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弁護士YA日記

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2022.04.02
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先日の記事​でご紹介したロシアのセーラ(仮名)のフェイスブックのプロフィール写真が気付くと真っ黒になっていた。ウクライナ国旗どころか、セーラの明るい笑顔まで黒一色で塗り潰されている。何が起きたんだろうと胸騒ぎがして、大丈夫?心配しているよ、とDMを送ったら、大筋こんな返事が返ってきた。

・気付いてくれて、そして、気に掛けてくれてありがとう
・ロシアでは、戦争反対を公言することを禁じる法律ができた
・ロシア国内では、戦争反対を公言している人を"traitors"(裏切り者、売国奴、国賊)としてネットで晒す市民運動が起きている
・自分はアメリカにいるが、自分の両親はロシアに住んでいるので、自分がウクライナ国旗を掲げていることで両親を万が一にも危険に晒したくなかった
・でも、私はこの戦争に感じている心の底からの怒りは変わらない、だから、黒色を選んだ

・・・ちょっと心が一杯になりながら、激しい怒りの象徴である黒丸を見つめた。セーラが闘っているものの大きさ、邪悪さ、とセーラが守ろうとしているものの愛しさ、かけがえのなさが、無機質な黒一色から、この上ない程伝わってきた。

ウクライナの美しい国土がいわれなき攻撃で破壊され、罪なき人々が日々命を失い、家族を失い、日常生活を失い、先の見えない不安に苦しみ続けている。本当に辛い、辛すぎて正視に耐えないと思いつつ、いや、目をそらしてはいけないと日々葛藤している。

一方で既にロシアの兵士の犠牲も数千人に及んでいるとの報道もある。兵士にも当然に家族がいるだろう、彼を育てた両親の悲しみにも想いを馳せる。

私が報道で知る限りの今のロシアを見ていると、戦後に生まれた私が、戦争中の日本の状況をあたかも追体験しているような気持ちになって心が非常に動揺する。

今のロシアに対してと同様かそれ以上に、世界中から激しい非難が向けられていて、でも、基本的に国民に知らされるのはいわゆる「大本営発表」を通じての情報のみ。みんな、それでも、薄々、何かがおかしいんじゃないかって思っていたと思う。情報統制が、人間の本能、五感で感じることまでシャットアウトできるわけがないから。

でも、戦争反対を公言するどころか、そのような想いを抱いていると知られただけで、逮捕され拷問され命を落とすリスクに晒される。近隣同士で不満分子を見張り合う窒息しそうな社会。セーラのメッセージを見て、"traitors"を辞書で調べて(ロングマン英英だと、someone who is not loyal to their country, friends, beliefだそうです)、なんて嫌な響きの、なんて心を深くえぐる言葉なんだろうって凄まじい衝撃を受けたけど、日本語にも、数え切れない程同じ意味の言葉ありますよね。書きたくないので書きませんが、多分、戦争中は、今よりもっと公の言葉だった筈だ。

兵士の命の軽さも一緒だ。
十数年も慈しんで愛情を注いで育てた息子を赤紙一枚で国家に差し出し、「名誉の戦死」「玉砕」などの虚言装飾でその死を受け入れることを強いられる。
・・・でも、大事な息子の死を悼んでくれる人は、世界のどこにもいない。国家は勿論責任を取らない。世界は祝う、息子の死を。憎い日本の憎い兵隊の命が尽きたことは喜ばしいことであっても、悼まれることはない。正義が勝った、悪は滅びた、それだけのことだ。

全体国家の中で生きることを強いられた市民の歴史がある日本だからこそ、分かること、できることがあるんじゃないだろうか、って思うけれど、どうしたら良いのかは私にも分からない。

でも、ロシア国内のことを他人事とは思えないこと、ロシア出身者、ロシア国内の人々の個々の信条・心情にも想いを寄せる自分でいたいと思うこと、は言葉に残しておきたい。






Last updated  2022.04.02 06:14:55


2021.04.19
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​​​​4/13付けの朝日新聞に、スピードスケート選手の​小平奈緒選さんのインタビュー記事​が掲載されていた。短いインタビューなのに、非常に深みのある内容で、とても心に残った部分のみ書き留めておきたい。

まず、コンマ何秒の差で、絶対的な結果がつく世界で、彼女は、​「ありのままを見てもらい、私の生き方を表現できればと考えるようになりました」​という。結果だけではなく過程を重視したいと。お母様の「一生懸命滑っている姿を見て頂くことが唯一奈緒にできることだよ」というお声がけも本当に素晴らしい。

そして、そのような過程の充実が、どう勝負に生きるのかという記者の問いに、彼女は、内面から紡ぎ出された言葉で答えていく。

「勝負では『自分はできる』と信じることが大切です。私はただ練習をこれだけしたから、というところに自信を求めません。やっぱり人生の選択の局面を自分で決断し、生き方を自分で決めてきたということに尽きます。覚悟が宿り、選んだ道だからこそ成功ではなくても、正解と思えます」

「成功ではない道が人生において不正解という考えはないんです。創造の創って『きず』って読みますよね。傷つくからこそ最善の道ではなかったと気付き、修正の道に進んで新たな自分を“創る”ことができます」

いつもつらい道を進んでいませんか?という問いには、こんなお答え。

「それは違います。自分が進みたい方向が苦しい道だったということです。行って苦しいと思ってもいったんは受け入れることが大切。多くはそこで逃げてしまいますから」

「人生の岐路では、周囲に流されず覚悟をもって突き進まない限り開かれない道があり、人のまねでは乗り越えられないものも出てきます。自分の人生を自分で歩むからこそ成長することができ、人間として深みも出てくるんだと思います」

過程そのものを大切にすること、自分自身が選択した道で傷つきながら成長していくことが大切であること、だから自分で選択した道は、成功か不成功かにかかわらず「正解」であること。
本当にその通りだと、心の底からそう思う。
今日も沢山傷つきながら成長していきたい。​






Last updated  2021.04.19 17:50:12
2020.02.13
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サマパギー おはよう!
サンパイジュッパ またねー!

Civil Procedureの授業でお隣同士のインドネシアから来た留学生と、ちょこっとずつ日本語とインドネシア語を教え合っています。彼はすごく優秀で勉強熱心、授業中分からないことがあると、すっと手を挙げて質問する積極性が素晴らしいなあと尊敬しています。そんな彼も、インドネシア語は英語と全然違うから、ホント超大変だよ、ってこぼしています。確かに、挨拶一つとっても、全然違うもんね。みんな、頑張っているんですよね。

今朝、ローへの道を歩きながら、言葉が自在に操れないって、手足もがれているような感じだって思いました。自然に思ったことを英語で自由自在に言えて書ける魔法があれば、絶対買うんだけどな。そんな魔法は売ってないの分かっているのですが、あったら買いますね、絶対(笑)。この半年で味わったもどかしい思い、悔しい思いの総量たるや今までの一生分を超えています!

でも、こういう思いを肌で体験すること、本当に大事だということも思いました。

私たちは言葉にならないことを言葉にすることが仕事なのですが、そのためには、まず、「言葉にならない」という状態の辛さを実感する必要があるんだと思うようになりました。言葉にならないからって、何も感じていないわけじゃない、何も思っていないわけじゃない、むしろ、その分、心がはちきれそうなほど思いが溜まっているかもしれないし、押し潰されそうになっているかもしれない。

そして、自分の言いたいことがうまく伝えられなくて、「えっと、つまり、こういうこと?」ってまとめられると、ちょっと違う!って言いたいけど、でもその「ちょっと」を説明できる気がしないから、まあいいやって諦めて妥協して頷いているかもしれない。

そういうこと、私、今までどこまで分かっていただろう、想像できていただろう。本当に恥ずかしくなります。

同じネイティブスピーカーでも、話しやすい人は、言葉の相性もあるかもしれないですが、何よりも聴いてくれている!という安心感を感じます。私の拙い表現から私の言いたいことを汲もうとしてくれる姿勢がすごいというか。そういう人だと、私も、素直に、うーんとそうじゃなくて、私が言いたいのは、、、って言い直したり補足したりする勇気が湧いて、頑張って伝えたいって思うのです。諦めないで妥協しないで伝えようって。

私もそういう聴き方をできる人にならなくては、と反省します。
もどかしさ、悔しさからも何かを学んで、一歩一歩成長していきたいです。






Last updated  2020.02.13 02:05:03
2019.12.14
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余りにも突然で受け入れられない。Kさんの訃報が入った。先月お倒れになってから必死の闘病を続けてこられたが、力尽きて帰らぬ人になってしまったとのことだった。

Kさんは、私が5年前の独立前に所属していた静岡綜合法律事務所の事務局さんだった。数年前に退職されてからも、ご家族の介護などで忙しくされていたが、時折お目にかかる機会があり、その際には、いつも「葦名さん、お元気ですか。無理されていませんか」と明るく透き通った笑顔と労りに満ちた暖かな目で私を包んで下さった。プライベートで食事をご一緒するときの心底楽しそうな笑顔も心に焼き付いて離れない。

渡米直前に故中村順英先生にご報告を兼ねてお参りにご自宅にお伺いした時にご一緒し、「お土産話沢山聞かせて下さいね」と明るい綺麗な笑顔を見せて下さっていた。あんな透明感のある年の取り方をしている人は周囲に誰もいなかった。沢山の苦労を重ねてきた方なのに、何故彼女は、あんなに美しい笑顔を失わなかったのだろう。あれが最後になってしまったなんて、信じられないし、信じたくない。

弁護士にとって、事務局は、家族とは又違う意味で、もっとも身近な同志だ。少なくとも私にとって、事務局さんが単なる従業員であったことは、これまでのキャリアで一度もなかった。仕事面でいつも支え助けて下さる存在であることは勿論、精神的に辛いときも、事務局さんの笑顔や言葉にいつも励まされてきた。どんな仕事も多かれ少なかれそうなのかもしれないが、弁護士はとてつもなく孤独な仕事で、本来的に誰にも分かち合ってもらえない重荷を常時抱えている。それでも、敢えて唯一「分かち合える」という想いを抱けるとすれば、それは、私の場合、常に事務局さんだった。歴代事務局さんたちには、本当に献身的に支えてきて頂いた。

Kさんもそんな事務局さんの一人だった。
静岡綜合に所属していた時代は、私事や事務所内のことに関してだけでも、中村先生が急に倒れたり、私の二回の出産があったり、弁護士数の増減があったり、最終的に独立することになったりと、かなりバタバタしていた。その上、この時代には、本来業務の他に、関弁連や日弁連の仕事をするようにもなっていたから、毎日が綱渡りのような生活だった。

色々な疲労が溜まっていたのだろう。どうにも目眩が止まらなくなった時期があった。Kさんは、労りに満ちたまなざしながら、かなり強い調子で「葦名さん、お疲れなんですよ。ちゃんと休んで下さいよ」「私も目眩の持病があります。どんなに辛いか分かります、休むしかないです」と言って下さった。
また、諸事情で独立を決めた時、事務所に迷惑をかけることを詫びる私に、「葦名さんは何も悪くありません、ご自分を大事にして下さい」と言って下さった。
「迷惑をかけられない」という想いを、迷惑をかけられる側であるときですら、溶かしてくれる人だった。

何故こんなに早く、何故こんな急に。
理不尽すぎて、到底受け入れることができない。
Kさん、聞こえますか。葦名です。私は、Kさんに会いたいです。もっとあなたの笑顔を見ていたいです。さようならは言いたくないです。

Kさん、今まで本当にありがとうございました。本当に本当に本当にありがとうございました。









Last updated  2019.12.14 05:57:03
2019.12.03
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Thanksgiving の休暇、ゆっくり心身を休めて、前に進むエネルギーをチャージできました。
家族や友人と過ごした宝物のような時間、ずっと私を支えてくれるでしょう。

最終日は、予定を入れずにのんびり家にいたのですが、TEDで、偶然、下記動画を発見し、遠い子供時代に家にあった本で知った、「白いバラ」という美しい名前とあまりにも過酷な最期に衝撃を覚えたことを急激に思い出しました。
ナチス政権下では、ゲシュタポと呼ばれる秘密警察が人々の思想信条を厳しく取り締まっていたのですが、その中で、ナチス政権に強い疑問を抱き、密かにナチス政権を厳しく批判する匿名のビラ(white Rose とだけ署名)を巻いた兄妹が、国家反逆(転覆)罪で死刑に処せられるという悲しい運命がこの動画の主題です。

https://youtu.be/ZtOKRsF6Rr0

主人公のショル兄妹は、ドイツでは誰もが知る国のヒーロー、ヒロインだそうです。
詳しくは、下記の秀逸な署名記事をどうぞ。

https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2019/01/post-157.php

この記事に触発され、なんとか映画を見てみたいと検索したところ、なんとYoutubeにありました。
Sophie Scholl: The Final Daysと検索するとフルバージョンが見られます(すぐ消えちゃうかもしれないのですが)。

ゾフィーが処刑されるまでの最後の五日間、取調べ室と拘置所、民族裁判所、と舞台は少なく、主人公は着たきりスズメなので、映像的にはなんの華やかさもないドイツ映画ですが、英語字幕を追いながら心をずっと掴まれ続けていました。

正しいと思ったこと、守りたい者のために闘う兄妹の強さ、美しさ、迫力。
徹底否認後、証拠を突きつけられて、行ったことを認めた後の言葉の応酬が凄いです。私たちは、残虐な行為に言葉で闘ってきただけだ、自分の行為を誇りに思う。ゲシュタポの取調官に21歳の女性が立ち向かいます。取調官の心も揺れ動いているのが伝わってきます。
取調べの実際の記録に基づいて再現されたやりとりとのこと、76年前の緊迫感が息詰まる鮮やかさで蘇ります。

その美しさ、強さの対極にあるのが裁判所です。
ハイルヒットラーという敬礼から始まり、傍聴席もナチス関係者で埋め尽くされたまるで見せ物のような裁判。
兄妹を一方的に、「寄生虫」と罵り怒鳴るだけの「民族裁判所」の裁判官。
守るべき被告人のために、ただの一言も発しない黒い法服の国選弁護人。あなたの仕事は何ですか?

私の感覚では、とても「裁判」とは呼べない一方的な審理直後の死刑判決。
言い渡し後、即日の残酷なギロチン処刑。

法の支配のかけらもない場面の連続が、76年前の現実であるという重すぎる事実に、心が震撼しました。

私がこの時代に生きていたら何を考えたのか、どう行動したのか。
そして、今を生きる者の責任は何か。どう生きるべきか。

いろんなことを考えました。
正しく明確な答えがなくても、いろんなことを考えながら生きる一瞬を、真剣に積み重ねていきたいです。






Last updated  2019.12.03 07:20:53
2019.07.15
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今週は、プレゼンの準備が最重要課題で、常に考えている感じです。漠然としている思考をアウトプットできるレベルにするのは本当に大変です。
でも、日本で難しい準備書面に取り組んでいたときと一緒で、逃げないで考え抜くしかないです。
本当に私が伝えたいことは何なのかということを。

そんな心境の時に、心に響くのは、こちらのスピーチ。
以前にもブログにご紹介したことがあったのですが、スピーカーは、Stacey Abramsさんという、昨年のジョージア州選挙で、米国史上初のアフリカ系アメリカ人女性候補として、共和党の白人候補に肉薄した方です。このスピーチは、ものすごいデッドヒートだったにもかかわらず、選挙の公正さにも大きな問題もあり、結果としては敗戦してしまった後に、収録されたものなのですが、実体験に根ざした言葉の迫力に圧倒されます。悔しさ、悲しさ、無力感を乗り越えて、それでも頑張るのは何故なのか、彼女が彼女自身に向き合って大切にしてきた哲学は、聞く人の心を打ちます。わずか12分38秒とは思えない鋭さ、濃密さ。本当に凄い、何回聞いても、感動する場所が違います。それくらい、本物の言葉がスピーチ全体にちりばめられているんですよね。

https://www.ted.com/talks/stacey_abrams_3_questions_to_ask_yourself_about_everything_you_do

今日、感動したのは、6分5秒あたりに出てくる Do not allow setbacks to set you back.という部分、わっと観衆が湧いて拍手が起きます。自分の野心に忠実であれ、自分に後退を許すなという文脈ですね。
私も拍手したくなっちゃう。今の自分に響きます。

勿論、そんなことばかり考えていても進まないときは進まないのでメリハリも大事ですね。
今朝は、家のすぐ近くの、手付かずの野生の花畑が一面に広がる公園を散歩しました。途中のベンチでちょっと休憩していたら、漆黒に鮮やかなオレンジのラインが入った小さな綺麗な鳥が近くまで飛んできてくれました。なんて綺麗な鳥!飛ぶ姿も何とも美しくて、綺麗!の一言です。

心がはっと煌めく瞬間、躍動する瞬間、本当に愛しいです。






Last updated  2019.07.15 07:16:32
2019.06.30
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ハードなIEIに生活を支配されすぎて、自分の研究も、TEDも民主党の候補者討論会も本当に何一つ見られなくてただただ疲れる今の状態を改善しようと色々画策中なのですが、その一環として今日から研究を日々の生活に組み込むことにしました。だって、そのために来たのですから!

ただ、日本語の法律用語を英語でなんていうのか、でいきなり躓きました。
私が困っていたのは、積極損害、消極損害、という分類がそもそもアメリカ法にあるのか、あるとしてどう訳すのか、だったのですが、大学に全米有数の蔵書数の多さを図る図書館はあるけれど、何をどう調べたら分かるのかが分からないと行っても仕方ないんですよね。
librarianに聞こうにもなんて聞けば良いの?ということですよ。

こういう時は、超先を行く先行研究をされている先輩弁護士、中村多美子先生だと思い、SOSをお送りしたところ、旅先にいらしたというのに、すぐに、英訳と参照した本の名前と著者を教えて下さいました。本当にありがとうございます!!!ちなみに中村先生は、元々超高速回転頭脳の持主の上、他人と比べてではなく、自分に対して超負けず嫌いの悔しがりで、その上、超努力家なので、超×3で無敵です。本当に心からご尊敬申し上げております。

本当に助かったなあ、ありがとうございます!と思って、家に帰ってTEDを見ました。ああ、幸せです、好きなことができるのがこんなに嬉しいなんて。

そしてまた今日見たTEDが、タイムリーにも、How to ask for helpというトピックでした。
人に上手に助けを求めることは避けるべきこと、恥ずかしいことじゃなくて、現代社会を生きるために必要なスキルなんです、うまく助けを求められるようになりましょう、みたいな内容で、ここのところ、自分で頑張るだけじゃなくて、できない、辛い、無理、限界、助けて、って言えるのは大事だなと少し実感し始めていたところだったので、とても納得できました。

https://www.ted.com/talks/heidi_grant_how_to_ask_for_help_and_get_a_yes

濃密な6月がもうすぐ終わります、時が経つのは早いけれど、時に流されずに生きていきたいです。






Last updated  2019.06.30 13:48:11
2019.06.24
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こちらでは、まだギリギリ6月23日です。
今日は沖縄慰霊の日です。今を生きる私たちがもっと知らなければならない沖縄戦。

今年の3月、静岡おやこ劇場の演目に、沖縄戦を取り上げた劇がありました。
修学旅行でひめゆりの塔を訪れた高校生に、ひめゆりで亡くなった女子学生が乗り移り、沖縄戦のガマでの余りにも悲惨な出来事と現代の平和な修学旅行を行ったり来たりするというすごい劇でした。

http://www.shizuokaoyako.org/2019/04/19/post-7280/

甘いものが食べたい、スカートが履きたい、大声て好きな歌を歌いたい。
大それたことではない、ささやかで当たり前の青春が欲しかっただけ、看護に従事しているとはいえ、どこにでもいる普通の女の子が主人公です。

負傷兵の足を麻酔無しで切り取る咆哮響き渡る手術に立ち会わされたと思えば、日本軍から理由も示されず転進せよという非情な命令が出て歩けない人たちを置き去りにせざるを得ないまま、砲弾が飛び交う中、ガマから移動。
支え合ってきた親友も薬がないために破傷風が悪化、必死に支えて歩こうとしても彼女の力ではとても支えられず、見捨てるしかなかったー。

受け止め切れない現実は、悪夢そのものです。

役者さんたち迫真の演技も凄まじく、涙がずっと止まりませんでした。
彼女たちは悲劇のヒロインになりたかったわけじゃない、普通に今を生きたかっただけだったと思います。生き残った方々の苦しさもいかばかりか。本当にごめんなさい。

色々な想いを心にたたえて、今日はただひたすら沖縄のことを想い、合掌です。






Last updated  2019.06.24 13:50:01
2019.03.23
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​イチロー選手が引退を発表した。
どこかで「それぞれの人の中に、それぞれのイチローがいる」というようなコメントがあったが、本当にそうだなあと思う。

私も、2011年にイチロー選手の言葉に触れ、心を揺さぶられ、書き留めたことがある。
私は、当時、諸事情で、「心がポキッと折れていた」ので、彼の言葉に共振した。そして、彼の境地には到底辿り着けないとしても、あれほどの超一流のアスリートでも、「心が折れる」ということがあるのかということに驚いたし、同時に、少し安心もしたことを覚えている。

https://plaza.rakuten.co.jp/yyy0801/diary/201110020000/

今回の引退会見でも、何気なく発せられる言葉の奥にある煌めきに感じ入った。
特に、心の底から共感する部分は下記のやりとり。

Q:生きざまでファンの方に伝わっていたらうれしいことは

A:生きざまというのは僕にはよく分からない。生き方という風に考えれば、先ほどもお話ししましたけど、人よりも頑張るなんてことはとてもできない。あくまでも「量り」は自分の中にある。量りを使いながら、自分の限界をちょっと超えていく。そうするといつの日かこんな自分になっているんだ。少しずつの積み重ねでしか、自分を超えていけないと思っているんですよね。一気に高みにいるとすると、今の自分とギャップがありすぎて、それを続けられない。地道に進むしかない。ある時は後退しかしない時もあるので、自分がやると決めたことを信じてやっていく。でも、それは正解とは限らない。間違ったことを続けているかもしれない。遠回りをすることで、本当の自分に出会えると思っている。今日のゲーム後のファンの方の気持ちを見た時に、ひょっとしたらそんなところを見てくれたのかなと思います。

​「量り」は自分の中にある。
今日よりも明日、明日よりも明後日、今いる自分を、ほんの少しでも超えていく。
正解かどうかは分からなくても、とにかく前に進もうと日々努力する。
本当に地道な積み重ねでしか壁は突破できない。

本当にその通りだと思います。
今日の自分に今の自分に負けたくないと日々思います。







Last updated  2019.03.23 04:18:24
2019.02.27
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​数年前の沖縄出張の際、旧海軍司令部壕を訪問した。
凄惨な記憶が詰まった狭く暗い壕の中に入り、下記大田實少将が昭和20年6月6日、海軍次官に宛てて書いたという文章を読んだ瞬間、頭も心が一杯になって、周囲の色彩がなくなり、何も耳に入らなくなった。ずっと書きたかった体験だったのだけど、言葉にしようと思っても、これしか書けない。

「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」

73年前に太田少将が、自決を前にどうしても伝えたかった想いが、電文に乗って、私の心にも流れ込んでくる。
今、私たちが、沖縄の人々に対して行っていることを太田少将が知ったらどう思うだろう。
私は、一人の日本国民として本当に悲しいです。

http://kaigungou.ocvb.or.jp/shiryokan.html#denbun

(原文)

発 沖縄根拠地隊司令官

宛 海軍次官

左ノ電□□次官ニ御通報方取計ヲ得度
沖縄県民ノ実情ニ関シテハ県知事ヨリ報告セラルベキモ県ニハ既ニ通信力ナク三二軍司令部又通信ノ余力ナシト認メラルルニ付本職県知事ノ依頼ヲ受ケタルニ非ザレドモ現状ヲ看過スルニ忍ビズ之ニ代ツテ緊急御通知申上グ

沖縄島ニ敵攻略ヲ開始以来陸海軍方面防衛戦闘ニ専念シ県民ニ関シテハ殆ド顧ミルニ暇ナカリキ

然レドモ本職ノ知レル範囲ニ於テハ県民ハ青壮年ノ全部ヲ防衛召集ニ捧ゲ残ル老幼婦女子ノミガ相次グ砲爆撃ニ家屋ト家財ノ全部ヲ焼却セラレ僅ニ身ヲ以テ軍ノ作戦ニ差支ナキ場所ノ小防空壕ニ避難尚砲爆撃ノガレ□中風雨ニ曝サレツツ乏シキ生活ニ甘ンジアリタリ
而モ若キ婦人ハ卒先軍ニ身ヲ捧ゲ看護婦烹炊婦ハ元ヨリ砲弾運ビ挺身切込隊スラ申出ルモノアリ

所詮敵来リナバ老人子供ハ殺サルベク婦女子ハ後方ニ運ビ去ラレテ毒牙ニ供セラルベシトテ親子生別レ娘ヲ軍衛門ニ捨ツル親アリ

看護婦ニ至リテハ軍移動ニ際シ衛生兵既ニ出発シ身寄無キ重傷者ヲ助ケテ敢テ真面目ニシテ一時ノ感情ニ馳セラレタルモノトハ思ハレズ

更ニ軍ニ於テ作戦ノ大転換アルヤ夜ノ中ニ遥ニ遠隔地方ノ住居地区ヲ指定セラレ輸送力皆無ノ者黙々トシテ雨中ヲ移動スルアリ

是ヲ要スルニ陸海軍部隊沖縄ニ進駐以来終止一貫勤労奉仕物資節約ヲ強要セラレツツ(一部ハ兎角ノ悪評ナキニシモアラザルモ)只々日本人トシテノ御奉公ノ護ヲ胸ニ抱キツツ遂ニ□□□□与ヘ□コトナクシテ本戦闘ノ末期ト沖縄島ハ実情形□一木一草焦土ト化セン

糧食六月一杯ヲ支フルノミナリト謂フ


沖縄県民斯ク戦ヘリ
県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ

※文中の□部分は不明


(現代語訳)

沖縄県民の実情に関して、権限上は県知事が報告すべき事項であるが、県はすでに通信手段を失っており、第32軍司令部もまたそのような余裕はないと思われる。県知事から海軍司令部宛に依頼があったわけではないが、現状をこのまま見過ごすことはとてもできないので、知事に代わって緊急にお知らせ申し上げる。

沖縄本島に敵が攻撃を開始して以降、陸海軍は防衛戦に専念し、県民のことに関してはほとんど顧みることができなかった。にも関わらず、私が知る限り、県民は青年・壮年が全員残らず防衛召集に進んで応募した。残された老人・子供・女性は頼る者がなくなったため自分達だけで、しかも相次ぐ敵の砲爆撃に家屋と財産を全て焼かれてしまってただ着の身着のままで、軍の作戦の邪魔にならないような場所の狭い防空壕に避難し、辛うじて砲爆撃を避けつつも風雨に曝さらされながら窮乏した生活に甘んじ続けている。

しかも若い女性は率先して軍に身を捧げ、看護婦や炊事婦はもちろん、砲弾運び、挺身斬り込み隊にすら申し出る者までいる。

どうせ敵が来たら、老人子供は殺されるだろうし、女性は敵の領土に連れ去られて毒牙にかけられるのだろうからと、生きながらに離別を決意し、娘を軍営の門のところに捨てる親もある。

看護婦に至っては、軍の移動の際に衛生兵が置き去りにした頼れる者のない重傷者の看護を続けている。その様子は非常に真面目で、とても一時の感情に駆られただけとは思えない。

さらに、軍の作戦が大きく変わると、その夜の内に遥かに遠く離れた地域へ移転することを命じられ、輸送手段を持たない人達は文句も言わず雨の中を歩いて移動している。

つまるところ、陸海軍の部隊が沖縄に進駐して以来、終始一貫して勤労奉仕や物資節約を強要されたにもかかわらず、(一部に悪評が無いわけではないが、)ただひたすら日本人としてのご奉公の念を胸に抱きつつ、遂に‥‥(判読不能)与えることがないまま、沖縄島はこの戦闘の結末と運命を共にして草木の一本も残らないほどの焦土と化そうとしている。

食糧はもう6月一杯しかもたない状況であるという。

沖縄県民はこのように戦い抜いた。
県民に対し、後程、特別のご配慮を頂きたくお願いする。






Last updated  2019.02.27 00:45:47

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