パチンコ・パチスロ歴20年選手の私。
最近Aタイプばっかり打っていて思うことがあるのですが、パチンコ(ギャンブル)の本質は極限の状態である時こそが本来の姿であるという事です。
お金が無い20代の頃よりとりあえずはお金に困っていない現在のほうがホールでの勝敗に一喜一憂する事がなくなっているのは感じています。
行動経済学でいう感応度逓減性の状態ですね。
例えるなら総資産で1億円持ってる人の3万負けは総額の0.03%のマイナス
逆に所持金20の人の3万負けは総額の15%マイナス
お金の世界では一万円の価値はいつ何時でも一万円であるのが鉄則でありお金持ちの考え方であることは知っています。
ですが、それを惑わす魔力があるのがギャンブルであります。
これによって所持金が少ない後者のほうが3万円負けという結果により固執するでしょう。
これ即ちパチンコをギャンブルとして一番楽しめるのはお金が無い時なのであろう!
ギャンブルをする人にはバイブル化している漫画カイジの地下ちんちろの際にもこんなシーンが。
所持金が少なく少額を張った際に勝っていた時の心境。
・もっと賭ければよかった。
・少額では鼓舞できない。
こんな感じで描かれていました。
これが現代パチンコで言うところの低貸し(1パチや5スロ)に該当するかと思われます。
パチンコの本質を失うような低貸しこそがパチンコ業界を衰退させた根源であると。
お金が無いから低貸しではなくお金が無いからヒリツク勝負をすることで熱量が生まれる!
熱量があれば業界が盛り上がる!
まぁ中毒者とか破産問題とかがあるので適度に楽しむという建前を度外視した際のハナシであります。
そんなことを思う今日この頃です。