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2021.03.07
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「桃田隊長、犬山という者が志願して参りました。追跡任務を得意とするそうであります。」
傭兵徴用担当士官が敬礼しながら隊長の桃田に報告した。
桃田はコーヒーを啜っていたが、振り向くとうなずいた。
「追跡任務はオニガアイランド上陸後にオニモンスター団追撃の要となる。月に50万キビーで雇うと伝えろ。」
「はい、かしこまりました。」
そう言うと士官は戻って行った。
桃田隊は現在、盗賊集団オニモンスター団の基地があるオニガアイランドに進軍中だった。後10日ほどで到着しかなりの激戦が予想されたが、傭兵の数はまだかなり不足していた。それから数日して再び徴用担当士官が桃田を訪れ報告した。
「隊長。偵察任務の傭兵を募集しておりましたところ、猿渡という者が志願して参りました。偵察および極秘潜入を得意としているとの事であります。」
桃田はこれを聞くとニヤリとして、「そうかオニガアイランドに着いた後、直ぐに任務を与え、内部情報の収集と内から我が隊を招き入れる工作をさせるとするか。」とつぶやき、「よし分かった。そいつにも月50万キビーで雇うと伝えろ。」
桃田隊は進軍を続けオニガアイランドまで後2日と迫ったが、桃田には一抹の不安がよぎった。
「戦いが膠着した時に何かこれという決め手はないものだろうか?」
彼はそう思いながら野営しているキャンプから後30キロほど先に見えるオニガアイランドを眺めていると一機の戦闘機がフラフラと揺れながらも、見事な操縦でどうにか近くの空き地に着陸するのを見た。
彼はさっそくそこへ駆けつけると中から一人のパイロットが降りて来た。
「お前どうしたんだ?」桃田が聞くとそのパイロットは悔しげに言った。
「俺はオニモンスター団に一人で対決して来たんだが、散々痛めつけてやったのに遂に燃料切れを起こして御覧の通りさ。俺の名は雉田。」
桃田はこれだと閃きこう持ちかけた。
「俺たちは明後日、オニモンスター団掃討作戦を遂行する。燃料は隊の物資から供給するから月50万キビーで隊に参加しないか?戦闘が膠着したら君に是非上空から敵を切り崩して欲しい。」
雉田は目を輝かせ手を差し出すと桃田とがっちり握手をした。
「これでこのオニモンスター団掃討作戦は我が方の勝利間違いなしだ。」
桃田隊長はそう確信を抱いた。






最終更新日  2021.03.07 00:00:20
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