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カテゴリ:ファンタスティック・パロダイス
1)浦島太郎 浦島太郎は助けた亀の背中に乗り、海の底にあるという竜宮城に行ってみる事にした。早速彼が亀の甲羅の上に座ると、亀はズンズン沖へと泳ぎだし次第に潜行し始めた。太郎は怖くて最初息を止めていたが堪らず口を開け少し吸い込んでみた。しかし海水は容赦なく太郎の口の中に流れ込んでくる。それでもなお、その内に楽になるかと我慢して海水を口に含んだが一向に呼吸が出来ず、我慢しきれず亀の甲羅を勢いよく蹴って水面に浮かび上がると岸へと泳ぎ戻って行った。亀はそれを見ると舌打ちしながら言った。 「ちっ!これでサメの親分にまた叱られてしまう。」 2)舌切り雀 舌切り雀とは変である。舌切られ雀なら分かるが。よくよく調べてみたら、お爺さんに保護されて以来一度も服を着替えない着たきり雀が、いつしか舌切り雀と誤って呼ばれて、話に尾ひれが付いて語り伝えられるようになったらしい。これ本当! 3)こぶとり爺さん こぶとり爺さんとは変である。こぶとられ爺さんなら分かるが。よくよく調べてみたら、単なる小太りの爺さんに尾ひれが付いて語り伝えられるようになったらしい。これこそ本当!! 4)金太郎 いくらなんでも10歳前後の子が大きなクマを投げ飛ばしたり、大木を谷に渡して丸木橋にするなど出来るわけがない。よくよく調べたら類まれな力持ちではなく、フォースで物を持ち上げる修行を積んだジェダイだったらしい。今度は絶対に本当!!! 5)猿蟹合戦 栗どんと、蜂どんと、臼どんと、牛の糞どんが団結して懲らしめた意地悪る猿は、実は猿が育てた柿の木の実が欲しくてたまらない蟹どんが仕組んだ狂言に四人が乗せられた冤罪だったらしい。実は最後が本当です。信じて!!
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