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弁護士YA日記

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弁護士業務

2022.06.16
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カテゴリ:弁護士業務
 法学セミナー最新号の特集は、​「ここに弁護士がいてよかった」​と題するひまわり基金法律事務所大特集!!!

 ひまわりOBとしては、この文字が目に飛び込んでくるだけで、こみ上げるものがあります。「ここに弁護士がいてよかった」は、それだけ象徴的な、ひまわり弁護士の価値をこれ以上ない程まっすぐに体現する言葉なのです。それにしても、なんて大きな「ここに弁護士がいてよかった」!
私たちにとって大切な言葉をタイトルとして特集を組んで下さった法学セミナー編集部のご英断に、一人のひまわりOBとして、心から感謝申し上げます。

 編集委員会の中隆志弁護士によると、元々法学セミナー2021年9月号から開始した同名の連載が読者に好評で、「もっと読みたい」に応えて今回の特集になったということ、つまり、先人達のバトンリレーがこうして結実したということなんですね。しみじみと嬉しく、また感慨深いです。期も赴任地もばらばらで、書く内容も多種多様、それなのに世代も地域も越えて共有できる価値観が、読者の心を掴んだのではないかと思います。
 これまで一年間リレーを繋いできて下さった方々、またこれからも繋いでいって下さる方々、本当にありがとうございます。

 そして、この要請に応えるための特集を企画された編集委員会のご尽力にも、ただただ頭が下がります。ひまわり赴任後のキャリア形成、ひまわり弁護士同士の協働、養成弁護士の奮闘記、後任所長に引き継いだばかりの所長からのホットな報告、ひまわり基金制度そのものの説明、編集委員会の思い出に残る記事も紹介しつつの座談会、最後はひまわりの母、松本三加弁護士のエッセイで締め括るという完璧な構成で、読者を飽きさせません。

 私自身、一気に特集記事を読み終わった後、充実した読後感、心を澄み渡らせていくような清涼感と共に、松本弁護士が書いていらっしゃる通り、「希望に満ち溢れた将来ある方々に向けて、たすきをつなぎ、学びと成長の先に広がる世界を分かち合いたい」と心から思いました。
 
 なお、私もひまわり基金20年を振り返るという趣旨で、寄稿させて頂きました。自分のキャリア形成の中にひまわり赴任がどう影響を与えたのかという初めて設定する視点でこれまでを振り返ることは、私にとって、新鮮かつこの上なく楽しい体験でした。
 私を育てて下さった養成事務所、赴任先の地域の方々、歴代相馬ひまわり所長と事務局をはじめ、沢山の大切な方々への心からの感謝と敬意を込めて、また、読者の方々にひまわり弁護士が世代を超えて大事にしてきた価値観を私の言葉で伝えたいという想いで、心を傾けて書きました。読んで頂けたらとても嬉しいです。


 最後に、今日も、全国津々浦々で、地域の方々のために良質な法的サービスを届けていらっしゃるすべてのひまわり弁護士に心からのエールを送ります。
 皆様、どうぞお身体にお気をつけて。いつも心から応援しています!






Last updated  2022.06.17 09:42:54


2022.04.20
カテゴリ:弁護士業務
昨日、当事務所で弁護修習されたAさん、静岡大学法科大学院を修了されたご縁でお食事をご一緒したMさんから、二回試験、無事合格のお知らせを頂きました!

実務法曹になるための、最後の関門、二回試験は、合格率は非常に高いものの、レベルもまた高い試験ですので、試験勉強本当に大変だったと思います。
無事に難関突破され、晴れて、実務法曹となられることを心からお祝い申し上げます。

自分のことのように嬉しいお知らせに、弁護士19年目に入ろうとする私も、初心を鮮やかに思い出しました。
一生勉強して、一生成長を続けられるように、今日も努力を重ねたいと思います。

先日、ご逝去された社会学者の​見田宗介さんの追悼記事​に、「生きることと学問することとはひとつになりうる」ことを教えてくださった方という下りがあり、心からはっとしました。生きることは学ぶこと、学ぶことは生きること。あらゆる人にあてはまる言葉かもしれませんが、他人のために勉強する責任がある実務法曹にとっては、とりわけ大切な言葉だと感じました。

Aさん、Mさん、心から応援しております。
もし何か私でお役に立てることがありましたらお気軽にご連絡くださいね。
私も、お二人と同様に、日々成長していきたいです。また、お会いできる日を楽しみにしています。






Last updated  2022.04.20 09:06:05
2022.04.12
カテゴリ:弁護士業務
今週末4月16日(土)11時から、​「あなたも『ひまわり基金弁護士』に!~都市型公設事務所・養成事務所による合同説明会~」​というイベントがあります。

申し込みはまだ受け付けているそうなので、ひまわり基金法律事務所にご関心のある方は、是非どうぞ!

私も、座談会と参加者との意見交換会に参加する関係で、先程まで、座談会でご一緒する予定の加賀山 瞭 弁護士(弁護士法人東京フロンティア基金法律事務所・元ひまわり基金あわじ法律事務所)と打ち合わせをしておりました。

弁護士8年目の加賀山さん、19年目の私は、出身事務所も違えば、赴任時期も重ならず、今居る場所も別々と繋がりがなさそうですが、昨年、​ひまわり基金20周年記念シンポジウム​で、お知り合いになったことをきっかけに、仲良くさせて頂いています。
加賀山さん、熱い想いと堅実な安定感、柔らかな人当たりが黄金バランスでミックスされている素敵な方で、老若男女問わず素敵な人大好き星人の私は、ご縁ができてとても嬉しいです!

そんな加賀山さんとの対談なので、とても楽しみにしているものの、30分という時間をどう使うかは、なかなかの難題です。具体的エピソードが沢山あった方が良いけれど、話したいことは沢山あるしねえ~とあれこれ協議し、最終的には、「ふるさと」「仲間」「原点」という3つのキーワードを設定して語り合うことになりました。

そう、「ふるさと」「仲間」「原点」ですよ。
絶対、ひまわり基金法律事務所経験者号泣必至のパワーキーワードですよね(笑)。

私自身、対談は勿論ですが、何より、ひまわり基金法律事務所に興味を持って下さる方々とお話しできることを心から楽しみにしております。どうぞお気軽にご参加下さい。






Last updated  2022.04.12 13:08:52
2022.03.10
カテゴリ:弁護士業務
2/25に始まった、ロシアによるウクライナ侵攻には、現在進行形で、ずっと衝撃を受け続けている。
第二次世界大戦のきっかけになった、ドイツによるポーランド侵攻に居合わせた時代の人々の緊迫した気持ちを、自分が体験することになるとは夢にも思わなかったし、今でも、夢であって欲しいと切実に思う。映像で見るウクライナの状況は地獄そのものだ。罪なき人々が泣いているのを見るのは辛すぎる。

 この二週間弱、様々な情報に接し、様々なことを考えたが、何かしらのまとまった考えが明確になっているわけではない。それでも、私がランダムに感じてきたことが消えてしまわないうちに、言葉でつなぎ止めておきたい。

1,フラッシュバック

 今回の映像を見て、東日本大震災&原発事故が起きた際の、何もかもが流され、沢山の方々がお亡くなりになったり行方不明になったりした上に、原発事故により地域から人がいなくなってしまう事態に至った時と、同じレベルの喪失感、無力感を感じた。この時期は、毎年辛いのに。「その土地に人が住んでいる」という前提がなくなっていく中での法の支配は、語るのも実践するのも非常に難しい。でも、不可能ではない。それが私の11年間だった。そう考えて、意識して自分を励ましている。 

2,正確な情報の大切さ

 ただ、さすがに、チェルノブイリ原発をロシア軍掌握というニュースを目にしたときは恐怖がピークに達し、目の前が真っ暗になってしまったが、客観的な情報を、UIUC留学時代のお勉強仲間で原子力工学者の櫻原達也さんから提供頂き、少しだけほっとした。正確な情報は、生きていく上でのインフラだと、パンデミック以来思うようになっており、今回も実感したので、今後も、できるだけ正確な情報を意識して冷静に取得したいと思う。

3,個人と国家の区別

 加熱するロシア、ベラルーシに対する経済制裁、非難の声をもっともだと認識しつつも、そのことと、両国の国民一人一人がどのように考えているかは別問題だということは、抽象的には常に思ってきた。ロシア人やロシア料理店への嫌がらせは恥ずべきことだ。
 ただ、やはり、そこに生身の人間をあてはめたときに、この抽象的思考は確信に達することを体感できたので、私の個人的なレベルでの体験をご紹介したい。

 UIUCの私の同級生にも、ロシア出身のセーラ(仮名)と、ベラルーシ出身のエミリー(仮名)がいた。セーラもエミリーも、優秀、英語も上手、努力家で勉強熱心で、尊敬する勉強仲間だった。今は、二人ともアメリカにいる。
 ロースクールのイベントで、スケート場を貸し切って、皆でスケートをした時に、アフリカ出身の子が、余りにも滑れなかったので、セーラと一緒に両側からその子を支えながら滑った思い出が蘇った。このとき撮影した写真は全員笑顔満開だ。
 エミリーは、私が原発事故賠償を研究テーマにしていると知ると、元々思慮深い目の色がすっと深くなった。強い関心を示してくれ、勉強会にも参加してくれた。チェルノブイリ事故が他人事じゃない地域で生まれ育ったからだろう。

 今回の侵攻を受け、2人が、ロシア、ベラルーシの出身であるということと、2人がどういう考え方を持っているかは別問題だ、そう思って、ふとFBのプロフィール写真を見たら、二人とも、写真にウクライナ国旗をあしらっていた。そうか、これが二人の意思なんだと分かって、ちょっと胸が一杯になった。セーラは、プロフィール欄に、Lawyer, global citizenと書いていた。そうなんだよね、私たちは、法律家だし、国籍の前に、地球の市民だ。

「とってもデリケートな話なのにごめんね、でも、私は、ウクライナの人だけじゃなくて、ロシアやベラルーシで苦しんでいる人達のことを案じてきたから、あなたの写真見て、すごいなって思った。これからも法の支配の価値を大事にする仲間でいようね」的なメッセージを送ったら、昨日、セーラから、「気付いてくれてありがとう、独立国への侵攻を正当化する根拠なんて皆無だし、妄想に取り憑かれて世界とロシアを危機に陥れているプーチンに私は怒っているの」という感じのメッセージが返ってきた。

 そう、出身国やどの組織に属しているかと、個人の信条は、冷静に分けて考えなければいけない。私だって、「日本人だから」「弁護士だから」ということで、特定の考え方に与していると決めつけられては困る。これは、個人の尊厳の基盤となる大切な区別だと感じる。

 その意味で、兵庫県弁護士会が、ウクライナ侵攻後早々に、ロシアの市民へのエール、行き過ぎたナショナリズムへの警戒に言及した​会長談話​を出されたことに感銘を受けた(勝手ながら英訳をお手伝いさせて頂きました、貴重な機会をありがとうございます、いつも私の英訳を支えて下さるDaniel Young弁護士にも感謝です)。このようなメッセージが一人でも多くの人に伝わっていくことを願う。
 

4,一色に染まらないことを意識する

 数日前に、ご家族にベトナム出身の方がいらっしゃる知り合いのママ友達と、ばったり会って、ちょっと立ち話。鋭い感性を持ち、頭が良い彼女は、話すと楽しく、いつもはっとさせられる。「今回ね、ベトナムは、国連のロシアの非難決議に棄権したの。ベトナムの歴史、立ち位置、戦略、色んなところからその選択なんだなって思った」と仰っていて、はっとした。棄権した国の選択の意味、私は、全く深く考えていなかったので。
 また、彼女は、こうも言っていた。「今回、世界中が、注目しているじゃない?でも、これくらいのレベルの酷いこと、ミャンマーやアフガンでも起きていて今もまだ全然解決していないけど、世界的には無視されているじゃない。何故このニュースが別格に注目を集めるのかって、ちょっとうがった思考かもしれないけど、考えちゃった」・・・鋭い。

 世間が盛り上がっている時こそ、一色に染まらない強さ、芯となる自分の思考を冷静に保っていたいと感じた立ち話だった。

5,今一度、「法の支配」を考える

 第二次世界大戦のきっかけと似ているとはいえ、第二次世界大戦の際にはなかった仕組みが、国際連合含め、様々動いている。

 今朝見た、ドイツの通信社が配信した​ニュース​もその一例と思う。

 現在、ウクライナが、ロシアの侵攻を直ちに差し止める差し止め命令、injunction の申立てをオランダハーグの国際司法裁判所International Court of Justice (ICJ)にしているそうだ。
 ただ、そもそも、当事者両国が、ICJが管轄権を持っていることを認めない限り、判決が拘束力を持たない仕組みになっており、一方当事者のロシアはICJの管轄権を承認していないので、判決が出ても拘束力がないという。
 さらに、ロシアが聴聞手続を欠席していることに加え、進行中の戦争行為に差止命令が出されるかどうかも分からず、仮に、差止命令があっても上記のように実効性が担保されないと思われること、からなかなか厳しい道のようで、専門家は、この裁判所の命令で戦争が止まる可能性はゼロと言っているそうだ。

 それとは別に、国際刑事裁判所International Criminal Court (ICC)は、ロシアの戦争犯罪の審理を進めているところだとのこと。ICJは国と国の紛争を管轄する裁判所だが、ICCは個々人に対する戦争犯罪war crime を管轄するという違いがある。ただ、ICCの審理は、通常、数年単位で掛かっており、未だ2014年のクリミア侵攻のケースが終わっていないため、これまた実効性に疑問があるようだ。
 
 それでも、ICJ、ICCの各裁判所を利用する意味はウクライナにはあって、国際世論に訴え、ロシアの侵攻が法的にも正当化されないものだというお墨付きを得て、ロシアに、最大限の圧力をかけることにあるらしい。

 記事を読んだ限りでも、国際司法裁判所、国際刑事裁判所、双方に、様々改善点はあるのだろうし、完璧なシステムではないだろうし、よりよい世界への貢献度も不透明だ。ただ、それでも、司法の役割、機能が何だろうかと考える上で、非常に興味深いニュースだった。

 この時代に居合わせてしまった法律家の責任は、何なのか、法の支配の価値とは何か、いつも考えながら生きていきたいと思う。
 この間、考えてきたことを駆け足で書いてきて、少しだけ、心が整えられた。今日も自分の責任を果たしていこうと思う。






Last updated  2022.03.11 05:07:27
2021.10.10
カテゴリ:弁護士業務
昨日、​LAWASIAの会議​があり、最初のセッションで報告者の一人として約10分報告しました。
私にとって、初めての公式な国際会議の出席だったこと、報告のタイトルが「パンデミック下における日本の弁護士による人権擁護活動ー災害復興支援の経験を活用する視点からー」というもので自分の研究分野ではなく、仲間の弁護士の活動の素晴らしさを伝えることに主眼があったこと、から、私としては非常にプレッシャーが大きかったので、終わった時は、心からほっとしました。

下記は、視聴してくださっていた大好きな姉弁のK先生が送って下さった写真です。自分では撮れないので凄く嬉しかったです!ありがとうございました。






でも、心から、参加して良かったです。理由はいくつかありますが、敢えていうとこんなところでしょうか。

1,日本の災害弁護士のご活動は素晴らしい!

報告のテーマ的に、過去の災害時のこと、コロナ下での活動のことを、短期間ではありますが、通読し、日本の災害弁護士達が、本当に多種多様な活動を、アグレッシブにしなやかに、前の教訓を活かしてブラッシュアップしながら、コロナ下でもきっちり活かして、行ってきているのだということを強く感じました。全国津々浦々の沢山の弁護士のご尽力に改めて心から敬服しました。

なお、報告内容は、日弁連災害復興支援委員会の吉江暢洋委員長、今田健太郎副委員長、永野海副委員長、津久井進前委員長に事前に確認して頂きましたが、内容を詰めていく過程で、岡本正弁護士から教えて頂いた同弁護士の​9回シリーズのコラム​が非常に貴重な視点に詰まっており大変参考になりました。本当にありがとうございました。

2,国が違えば課題も視点も異なる!
 
今回の会議の全体テーマは、「パンデミック後の世界における人権の再発見と再形成」という非常に抽象的で壮大なテーマで、特に私が参加した全体会議は「人権」に絡むことだったら何でもありだったこともあり、「この視点で切り取るのか~」ということがとても面白くて興味が尽きませんでした。

例えば、モルディブ弁護士会からの報告者は、移民労働者達のコロナ下での人権問題を報告されたのですが、私から「様々な法律や規制があるとのご案内があるのに、どうしてそれがうまく機能していないのでしょうか」と質問させて頂いたところ、「司法システム自体の欠陥や移民労働者に法的知識がないこともあるけど、一番大きいのは、彼らが国際的な人身売買の犠牲者で、国際的な取組がなければ国内法だけでは対応できないから」とお答えになったことで、人権問題というのは本質的に国内法だけを解釈していては収まらない広がりを持つのだということを実感できました。

また、韓国弁護士会からの報告者は、パンデミック中の憲法訴訟の韓米比較、というテーマで報告されたのですが、司法制度がかなり異なる国の訴訟を「憲法」という共通概念で比較するというその視点の取り方が非常に面白くて、韓国の憲法訴訟についてのお話が時間切れだったのもあって、本当にもっとお話しお伺いしたいと思いました。
何でも視点の取り方って大事ですよね。視点が良ければ9割以上成功な気がします。

とにかく、国際会議はなんて面白いのだろう、と痛感しましたし、でも、オンラインじゃ勿体ないということも同時に感じました。もっと聞きたいという欲が満たされないですし、ちょっとした会話から交流が発展していく機会がないのは残念すぎました。対面の会議が再開される日を心待ちにします。

3,ヤング先生、ありがとうございます!

報告内容は、上記の通り、沢山の方々に助けて頂きながら私が作成しましたが、それを自分で一旦英語にしていき、最後の仕上げをするという段階で、留学中にお世話になったアメリカ・ユタ州のヤング弁護士にネイティブチェックを入れて頂きました。めちゃくちゃ忙しい中、アメリカ時間の夜中の1時に修正したファイルを、As always, you and your colleagues are inspiring.(君や君の仲間にはいつも刺激を受けるよ)という温かなコメント付で送り返して下さり、もう涙涙でした。本当にありがとうございました。

特に表題の「パンデミック下で」という部分を私は何も考えずに、under pandemicと書いていたのですが、during pandemicに修正頂き、そうか、○○下で、は○○の間って意味だから、漢字通りに訳すと駄目なんだ!ということに気付けてとても勉強になりました。レベルが低い気付きですが、自分だと気付かないこと、まだまだ沢山あります。

というわけで、本当に参加して良かったLAWASIAですが、自分の学びはまだまだ発展途上なので、これからも、少しでも成長できるようにコツコツ努力していきたいと思います。
私を支えて下さっている全ての方々に心から感謝申し上げます。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。






Last updated  2021.10.10 06:38:36
2021.10.05
カテゴリ:弁護士業務
 この度、10月9日に開催される、アジア太平洋地域の国際法曹団体・LAWASIA(The Law Association for Asia and the Pacific)で「パンデミック後の世界における人権の再発見と再形成」というテーマで​会議が開催され、私もスピーカー参加させて頂くことになりました。​プログラム​はこちらです。

 私は、全体会議で、「パンデミック下における日本の弁護士による人権擁護活動ー災害復興支援の経験を活用する視点からー」というテーマで約10分、報告をさせて頂く予定です。私は、数年前から、日弁連災害復興支援委員会に所属しているところ、これまでの被災経験を今回のパンデミックにも応用して、被災者に寄り添って発信してきた敬愛する弁護士仲間の姿勢に、常々非常に感銘を受けておりまして、アジアの法曹にも、この活動の価値をお伝えすることができたら嬉しいと思っています。

 活動の中身も素晴らしさに比較し、報告時間も短く、何より、私の英語力も大変拙く、不安だらけではありますが、精一杯、準備したいと思います。






Last updated  2021.10.05 06:31:21
2021.09.21
カテゴリ:弁護士業務
​3連休中に、大切に録画していた、敬愛する木谷明先生のインタビューを中心とした「それでも、信じる負け続ける元裁判官」(NHK Eテレ)を拝聴できました。

私の感想に代えて、木谷先生にお送りしたメールを若干の修正を加えて、ここでもご紹介させて頂きます。見逃し配信​もあるようですので、沢山の方々に見て頂きたいと心から思います。

今日も私も自分の持ち場で全力を尽くしたいと思います。

*****************
木谷明先生

大変遅まきながら、3連休中に、ようやく録画しておりました先生の特集番組を拝聴することができました。
 
一言で申し上げると、先生のご発言やまなざしに、心が清い水で洗われ、真っ白な初心が自分の中からむくむく湧いてくるような、私にとって、今後、実務法曹として生きていくためのエネルギーを得ることができた番組でした。

84歳になられるというのに、先生の感性の瑞々しさ、しなやさか、鋭さ、まっすぐさ、優しさ、強さが、深いまなざし、ひとつひとつのご発言、ご紹介下さった判決や準備書面の一節に溢れ出ている感じがしまして、文字通り心打たれました。

樋口勝裁判長の下でお仕えされた1年3ヶ月が、先生にとっていかに大きなことだったか、ご著書で拝読していたものの、びっしり添削の入った(恐れ多くも木谷先生の下書きよりも添削部分の方が多かったような・・・本当にびっしりでしたね!)古い黄ばんだ起案を今も大切に保管されていることや、殺しのカツ等という物騒なあだ名を語られる際の懐かしそうな先生の表情から、ものすごく伝わってきて、樋口裁判官の素晴らしさと同時に、先生の常に原点を忘れない初心を大切にされる姿勢にも非常に感銘を受けました。

裁判官が本気で聞くこと、人間と人間として真摯に対峙すること、名前で呼びかけること等の先生の一貫して大切にされてきた姿勢が、当の被告人の側にも伝わっているのだということが、10数回も裁判を受けてきたという元暴力団組員の被告人のインタビューでよく分かりました。


「木谷さんは、他の裁判官と全然違った、私の顔から目を離さない、嫌になるくらい目が合う、ほんまに真剣に聴いてくれている、わかりますやん、そういうの」

という言葉を聞いて、気付くと涙が止まらなくなっていました。

あんなに一生懸命に自分に接してくれた人を決して裏切れない、約束を守る、そう思って生きてきた彼にとって、法廷で出会った先生が、人生の支柱であり続けてきたのだなあと思いました。


真実を知っているのは法廷の中で被告人のみなのに、それを裁く裁判官というのは恐ろしい仕事、そう仰る先生の、人間の尊厳に対する畏敬の念、自らの職分に対する謙虚な姿勢は、すべての技術以前に、実務法曹にとって必要不可欠な心構えであって、人間を扱う仕事の弁護士も常に持っていなければならないものだと改めて身が引き締まる思いが致しました。


訓示の中ではなく、審理の中で真摯な姿勢を伝えていかないと、訓示だけ凝っても意味がない、というくだりは、本当に頷けました。私たちは、言葉を扱い、言葉を練り、武器とする仕事ですが、その言葉に、真心がこもっていない限り、どれほど美しい言葉でも、人の心には決して入っていかないし届かないけれど、素朴な言葉であっても、そこに心があれば響くし届くのですよね。言葉が本来的に持つ力を発揮させるために必要な真心は、言葉の担い手こそが大事にすべきことなのだと思いますし、決して傲慢になってはいけないところだと思います。


登るのが好き、光が余り見えない中でも、登るのは好き、という何気ないご発言も先生の生きる姿勢と重なるところがあったので、きっと、NHKの担当者も冒頭と最後に引用したのではないでしょうか。素晴らしい番組構成だったと思いますし、それだけ、担当者が先生のお人柄に魅了されたのだと確信しました。


3連休が終わり、新たな週が始まりますが、先生に清らかに洗って頂いた心を携えて、今日も、守りたい誰かのためにも自分の成長のためにも、全身全霊で過ごしていきたいと思います。


本当にありがとうございました。






Last updated  2021.09.21 11:31:23
2021.07.11
カテゴリ:弁護士業務
7月9日に、永野海弁護士による、熱海土砂災害被災者及び支援者向けの研修会「災害時の被災者支援制度と罹災署名の認定等」と題する説明会が実施されましたが、見逃した方もYou Tubeで視聴できますので、どうぞご確認下さい。既に1000人以上の方にご視聴頂いているようです。

資料は、永野弁護士のHPから​ダウンロード​できますので、1時間半の説明会を視聴する時間はないけれど、資料だけでも、という方は是非ご覧頂きたいと思います。​

私は、リアルタイムでお聞きしていましたが、最初から最後まで、永野弁護士の、思いやりと優しさ溢れる言葉や声のトーン、必要な情報を届けるための、的確で分かりやすい言葉の選び方にとても感銘を受けました。敢えて弁護士等対象を限定せずに、発災直後の落ち着かない時期に、被災者の方にも公開する設定にすることは、永野弁護士にとって非常に葛藤が大きい決断だったと思われますが、だからこそ、唯一無二の内容になったと思います。

内容は、映像や資料でご確認頂くとして、私自身、一番心に残った点は、被災者を支えるべき支援者が一番心に刻まないといけないことは、「様々な支援制度があるが、日本は、基本的に申請しないと実現しない、申請主義を取っている」という点です。
有効な支援策があっても、知らなければないことと同じになってしまうのです。でも逆に言えば、有効な支援策を知る機会があり、オーダーメイドで組み合わせていけば、被害を完全に回復することはできなくても、生活再建をする手掛かりを掴んでいくことができるということです。

弁護士の役割が何か、いつも心に刻みながら、日々を過ごしていきたいと思います。
被災された全ての方々に改めて心からお見舞い申し上げます。






Last updated  2021.07.11 08:26:14
2021.07.05
カテゴリ:弁護士業務
​ 令和3年7月3日に発生した熱海市土砂災害の被災者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
​​ 断続的に降り続ける雨の中、安否確認ができていない方々の必死の捜索が続いています。どうぞご無事でいらっしゃいますように。

 ​さて、静岡県弁護士会は、7月1日以降の大雨による熱海市土砂災害、その他の県内地域の浸水などに関する無料電話相談の受付を始めました。お困りごとや不安がある方、ぜひ一度お電話ください。

055-931-1848
平日9:00~12:00、13:00~17:00。

https://twitter.com/shizuben/status/1411888686430449667​​

 また、関東弁護士会連合会のYouTubeチャンネルを利用して、この度被災された方や支援者向けに、7月9日(金)19時~20時半まで、「災害時の被災者支援制度と罹災証明の認定等について」と題する説明会を開催します。事前申し込みは不要で、どなたでもお気軽に視聴いただけます。

 講師は、日弁連災害復興支援委員会副委員長の永野海弁護士です。今後のために必見の内容ですので、一人でも多くの方にご参加頂きたくお願い申し上げます。
なお、弁護士も勿論「支援者」です。専門職としてこの局面で被災者のために何ができるのか、永野弁護士の真摯かつ非常に分かりやすい講義を多くの方に聴いて頂きたいと思います。


 なお、静岡県弁護士会では、7月3日付で会長談話を発出しております。全文は末尾に貼り付けますが、「当会と当会所属の各弁護士は、常に、弱い立場、苦しい立場にいる市民の皆様に真摯に向き合い、力を尽くします」ので、どうか、お気軽に弁護士をご利用下さい。
 困った時に、気軽に遠慮なく弁護士をご利用頂く社会の実現が、私たち弁護士が追求してきた弁護士の存在意義と価値そのものです。
https://twitter.com/shizuben/status/1411275477143097349
 

被災された方々には、改めて心よりお見舞い申し上げます。


*********

令和3年7月3日に発生した土砂災害に関する会長談話
 
令和3年7月3日、静岡県熱海市伊豆山地区で土石流が発生し、一帯の住宅が流され、多数の市民が安否不明の状態にある旨報道がされています。また、活発な梅雨前線の活動により、沼津市で黄瀬川沿いの家屋が流失するなど県内各地で広範囲に被害が発生しています。
当会は、救出活動により一人でも多くの方の命が守られることを心よりお祈り申し上げます。また、被災された全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。今後も二次災害の危険が継続する中、どうか引き続き身の安全を最優先にお過ごしください。
当会では、特に東日本大震災以降、弁護士会の社会的使命を果たし、被災された方一人ひとりに寄り添うべく、様々な被災者支援活動に取り組んで参りましたが、今回の土砂災害に際しても、これまでに当会、当会会員が培ってきた全ての知見とネットワークを結集し、全力で支援に当たらせていただくことをここに強く表明いたします。
今回の災害により大切な方を失い、また現在も安否がわからない状態にある方、家屋を流されてしまった方、多くのものを失い、また今後の二次災害にも怯え不安な時間を過ごされている方など、数えきれない被災者の方々がいらっしゃると存じます。
当会は、救助や救命の活動は直接担えなくとも、現地でのお困りごとに何でも耳を傾け、必要な支援制度その他の情報をご提供する活動や、ご面談やお電話での無料相談活動など、今後、あらゆる方策を採る所存です。
自然災害と弁護士や弁護士会がなかなか結び付かない方も多いかと存じます。しかし、当会と当会所属の各弁護士は、常に、弱い立場、苦しい立場にいる市民の皆様に真摯に向き合い、力を尽くします。もし、被災された皆様が当会の無料相談会などの情報に接せられた場合には、どうか「こんなことは弁護士に聞いても仕方がない」とは思わず、ご相談ください。また、被災された方々とつながりがある方におかれては、当会が今後行う相談会などの存在をぜひ伝えていただければ幸いです。
今後、当会は、日本弁護士連合会、関東弁護士会連合会、各地の弁護士会はもちろん、静岡県や被災市町、静岡県災害対策士業連絡会など関係諸機関と連携して、被災された皆様の不安と負担を少しでも軽くし、一刻も早く平穏な生活に戻れるよう、全力で支援活動を行って参りますので、当会の今後の支援活動について当会ウェブサイトなどでご確認いただければと存じます。
 
 
2021年(令和3年)7月3日
静岡県弁護士会
会長 諏訪部 史人


​​​​​​​






Last updated  2021.07.05 12:39:00
2021.05.12
カテゴリ:弁護士業務
先日、とある用事で1時間ほどドライブ。綺麗な海を抜けて、上っていく山道の途中にぽつんとある一軒家が目的地。この距離感を実感して、「アウェイ」の事務所ではなく、「ホーム」のご自宅でお話をお伺いするからこそ、その場で紡ぎ出される言葉の本当の意味が実感できるし、言葉以外から吸収できるものも沢山ある。現場で、自分の五感がすっと研ぎ澄まされていく緊張感が好きだ。自分の思い込みや雑念が振り払われていく感じがする。現場は本当に大事だ。弁護士にとって基本中の基本。
この想いを大事に、謙虚に生きていこうと思う。自分が知っている、分かっている、と思っていることは、本質とまったくかけ離れているかもしれない、という疑いをいつも心の根底に持っていたい。






Last updated  2021.05.12 05:30:47

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