕事だから当然だと言うだろう。

 でも、こんな日々は、二人の能力をもってしても、ひどすぎる。絶望感、無力感との闘いが、強く明るい二人の心をじわじわと浸食していかないか、孤独感に支配されてしまわないか、正直なところ、とても心配だ。

 私にできること、それは、最前線で闘う仲間を絶対に独りにしないことだ。
 多くの人に、仲間の頑張りを知ってもらいたいと思う。
 渡辺さん、米村さん、独りで闘っているわけではないことをどうか忘れないでください






Last updated  2011.05.20 14:16:31


2011.03.01
カテゴリ:弁護士業務
事務所に、エクスターンシップで法科大学院生が来ています。
法曹資格を得る前に、実務に触れる貴重な機会。

こちらも、法律家の仕事の実態をよく学んで勉強に活かして欲しいなあと願っていま
す。

エクスターンシップはとにかく何にでも食いついて何でも体験してみるという姿勢が
一番です。








Last updated  2011.05.20 13:05:00
2011.02.25
カテゴリ:弁護士業務
紛争当事者が幸せになれる解決を目指すことが私の仕事ですが、本当は、紛争になら
ないことが一番の理想です。

大企業間では、紛争を防ぐために、契約書を細かく定めることが常識ですが、中小企
業、まして、個人のレベルになると、「紛争を防ぐ」という観点を持ちつつ、法的な
効果を発生する行為をしないことがとても多いですね。

弁護士は、紛争を未然に防ぐお手伝いもできるんですよ。
個人の方が、気軽に相談できるかかりつけ医のような「かかりつけ弁護士」を持つよ
うになれば、みんなもっと幸せになれるのではないかな。
そのためには、弁護士がもっと皆様の方に歩み寄っていかなければいけないでしょう
し、明朗会計を心がけなければなりませんね。

皆様がかかりつけ弁護士を持てるように、私が個人でできることから、始めたいと思
います。










Last updated  2011.05.20 13:05:20
2011.02.23
カテゴリ:弁護士業務
相談者の方で、以前、別の弁護士にも相談したが、「あなたが間違っていると怒鳴ら
れた」、「途中で、もういいから!と乱暴に話を遮られて、言いたいことを言えな
かった」などと訴える方が結構いらっしゃいます。

相談者の方の考え方が法律的に間違っていたり、弁護士から見ると余り争点と関係の
ない話を長々とされたりといったことは、往々にしてあることです。

でもだからといって、怒鳴ったり、乱暴な言葉で遮ったりして、相談者を萎縮させる
ことは絶対に避けるべきです。

日本の弁護士は、これまで殿様商売で、サービス業という感覚に欠けていたように思
います。相談者の方がのびのびとお話しされながらも、適切な解決方法を得られたと
いう満足感を30分の時間で創り出す力量は、弁護士が磨かなければいけない技術の筈
です。
私は、相談技術をいつも追求していますが、これは終わりがない高みを目指す世界で
もあります。

何よりのご褒美は、相談者の方のほっとしたお顔ですね。







Last updated  2011.05.20 13:05:48
2011.02.22
カテゴリ:子育て
2歳の息子に、夜寝る前に本を読んであげるのが日課です。
私が小さい頃好きだった本と再会できる幸せな時間。

でも、何より、お腹がぽこんと出たふくふくした息子とほっぺをくっつけ合っっていると、心身共に暖かくなります。

あっという間に大きくなっちゃうよ、と皆にいわれるので、この時間を大切にしなければ。







Last updated  2011.05.20 13:06:18
2011.02.19
カテゴリ:弁護士業務
交通事故の損害賠償請求事件で、保険会社を相手方の窓口として交渉中。
自賠責、任意保険に加入しているのが当たり前の自動車事故では、弁護士が交渉する相手が、「加害者」「被害者」本人ではなく保険会社であることは、しょっちゅうあります。

保険会社といっても、結局対応するのは、「会社」ではなく、会社の「担当者」である「個人」です。

担当者の対応が横柄だったり、対応が遅かったりすると、「担当者」の印象というよりも「会社」の印象が悪くなります。
冷静に考えれば、社員が何百人もいるような大企業なわけですから、担当者個人の印象=会社の印象にしてしまうのはおかしなことなのですが、やっぱり、こちらも一人の「人」として、良い印象を持てないですよねえ。

でも、逆に、迅速な対応や丁寧な言葉遣い等で好感を持てる担当者がいると、会社全体のイメージが良くなります。

これは、弁護士にもいえることです。
弁護士は「組織」ではありませんが、現時点では、余り身近な存在ではなく、一生に一回会うかどうかという方が大半でしょう。
そうなると、出会った弁護士個人の印象が弁護士という職業全体のイメージとなってしまいます。

私は、静岡に移る前に、2年半、弁護士がほとんどいない福島県相馬市で仕事をしていました。

私の対応が悪い=「弁護士」の対応が悪いということになってしまいますので、弁護士のイメージを私が背負っているという責任感を重く背負っていました。
プレッシャーもありましたが、得難い体験だったと思います。

私も含め、一人一人の弁護士が、誠実に丁寧に気持ちよく仕事を重ねていくことで、「弁護士」という職業のイメージが良くなり、ひいては、もっともっと、身近な存在になっていきたいと思いつつ日々を過ごしています。








Last updated  2011.05.20 17:06:40
2011.02.16
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日は、小さな子どもが虐待死した事件での損害賠償請求事件で、協力医に対する尋
問期日がありました。
その先生は「私は、亡くなった○○君の権利を代弁するために、今日、ここに参りま
した」を静かに裁判官を見つめて仰っていました。
この想いに答える判決が出るかどうか分かりませんが、このような想いを形にするこ
とは、弁護士の使命です。

声をあげられる弱者だけではなく、声を出せない弱者がたくさんいることをいつも忘
れないで仕事をしなければいけません。

君を映す鏡の中、君を褒める歌はなくても
僕はほめる 君の知らぬ 君について いくつでも
あのささやかな人生を無駄となじる人があるだろう
あのささやかな人生を良くはいわぬ人もあるだろう
でも僕はほめる 君の知らぬ 君についていくつでも

私の大好きな中島みゆきさんの曲です。
私は、いつでも、誰かに寄り添う法律家でありたい。







Last updated  2011.02.18 14:53:46
2011.02.15
カテゴリ:カテゴリ未分類
いつ頃からか確かに思い出せないが、私は、浅田真央選手に非常に惹きつけられています。
彼女の愛らしさの中にくるまれた確かに燃える青い炎に、魅せられているのかな。
何より、彼女の闘う対象が、人ではなく自分であるところに大きな感銘を受けます。

昨日より、成長した自分でありたいと、真摯に一日一日を重ねている。

「一日たりとも無駄にしていない自信があります」

これは最近の彼女の言葉。この言葉を口に出す勇気を私も持ちたいと思います。
一日一日を誠実に積み重ねていこう。






Last updated  2011.02.15 10:02:19
2011.02.14
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日からブログを始めます。
きっかけは、自分の考えていることは、発信しなければ伝わらないと思ったから。
法律家とは、言葉の力・理屈の力を信頼する仕事です。

個々の相談者、依頼者の方には、私の仕事に対する考え方をお伝えし、それをどのように形にしていくかを見ていただけますが、そうでない方は、全然分からないですよね。

今は、弁護士も「選択する」時代です。どんな人柄か、どんな分野が得意なのか、どのような仕事のスタイルか、分かることは十分に調べてから大事な案件を任せたいもの。

私も、このブログで、顔の見える弁護士と感じていただけるような記事を発信していこうと思います。






Last updated  2011.02.14 17:20:30

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