機動戦士ガンダム00 #24 『終わりなき詩』
アバンは刹那がマイスターに選出されたところから。マイスターになる条件にはパイロット適性の基準があるとされますが、今より更に若い(刹那は背が低く、年齢以上に若く見えてしまうのですが)刹那が選出されているあたり、基準値と言っても超がつく難関ではないのでしょう。それよりも何故ヴェーダが刹那をガンダムマイスターに選出したのか?ロックオンへの追憶から始まった今回。やはりトレミーにとってロックオンの存在は大き過ぎました。刹那に八つ当たりするティエリア。しかしヴェーダを頼れない以上、一人一人の行動が組織を左右してしまうのも事実。その刹那は幼い頃、回想で自爆テロを敢行した仲間とロックオンを重ねます。生きていなければ意味が無いと。※個人的にロックオンは怨みをはらすことにとらわれ、実質的に犬死だったと 思うんですよね。ロックオンがトレミーにとって必要不可欠な存在だったから 余計に。傭兵と相打ちじゃあ組織としては釣り合いませんよ。それも人間だ、 といえばそうなんだけれども。トレミーはヴェーダの手を離れた事によって二つの変化が。一つは以前以上にスメラギに重責が圧し掛かった事。マイスター一人一人の行動が云々言っても、結局は戦術予報士のスメラギがトレミーの要にならざるを得ず。(他にそれが出来る人材がトレミーにはいない)もう一つが守秘義務から解き放たれ、クルー達がお互いの事を話し出しました。それによると、ガンダムマイスターだけではなく、トレミーのクルーは皆悲惨な過去を持っているようで。メンバーに選出される条件の一つが、以前申し上げた『実体験を伴った戦争への拒絶感』というのはメンバーに入る条件の一つでファイナルアンサーでしょう。それにしても今回はキャラクターが次から次へと退場。ジンクスも次々撃沈されますが、まさかあのコーラサワーが…今までが今までだっただけに演出的に死亡確定ですよねぇ。さらにクリスとリヒティまで。最後にリヒティが半身サイボーグ化していた事も判明し、決死にクリスを守ったリヒティが先に死亡。その男気に、こんなにいい男が直ぐ側にいたのに、というクリス。リヒティに庇われた為に多少は死が長引きましたが、重症をおったクリスも結局爆発に巻き込まれ死亡。擬似太陽路を搭載した金色の大型MAに刹那のエクシアが突撃して次回へ。コードギアスから試験的に導入されている大作の2期制ですが、わからなくは無いけど正直、リセットエンドは勘弁して欲しいのが私の意見です。この調子だとあと2,3人はメインキャラが退場しそう。