588204 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

弁護士YA日記

PR

X

全135件 (135件中 61-70件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ... 14 >

留学

2019.10.29
XML
カテゴリ:留学

いよいよ秋も深まり、今週は雪が降るようです。
今朝は、一面の霧の中、登校しました。霞がかった冷たい空気に浮かび上がる色付いた樹々の美しさに溜息です。

写真撮影しても、幻想的な空気が切り取れません、残念。


至近距離で見るとこんな感じです。この色が入り混じっている葉っぱ、本当に綺麗です。



と、うっとりと書いている今、日本で原発事故関連の訴訟をしている弁護士仲間から、国の準備書面が流れて来ました。
私の想像を超えた冷酷な文章に息が止まりそうなる程、驚き、絶句しています。

「大規模不法行為における損害賠償制度の日米比較研究」をテーマにここに来た私ですが、日本にいる時からずっと、損害賠償制度が仮にどんなに「理想的な」内容になったとしても(何が理想的なのかを決めるのも難しいですよね、、、ただ、残念ながら、今の日本の制度は、あまりにも機能していないと思います。一方でアメリカが理想であるとも思ってはいません、学ぶべきところは沢山あると思いますが)、損害賠償制度だけでは決して原発事故には対応できないということも強く思って来ました。

大きく傷つき壊れてしまった地域をどう再生させるのか、様々な理由で避難生活を継続する選択をされた方々(せざるを得ない方々ももちろん沢山いらっしゃいます)をどのように支えるか、などという難問に、個々の会社や個々人がいくらかの賠償金を受け取ることを本来的性質とする損害賠償制度だけで応えられる筈がないのです。

そして、私は、被害者の賠償請求をお手伝いして来た弁護士でありながら、損害賠償制度の負の側面、地域住民の対立と憎しみをあおり、深まらせてしまう、という要素にも、心を動かさずにはいられないのです。今回目にした国の準備書面には、国の区域外避難者に対する強い非難(私の感性は、憎悪に近い強烈な負の感情、を感じてしまいました)がほとばしっているように感じ、非常に驚きました。国は、果たしてそんな発信をして良い立場なのでしょうか?

私が弁護士として、個人としてなすべきことは、考えるべきこと、できることは何でしょうってこんな時、すごく思います。
思ってもすぐに答えは出ないのですが。でもすぐに答えが出るならアメリカまで来ていないです。
考えなければいけないこと、やらなければならないこと、沢山あることだけは分かっているので、一歩一歩進んでいくしかないです。

誰かじゃない、自分の気持ちに負けないように今日も頑張ります。







Last updated  2019.10.29 04:04:54


2019.10.25
カテゴリ:留学
先日、下記の勉強会を開催しました。

Nuclear ENGR & LAW Seminar

Wednesday, October 23, 2019

6:00-8:00 PM CDT

Beckman Institute, Room 2169

405 N Mathews Ave, Urbana, IL 61801

 

 

Yuki Ashina

Attorney at law, a visiting scholar from Japan Federation of Bar Association

“Lessons in the 2011 nuclear disaster from a view point of a Lawyer”

Abstract: This presentation discusses how to deal with the damage caused by a severe nuclear accident focusing on compensation. There are lot of victims who lost everything because of the accident in Fukushima. As a one of the lawyers who have supported the victims in this accident, she introduces the present compensation system in Japan and explains the reasons the present system does not work efficiently. In addition, she proposes some ideas to improve the system in Japan referring to the system in the U.S.

 

Kazumasa Shimada, Ph.D.

Researcher of Radiation Protection,Visiting Reseacher of  SoTeRiA Research Laboratory

“Overview of Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant Accident and Radiation Protection”

Abstract: This presentation provides an overview of Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Station Accident, focusing on evacuation situation of Fukushima residents, to provide input to open discussion on the nuclear accident compensation. To understand evacuation situation in Fukushima, we need to understand radiation dose level in the contaminated area; hence, the basic concepts and historical background of radiation protection are introduced. Particularly highlighted is research of the Hiroshima-Nagasaki Atomic Bomb Survivors. As needed, an introduction to radiation (radiation physics, human influence and radiation measurement, etc.) is briefly discussed.

 


Prior Knowledge: This seminar is designed without assuming any prior technical knowledge. However, to establish a common ground for discussion, all participants are encouraged to check out the following YouTube video in advance: https://www.youtube.com/watch?v=cKgzIzANTSY

Building Access: The building entrances may be locked after 6 PM. If you are unable to enter the building, please call or text ***at the main entrance, located on the south side of the building.

Remote Connection: In case you are unable to attend the session at the Beckman Institute, a remote connection option will be provided via Skype for Business. This system allows us to share the video, sound, and presentation. If you need to use the remote connection, email to*** an invitation and instruction will be sent.  

Parking Information: A number of metered parking spaces are available near the Beckman Institute. There are spaces on Wright St., in the Beckman circle drive off of Mathews Ave., and in the campus parking deck just east of the Institute. All meters require $1.00 per hour.

Contact: Tatsuya Sakurahara (Department of Nuclear, Plasma, and Radiological Engineering, UIUC)



このとってもかっこいいチラシを作って下さったのは、UIUCにて博士研究員をされている櫻原達也さん。原子力研究のエキスパートとして私と共にプレゼンをして下さったのは、日本の研究所から客員研究員としてUIUCに留学されている嶋田和真さんです。

お二人とは、日本人留学生のネットワークで繋がったのですが、お互いの研究分野を知り、お互いに驚きました。そして、ここで出逢ったのも何かのご縁ですよね、日本だとかえってお会いする機会がないし、お会いできたとしてもお互いに組織を背負って話すことになってしまうから、本音の率直な意見交換をしませんか、という話が盛り上がり、今回の企画に至りました。

また、それぞれの分野でそれぞれ一生懸命仕事をしてきたけれど、余りにも巨大な東電福島事故について、縦割りでそれぞれの分野でできることをやっていく、ということで本当に良いのだろうか、何が起きたのか、どうしてこうなったのか、今後にどう繋げていくべきか、そんなことを、専門分野を横断して一緒に考えませんか、それは私たち日本の専門家の世界に対する責任じゃないですか、そんな問題意識が背景にあります。

ただ、当初の私のイメージとしては、お互いがお互いの分野を知るということができれば良いので、日本語でこじんまり内輪で意見交換会をするというようなものでした。ところが、非常に優秀な研究者かつ卓越した事務処理能力をお持ちの櫻原さんが、余りにもかっこいいチラシを作って下さったため、これはロースクールの学生にも声をかけてみてもいいんじゃないか、と思い、ごくごく仲間内に声をかけてみたところ、8人もの学生が参加してくれることになりました。国籍は、日本、台湾、インドネシア、タイ、ベラルーシと色々です。この時点で、櫻原さんが、「プレゼンの公用語は英語と致します」と宣言したので(まあ、当たり前ですよね・・・)、日本語じゃなくて英語でプレゼンということになり、色々な意味で思いの外、本格的なStudy Sessionになりました。

準備が大変だ、と思いつつも、原子力の専門家と法律の専門家のコラボレーションなんて日本でもなかなか企画できないことだし、そこに、各国の法律の専門家が加わるということで、どんな化学反応が生まれるんだろうということがとても楽しみで、わくわくどきどきが入り交じった気持ちで当日を迎えました。
櫻原さんのお心遣いで、美味しいピザを食べながらの勉強会です!これも嬉しい!




まずは、嶋田さんのプレゼンです。いつもは優しい野球好きのお兄さんといった佇まいの嶋田さんなのですが、用意して下さったスライドの枚数、内容共に圧巻でした。原子力エネルギー、リスク管理について圧倒的な知識、経験をお持ちである上に、素人にも分かりやすく説明する技量を持ち合わせていらして、英語であったにもかかわらず、また、私が高校時代に0点を取ったことがある程の超絶物理アレルギーであるにもかかわらず、嶋田さんがかみ砕いて説明して下さった内容はすっと入ってきました。東電福島事故におけるキーワードの一つである20ミリシーベルトについても、ようやく意味や制定経緯を理解することができました。本当に分かりやすかったのですが、お聞きしながら、何故このような様々な方の不安に配慮した説明を、東電福島事故発生直後の不安で仕方なかった時期に、お聞きできなかったのだろうとつくづく思いました。あの頃、様々な情報が錯綜しており、本当に毎日が怖くて不安でした。

説明中の嶋田さん、ものすごくかっこよかったです!!!



その後のQAセッションでは、内部被ばくと外部被ばくのリスクの違い、妊娠中の女性や子供の放射線に対する感受性、家畜の被ばく、避難指示区域の設定は今振り返るとどう評価すべきか等の質問が相次ぎ、大盛り上がりでした。

続いて私のプレゼンです。
ユタで一度報告はしているのですが、その後の一ヶ月で、考えたこと、思いついたこと、沢山あったので、できるだけ盛り込もうと準備しました。相変わらずまとまらない報告になってしまったこと、英語力の不足、特に後半に疲れてきてぐだぐだになるという欠点を克服できなかったのは悔しいですが、このアウトプットの機会があったからこそ整理できる思考があったこと、本当に良かったと思っています。






私のプレゼンの後には、その場にいる優秀この上ないロースクールの仲間たちから、次々と鋭い質問が続きました。頂いたご質問を差し障りのない範囲でご紹介しますが、この鋭さです。もうその場で考えることばかりでたじたじでしたし、結局答えられない質問もありましたが、本当に勉強になりました。

・ADRの和解案には強制的な法的拘束力がないと述べていたが、成立した和解は債務名義になるのか、強制力はあるのか(この点に関しては、私がそもそもADRを,強制効を伴うarbitration、仲裁と英訳したことで招いた混乱が大きく、正確な英訳の大切さを実感しました。ADRにおける和解仲裁は、"intermediation of settlements"が公定訳になりそうです)
・東日本大震災が余りにも巨大な自然災害であることは明白であると思われるが、東京電力もまた被害者という考え方は成り立ち得ないのか(この点については、櫻原さんが国会の事故調の結論をごく簡単にご説明下さいました)
・和解の成立が促進されやすいアメリカの例を紹介していたが、企業が和解を拒否する背景には、日本の訴訟システムとは別に株主に対する説明がしやすいという要素もあるのではないか
・放射線被ばくにより将来生じ得る可能性のある健康被害(発がん)は立証することはできるのか、精神的被害はどのような法的構成を取っているのか
・紹介があったメキシコ湾岸の原油流出事故ですら賠償規模は20billion、日本は既にその金額を遙かに超える84billionを賠償している。この金額は一企業が出せる金額ではないが、これを東電が負担するという建前になっているのは何故か
・賠償金が、結局国庫の援助によって、つまり、税金によってまかなわれている一方で、国のオフィシャルな立場としては責任がないということなのか、形式と実質の不一致が生じていないか
・クラスアクションは、事実の共通性が要件の一つになる筈だが、東電福島事故で、共通する事実は何だと考えるのか、それぞれの背景事情が異なり過ぎており、クラスアクションは難しい類型ではないのか

二日経った今でも、嶋田さんのプレゼンをお聞きして浮かび上がってきた様々な疑問、頂いた質問やコメントへの様々な思考がぐるぐる頭を巡り、とても頭が活性化しています。

大盛り上がりすぎて、2時間の予定が3時間になった、余りにも貴重な勉強会でしたが、やって終わりではなく、これを次に繋げようということで、スーパー櫻原さんを中心に、次にどう繋げていくかを既に話し始めています。留学したからこそ得られた貴重なご縁や機会を、今後に繋げていきたいと思っています。

皆様、今回は本当にありがとうございました。
特に、企画、司会を務めて下さった櫻原さん(下記写真で嶋田さんのお隣の方です)、何から何まで本当にありがとうございました!!!






Last updated  2019.10.26 03:33:45
2019.10.20
カテゴリ:留学
昨日、現在、日本の台風対応最前線で、多忙を極める今田健太郎弁護士から、封書が届き、何だろう?と開けてみたところ、9月のユタ州訪問時の写真をまとめたDVD movie でした!
私自身は、あまり写真が撮れなかったので、皆が撮影してくれた写真が本当に貴重なんです。
動画は、音楽や字幕もついている本格的なもの、ユタ写真の他、エピローグとして、日本でのそれぞれの活動がわかる新聞記事や写真、私がFBに投稿した留学中の写真などを編集した動画もついていて、観ていて色々なことを思い出して、涙が止まりませんでした。作るのすごく大変だったと思います!忙しいのに、特に今は本当に忙しいのに、本当にありがとう!!!
これから落ち込んだ時、辛い時、乗り越えられないかもしれないって思った時、見返して、元気を補充します。

下記は、ユタ州裁判所で撮影した集合写真、2枚セットで全員になります。





こちらは、Young先生、Richards先生もご一緒です。


守るべき誰かのために頑張っている皆様を心からご尊敬申し上げておりますが、でも、お身体を何より大切にされて下さい。
またお会いできる日を心から楽しみにしています!!!






Last updated  2019.10.20 04:21:36
2019.10.18
カテゴリ:留学

昨日のNY Timesに、Opioidという鎮痛剤による副作用被害を訴えた巨大薬害訴訟(記事によれば過去20年間で40万人もの人がお亡くなりになったそうです)、近々和解が成立しそうであるとのニュースが掲載されていました。



ただの和解ではありません。この記事によれば、原告は、被害者以外に、州や市町村含め数千もの自治体、被告は大手製薬会社3社、薬剤製造会社2社で、連邦裁判所、州裁判所問わず、全米に2300もの訴訟が係属しているという、日本では考えられないような超巨大訴訟です。

審理が始まって約2年、Pretrial 手続きが終わり、月曜日からtrial手続きが始まるというタイミングだったそうで、Trial に進むことで、法的責任の有無を決める審理に進むことになり、被告側は、under extreme pressure  と表現される状況に追い込まれていたようです。

和解金総額、50 billion dollars 、日本円にして5兆円、凄まじい金額です。
ただ、ここからここまで膨大な手間隙を(何百万通もの証拠を提出してきたとか、何百もの宣誓供述書を提出してきた、とか書いてあります)この訴訟に費やしてきたlawyerたちのfeeとしていくら引かれるかが注目の的のようです。

現在進行形中の事件で、まだ成立しているわけではなく、関係者から情報を取っただけで構成されている記事なので、和解内容はまだ流動的と思われますが、少ない情報からも、米国の損害賠償制度の特徴が見て取れます。

まだ勉強途上ですし、個人的な視点にすぎないのですが、下記の点、

:一括大規模和解
:判決の強烈な制裁的効力(Pretrial で和解した方が得策という心理が働く)
:個々の被害の積み上げではなくまずは和解金総額を決める枠組み設定のあり方
:弁護士費用がどれほど引かれるかが、被害者の手取額にダイレクトに影響

等は、日本ではあまり見かけない、米国ならではの要素だと思います。
色々と考えを巡らせていますが、まだlogicにするのは難しい段階です。でもメモ代わりに、書き留めておきたく、アップしました。
留学中にリアルタイムで進行していく巨大訴訟、追いかけていきたいなと思います。













Last updated  2019.10.18 23:16:26
2019.10.17
カテゴリ:留学
​​Law Schoolはもちろん、キャンパスの色々な場所に、New York Times, Chicago Tribunes, USA Today の3種類の新聞が置いてあり、一紙だけでも、なるべく全体に目を通すようにしています。辞書を引かずに興味を惹かれた記事だけ適当に読んであとはざっとめくる、くらいのいい加減な読み方ですが。

でも、日本の新聞と異なり、とにかく世界中の出来事が掲載されているので、ものすごく刺激になります。特に司法に関する記事と、日本のことを報じている記事には引き付けられますね。一昨日の新聞には、日本の台風のことがNY Times で2面にわたって大きく取り上げられていました。続報が出てくるか、注目したいです。昨日の新聞には、タイの裁判官が、判決朗読中に、上層部の判事から判決内容に関して圧力があったことを公表し、すぐに自殺を図ったというショッキングな出来事が報じられていました。

ただ、司法に関する記事に関して、断然面白いのは、実は、国際面ではなく、アメリカ国内の記事です。
先日は、トランプ大統領が、税金納税記録を開示するように争われている裁判において、大統領側が、免責特権を主張して拒否していたところ、連邦地裁がこの訴えを退け、開示命令を出したという記事がありました。
私が感動したのは、下記の部分です。

The judge said Mr.Trump’s lawyers were,in essence, arguing that the president,along with his family,associates and companies,were above the law. “This court finds aspects of such a doctrine repugnant to the nation’s governmental structure and constitutional values,” wrote the judge,who was appointed the bench in 1999 by President Bill Clinton.
1999年にクリントン大統領によって任命された裁判官は、トランプ大統領の弁護団は、つまるところ、大統領は、家族や関係者、関わっている会社を含め、法の上の存在であると主張している、と述べた上で、「当裁判所は、そのような主張は、この国の成り立ちや憲法的価値観と全く調和しないと考える」と判示した。

いやー、まさしく、the Rule of Law、法の支配ですよね。法律の勉強を始めて最初に習う、最重要概念が、「法の支配」です。どんな国家権力も法の下に存在し、法を逸脱することはできない。

でも、実際、その言葉を日本の実務の中で実感したこと、私は残念ながらありません。
単に、この種の分かりやすく国家権力を相手にする訴訟に関わっていなかっただけかもしれませんが、でも、余りにも大事なのに、日本にはやはり根付いていないとアメリカに来てから痛感しているような気がします。具体的にご紹介しようとすると長くなってしまうのでやめておきますが、日本での色々な活動を振り返ってそう思うようになりました。

アメリカでも、その感覚がどこまで「根付いている」と言えるのかはわかりません。
でも少なくとも裁判官が自分の言葉で堂々と国家観、憲法観を語って権力と対峙している姿に感動しました。

もちろん、トランプ大統領はカンカンで、現在、高裁に上訴中です。
どうこの手続きが進んでいくのか注目したいです。






Last updated  2019.10.17 23:23:47
2019.10.12
カテゴリ:留学

今日は、朝から雨風強く気温も低く、ロースクールまでの徒歩通学が大好きな私も、向かう途中で、傘ごと吹き飛ばされそうになったりして、心が折れて、家から近いユニオンという学生が誰でも自由に使える生協みたいな場所で勉強を開始しました。

ユニオンには、スタバとかWendy'sとか食べるところも文房具を買えるショップも携帯やPCを繋げる電源もあって、何より、学生がざわざわしている雰囲気が好きで、お気に入りです。夜中の12時まで空いているんですよ。ユニオンに限らず、学生が思う存分勉強できる場所が、キャンパス内に沢山あります。久々のユニオン、居心地が良くてそのままずっといたかったけれど、お昼には、ロースクールで講演会があるので、頑張って歩いていきました。真夏に図書館の寒さに耐えかねて買ったフリースが暖かいです!



雨でも講演会のため頑張る価値3つ。

ひとつは、トピックが本当に様々で面白いということ。思い出せる限りでも、イリノイ州の憲法制定50周年を迎えての評価と見直しポイント(イリノイ州の上院議員でlawyer)、資本主義と修正社会主義どちらが優れているかのディベート(どこかの州の元司法長官vsUIUCの経済学部教授)、女性弁護士のキャリアの重ね方についてのPD(UIUC卒のlawyers)、両生類絶滅の危機と環境法(探検家だけどUIUC でlawも学んだ人)などなど、話題も多岐に渡っていますし、本当に色々な方が来てくださるので飽きないんです。英語を聞き取れるかどうかは、その時々によります。カジュアルな話題だからと言って聴き取りやすいわけじゃないですね。でも、英語がしっかり分からなくても、passionとかenthusiasmは分かります。皆、カッコいいです!

もう一つは、学生の質問が素晴らしいこと。どの講演会にも必ず質問コーナーがあるのですが、必ず手が上がりますし、それぞれのバックグラウンドに根差した質問もあって、すごいなぁって素直にいつも大感動します。資本主義のディベートの時は、アフリカから来た学生が資本主義が奴隷制と深く結びついて発展してきた点をどのように考えるか、なんて堂々質問していて(しかも偉い人なんだろうなと思われる、元司法長官に)こういう質問がパッと出る日頃の思索の深さ、勉強の幅広さ、かなわないと思いますね。感心しているだけではなく自分も質問したいんですが、なかなか勇気が。ずっと課題なので、なんとか殻を破りたいです。

3つ目は、大体フリーのランチが出ること。今日は、自分で作るハンバーガーみたいなランチでしたが、ピザとかサンドイッチのときもあります。私が一番好きなのは、宝箱みたいに、サンドイッチ、チーズ、チョコチップクッキー、果物、サラダ、キャンディなんかがギッシリ詰まっているランチボックスです。ランチボックスだと嬉しくなります。クッキーだけは甘すぎて食べられないので、他の学生にあげますが(笑)。

水木連続のComplex litigation の授業が終わったので、ちょっとだけ心を緩めている今日です。
それにしても寒い寒い。風邪ひかないように暖かくして過ごします。


日本も台風で大変みたいです。
大切な人たちが沢山住んでいる大切な国です。
どうか被害が出ませんように。心から祈っています。







Last updated  2019.10.12 05:37:14
2019.10.11
カテゴリ:留学
1ヶ月遅れで先週から合流したcomplex litigationの講義、今日が4回目です。初めの2回は、予習がほとんどできないまま臨んだので、何が何だか分かりませんでした。本当にさっぱり分からなかったです。あなた、アメリカに本当に4ヶ月いたの、何してたのって自分に聞きたいくらいでした。

そして、昨日の3回目は、予習はきちんとしたつもりだったのに、教授の話が予想外の判例の説明に移ってしまい、1、2回目ほどじゃないにしても、やはりついていけませんでした。
他の学生が教授の質問に答えたり、熱心に皆の前で質問したりしている姿を見ていて、こういう講義はアメリカらしくて本当に素敵だと思いはしましたが、自分も参加したいのに、という情けなさと悔しさが強かったです。

そして4回目の今日。予習した場所からずれなかった、教授がパワポのスライドを使った、などの要素はあるものの、初めて、授業の内容がある程度、6、7割くらい?分かりました。
細かいところまでは勿論聴き取れなかったので要、要、要復習ですが、でも、とっても嬉しかったです。

教授の言っていることも最初は何か英語圏ではない違う国にうっかり迷い込んでしまって呪文を聞かされているかのようだったのですが、今日は、仰っていることがsentenceになってちゃんと分かりました。皆が笑ったところで、意味が分かったので一緒に笑うこともできました(皆が笑っているときに意味が分からなくてしょんぼりしているのは本当に寂しいんです、笑)。
教授の質問の意味も分かりました。答えも分かりましたが、手をあげる勇気も英語で言う勇気も出なかったのが残念です。今後の課題ですね。

あと先週は、辞書を引いているうちに眠くなってくるくらいテキストを難しく感じて、読むのもノロノロ亀のスピードだったのですが、調べた語彙が増えてきて、言い回しにも慣れてきて、ウサギとはいきませんが、ペンギンくらいのスピードにはなってきたような気がします。一度調べたはずの言葉でも違う意味で出てきたりするので、いくら頑張っても、拾い読みで文意を取れる日本語のスピードにはならないと思いますが、でも、こうやって少しずつ速くなれば良い、いや、速くする、って思っています。

まだまだまだまだまだまだーーーー無限大、です。
それはよく分かっていますが、でも、それでも、ちょっとずつでも、進んでいこうと思います。

私は一杯勉強したいことがあるから、留学したんです。
だから絶対諦めません。






Last updated  2019.10.11 05:16:26
2019.10.06
カテゴリ:留学

先週前半は、連日30度超えで暑いくらいだったのに、朝晩だけではなく日中もぐっと気温が下がってきました。暖かい日の光を惜しむように、今日は、日中、大学のキャンパスでの息子のスケートボード練習に付き添いました。

とにかく広いキャンパスですが、Main Quadと呼称される大学入口すぐの広大な芝生広場は、少し傾斜をつけた小道が芝生を横切るように沢山走っていて、車も入ってこられないので安全安心です。

夏の強い日差しではなく、本当に短いといわれる秋の穏やかな陽差し、涼しい風に身をゆだねながらゆっくり歩いているだけでしたが、講義が始まったり、小学校の行事が色々あったりしたせいか、忙しかった先週で溜まってしまった疲れがゆっくり空気に溶け出して癒やされていくような感覚を味わいました。大学のキャンパス、行く度にほっとします。気がつけば当たり前の風景になってしまっているけれど、日本に戻ったらどれほどこのキャンパスを懐かしく思い出すのでしょうね。

大変なことは沢山あります。特に研究をどう進めていけばいいのかは、未だに方向性が定まりません。
でも自分の頭と心で考えながら、一歩一歩進んでいきたいですし、逡巡の一瞬一瞬も大切にしていきたいです。

家に帰ると、注文していたFederal Rules of Civil Procedureが届いていました。Case Lawの国でも条文解釈は勿論大切です。来週からの講義に備えてまた勉強しなければ。




でも今は土曜日の夜です!
もう一日週末がありますので、リラックスして過ごしたいです。







Last updated  2019.10.06 09:24:44
2019.10.04
カテゴリ:留学
先日、子供たちが通う小学校で、学校に歩いてきましょう!というwalking dayがあり、いつもスクールバスで行く距離を、子供たちと一緒に歩いていきました。楽しくお喋りしながら集合場所の公園に着き、朝の空気の中、親子でヨガ体操を教えて頂き、身体がしなやかになった気がします!
びっくりしたことに、その様子が地元新聞に載りました!私も密かに載っていますので、探してみてください!ウォーリーを探せ、の世界の小ささですので、見つけられたら凄いです(笑)!



せっかく小学校まで行ったので、そのまま、少し子供たち(11歳息子、7歳娘)の様子を見学させて頂きました。
幸運なことに、クラスでの様子に加えて、ESL (English Second Language)の授業も見学できました。先日のESLクラスでは、紙袋にペン、スティック糊、消しゴム、マーカー、鉛筆削り等を入れて、目をつぶって中を探り、掴んだものの名前をいうというゲームを通して、ボキャブラリーを増やす試みがなされていました。学年毎に2〜4人の少人数で手厚く、専属の先生が子供たちに非常に自然に子供たちに英語に親しむように誘導していて、なるほど、こうやって英語に親しみを感じるようにするのね、と感心しました。子供たちの国籍はバラバラで、日本以外では、中国や東欧、スペイン語圏の子供たちのようでした。
こんな教育を公教育で税金を投入して実施してくれていることに、マイノリティーとしては感謝しかありません。日本の公教育は、外国籍の子供にどう接しているのだろう、と今更ながら自分の国のこともよく分かっていないことを恥ずかしく感じました。

クラスでは、時間の関係で主にFirst gradeの娘のクラスを見学したのですが、今、理科で蝶の生態を勉強しているようなのですが、教室に幼虫、蛹のビンがある上、卵、幼虫、蛹、蝶の模型も示しつつ、蝶の一生についてのごく短いテキストを読むという授業が行われていました。理科と国語が一緒になったような授業なのかしら。
テキストの読み方が、指で単語を追いながら、各単語の冒頭の発音のヒントを先生が出しながらゆっくり音読していくというもので、やっぱり、アメリカ人の子供も、発音、音読が基本なんだ!!!と実感しました。今は違うのかもしれませんが、私が英語の勉強を始めた中学生の頃は、ひたすら文法とwritingだった気がします。それはそれで役には立っているのですけど、結局は、話せて聞けないとコミュニケーションの道具としては使えないよねえ、と痛感している私としては、やっぱり!!!と思った見学でした。

子供たちの担任の先生とも、少しですがお話できて、良かったです。
子供たちがいるとどうしても時間のやりくりが必要になりますが、law schoolや大学だけでは学べない世界を知ることは、得難い機会だと思っています。もちろん、子供たちにとってもこのアメリカ生活が実り多き日々であると良いなあといつも願っています。






Last updated  2019.10.04 10:44:24
カテゴリ:留学
Fall Semesterは、8月最終週から始まっていたのですが、前々から決まっていたユタ報告の準備に集中しないととても間に合わない状況だったので、Host Professor ともご相談し、ユタ前は、law schoolの講義は取っていませんでした。
でも、今季開講の、complex litigation (複雑訴訟)は、私の研究テーマと関係が深いため、1ヶ月遅れでも良い、途中からでも合流させて下さい、と担当professorにお願いし、どうにか聴講許可を頂いたので、昨日から合流しています。

感想。
超難しいです。日本でも当事者多数の訴訟手続きって難しいですよね。それのアメリカ版ですので、まず、basicな訴訟手続きの基本的理解があることが前提ですし(残念ながら、まだないです、、、)その上、この分野に関してはアメリカ特有の制度が沢山あるところ、1ヶ月分の遅れを取り戻しつつ、でも、まさに今一番興味のあるmulti district litigation の制度説明に差し掛かるところなので、同時にそこの部分の予習もしないと、せっかく講義に出てもついていけません。

そしてまたテキストが超難しいです。ケースがいっぱい載っているのですが、複雑訴訟なので、当事者多数、事案複雑で、事案の把握だけで時間を費やしてしまいます。でもこのプロセスはcase law の国アメリカでは避けられない。





大変だーーー。超勉強不足だ、いっぱい勉強しないと、、、と引き締まる思いです。
でも、全部自分で決めたことなので、絶対に頑張ろうって思っています。
今日の授業の後は、きっとこれまでの1ヶ月でやったことなんだろうな、こんなこと聞いたらバカって思われるかなと一瞬思いましたが、もうそんなこと気にしている立場でも状況でも全くないと思い、教授にいくつか基本的なことを質問させて頂き、そーなんだーーーって納得できました!

一個一個解決して、一歩一歩進んでいくしかないですね。
頑張ります!!!






Last updated  2019.10.04 05:19:03

全135件 (135件中 61-70件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ... 14 >


© Rakuten Group, Inc.