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カテゴリ:妖怪との付き合い方
妖怪との付き合い方、早くも第2弾。今回は一反木綿だ。
一反木綿というとゲゲゲの鬼太郎に出てくる細長く、可愛らしい手をし て、鬼太郎たちを乗せて颯爽と空を飛ぶ、あの一反木綿を思い出すだ ろう。何でも鬼太郎関連キャラでは人気ナンバー1らしい。
しかし、あの姿は水木しげるの脚色によるもので、実際にはなんか風 呂敷を広げたような、似ても似つかない姿である。Wikipediaによれ ば、近年でも目撃例がいくつかある様だ。
水木しげる版一反木綿との付き合い方とは?
.......
「インテリジェント・マジックハンド」
である。そう子供のおもちゃでよくある、細長い板同士の真ん中をピン で留め、その両端を同じく他の板同士の端と端でつないで、グーンと 伸ばしてパンチや物を掴むアレである。
しかも、インテリジェント。自分で考え、微妙なニュアンスもちゃんと聴 き分け、そつなくこなしてくれるのだ。
「おい、一反木綿。お風呂をぬるめで入れてくれ。」 「おい、一反木綿。テレビの録画の設定をしてくれ。」 「おい、一反木綿。背中を掻いてくれ。もうちょい右、ああ~、そこそこ。」 「おい、一反木綿。宅配の受け取りに行って、ハンコ押しておいてくれ。」
「おい、一反木綿。熱い紅茶とケーキを皿に乗せて持って来てくれ。」
待てよこれなら、ろくろ首にもできるではないか?
しか~し!!ろくろ首の場合、ケーキの皿を口に咥えて来るわけで、犬 が涎を垂らしながら咥えて来た皿のケーキが食べられるか?犬好きな らともかく、私はろくろ首好きではない。彼女には悪いが丁重にお断りし よう。
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