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ゼノタのブログ

AEUG/A・Eのフルアーマー・オペレーション

 一年戦争時、連邦軍のガンダムが登場するまではMSの主兵装は実弾兵器
でした。更にジオンの汎用MSに至っては、事実上ゲルググが登場するまで
ビーム・ライフルを装備できませんでした。この状況からMSの重装甲化は一つの
防御手段たりうるものであったと言えるでしょう。よくガンキャノンの重装甲は
否定的に捉えられがちですが、ジオンの主力MSがザクや(リック)ドムである
うちはそれが有効であったのも確かです。このことからMSの高性能化計画として
フルアーマーオペレーションは試すに値するものだったと考えられます。


 しかしながら時代は進み、UC0087(グリプス戦争期)の頃にはビームライフルは
完全に各勢力の主力MSの標準兵装の地位まで上り詰めました。MSにとって
ビーム兵器はもはや装備して当然モノになったと言えます。

 この為、新世代MSはガンダムMk-llや百式のように装甲を削ってまで
本体重量を軽量化し、(ビーム)攻撃を防ぐのでは無く、避ける事に重きを
置いた機体が主流となりました。

 ところが、エゥーゴ /アナハイムのガンダムタイプ試作MSにおいて、
フルアーマー化プランが度々打ち立てられました。
フルアーマーガンダムMk-II、Zガンダム、百式改、ガンダムMk-III、
ZZガンダム等々、例をあげれば枚挙に暇がありません。

 一見するとこれらのプランは時代にそぐわない無意味なものにも見えます。
しかしこれだけ新型ガンダムが開発される度にフルアーマー化プランが
検討され、その一部が実際に開発、運用されたという事ならば、これらを単なる
駄作とするのは無理があるし、もったいないと思う訳です。
 そこでどのように考えたらすっきりと納得のいく説明ができるのかというのが
今回のテーマです。


 結論から言うと、何故この時期の試作機にフルアーマー化プランが横行するの
かという理由はビームコーティング技術が関わっているのではないか?と思うの
です。即ち発想の逆転です。装甲そのもの、と言うよりはその表面に施された
ビームコーティングが防御手段として機能し、一度ビーム攻撃を受け、
コーティングの効果が無くなり役目を終えた装甲はそのまま排除します。
イメージ的には重量のある、クロスボーンガンダムのABCマントのような感覚
でしょうか。これならむしろビーム主体になった時代の防御手段として成立して
いますし、実弾攻撃にも対応出来る訳です。

 実際問題、アナハイム・エレクトロニクスが耐ビーム・コーティング装甲、
耐熱装甲の関連技術の開発に積極的であり、この種の技術においてはおそらく
他企業(勢力)と比較しても頭一つ抜きんでていたのでは無いかと私は想像して
います。

そう考える理由は

1、一年戦争時、連邦製MS用シールドの開発に従事し、耐ビームコーティング
を施したシールドも開発していたブラッシュ社を傘下に納めている。

2、GPシリーズにおいての1号機の耐ビーム性能の高さ、及び2号機の耐熱シ
ールドの存在。

3、ガンダリウム・ガンマの早い時期での採用。

4、百式の金色塗装(耐ビームコーティング)。

5、Zガンダムの大気圏突入用装備、フライング・アーマーの耐熱性能。

6、ZZガンダムに施されている耐ビーム・コーティング。

これらの事情を鑑みるとやはりアナハイムは耐ビーム・コーティング技術に長け
ているのでは無いか?と想像できます。

 話をフルアーマー・オペレーションに戻しましょう。一見すると時代遅れの
ように感じられる増加装甲ですが、ビーム・コーティング技術を絡めて考えると
ある程度の説得力を持たせる事が可能である事は上記で説明した通りです。

 では何故そんなに便利なモノなら度々計画を中止されてしまったのか?という
疑問が残ります。
この説明として、これは妄想に妄想を重ねる事になってしまいますが、
ビーム・コーティング技術の不安定さに起因するのでは無いか、と考えられない
でしょうか。I・フィールド・ビーム・バリアーと異なり、
耐ビーム・コーティングは確実な防御手段とまではなり得ません。
加えて、U.C.0087~88にかけてのビーム兵器全般の急激な高出力化、及び
メガ・ランチャーと呼ばれる戦艦の主砲に匹敵もしくはそれを上回るとすら
形容される事もある超高出力ビーム兵器の登場、そしてその普及化等が運動性を
犠牲にして増加装甲を施すというプランの足かせになってしまったのでは無い
でしょうか。
この時点でのビーム兵器と耐ビーム・コーティングのイタチごっこは前者に
軍配が上がったという事です。

…長くなってしまいましたが、以上がグリプス、第一次ネオジオン戦争期のフル
アーマー・オペレーションに関する妄想でした。


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