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カテゴリ:アニメ感想
前回は思ったよりちゃんとしているから退屈、とのたまったわけですが、
今回見る限り、思ったよりどころか、相当ちゃんとしたつくりの フィクション大河ドラマかもしれんなと。 ついついアホみたいな武将の戦闘シーンに惑わされるんですけ、そうでない部分が かなりよく作りこまれているというか。 特に良かったのは片倉の“殺陣”ですね。動きも良いけど、アニメならではの スピード感の表現が秀逸でした。眼光の残像とかね。 ![]() 片倉さんの殺陣(たて) カメラワークも時代劇研究してるんですかね。いや、時代劇なんて詳しくないので いい加減なことは言えませんけども。 片倉の台詞も“仁”がこもっていて格好いい。 あとは戦局もわかりやすくかつ嫌味が無く説明されました。つくりがアクションゲーム じゃなくてシミュレーションゲームが原作なんじゃないかと思ってしまうくらい 知略、戦局に重点が置かれている感じです。 戦国武将をモチーフというかシンボルにしているメリットも最大限に活かされています よね。近代戦争とか近未来戦争を描くと、どうしてもおかしな(てか低レベルの) 倫理的メタ議論に陥ってしまうパターンが多いわけですが、どういう訳か戦国時代や 三国志時代を描くと独裁者も英雄ですからね。変な方向に進む心配がないので爽快ですよ。 まぁ政宗の戦闘シーンとかは本来これぞBASARAなわけですが、全体としてはむしろ ういている感じが気になるっちゃ気になるんですけど、いっそそこは別物として 楽しむのが吉かもしれませんな。 継続して見る気力が沸いてきた回でした。
Last updated
2010.07.19 17:03:17
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