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マスP文庫

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飛翔の剣

2014.11.29
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カテゴリ:飛翔の剣
ミチルはマイロンから手渡された『導きのガーネット』を恐る恐る受け取り、ひとつ大きな深呼吸をした。もしこの石が何の反応も起こさなかったとしたら。それは彼女にとって最悪の結果を意味するのだから。

彼女は眼をつむりそっと石を両手で包んだ。見る事が怖くてしばらく彼女はそのまま手を開く事が出来なかった。しかし、いつまでも恐れていても何も始まらない。彼女は眼を開くと徐々に握った手を広げていった。

ベルも固唾を飲みながら開かれて行く手のひらを見つめた。

ミチルの手の中から現れた『導きのガーネット』の円錐形に尖った先が赤く光り、それの向きを変えると光りの強さが変わるのが分かった。

「ジーフさんがそっちにいるんだ!」
マイロンは思わず叫んで奥深い森の彼方を指さした。
ミチルもベルも歓喜のあまり涙ぐんだ。

「えっ?そっちは猛獣がうじゃうじゃいる場所じゃないか?」
後ろで声が聞こえたので振り返ると、それは斥候に出かけたアズキンとレーオの二人だった。
「ああ、二人ともお帰り。」マイロンは言ったがすぐに、「猛獣がうじゃうじゃいるって?」と聞き返した。
アズキンは黙ってうなずいた。
「なぜ猛獣がそんなにいる所にわざわざいるんだろう?きっと安全な場所に潜んでいるものとばかり思っていたのに。」
マイロンの疑問にコットンは言った。
「さあな。でもこの島に安全な場所なんてあるのか?」
ハッチも言った。
「俺が思うに、周りに十分気をつけさえすればむしろその方が安全って事もあるかも知れないじゃないか。たとえば一番危険な何かから身を守るためとか。」
「一番危険な何かって、たとえばクリスタル・サーペントとかか?」
アズキンは聞いた。

「理由は何にしろジーフさんは生きている。こっちに行けばジーフさんを見つける事が出来るんだ。行くしかないだろ?」
そうマイロンが言うまでもなく、みんなその覚悟は出来ていた。

「だが行くにしてもだいぶ遠回りをしないと、何が出てくるか分からないよ。」
レーオは忠告した。
彼はこの斥候任務でいやというほど獰猛な猛獣や得体の知れない怪物を見て来たばかりだったから、特にそう思えてならなかった。

そうして一行はジーフがいると思われる方向を『導きのガーネット』で確認しながら、アズキンが作った島の地図を頼りに大きく迂回しながら救出へと向かう事にした。

渓谷は挟み撃ちにされればひとたまりもなく逃げ道もないため慎重に避け、水源地なども餌となる動物が集まりそれを狙って肉食獣が潜んでいる可能性が高いため、そこも大きく迂回した。

しかしミチルの握る『導きのガーネット』は次第にその赤い光が増して行き、ジーフがいる場所はもうそんなに遠くない事も確かだった。


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今回のキーワードは「導き ガーネット」で、807件ヒット。

だがキーワードにガーネットがあるため、すべて装飾ガーネットばかりで実質1件のみみたいな感じ。

「実りの象徴とされるガーネットは、こつこつ積み上げてきた努力を成功へと導き、恋愛の成就にも効果を発揮するといわれる天然石」
マイロンが作った導きのガーネットの事、なかなか言い当てているみたい。








宝石以外でようやく見つけた。









最終更新日  2014.11.29 21:54:08
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2014.10.26
カテゴリ:飛翔の剣
アズキンは斥候役を買って出た。
サラン国軍のシモン将軍のもとで特別訓練を重ねて来た彼にとっては打ってつけの任務だった。補佐には幼馴染のレーオが同行した。

レーオの周辺探索魔術とアズキンの斥候能力で二人は次々と危険を回避し、竜の巣島の奥まで順調に分け入った。やがて二人は竜の巣島の一番高い山の頂上に立つと島全体を観察し始めた。島の全景の地図を作成し、猛獣たちの棲息域や飲み水などの場所、人が住めそうな場所、これから本格的な探索を行うための経路など、アズキンは次々と書き込んで行った。

「アズキン、お前随分成長したな?」
小さい時に一緒に遊びまわったあのいたずら小僧が、今や偵察任務をてきぱきとこなす様子を見ながらレーオは言った。
「これもあの時お前やマイロンと出会ったお陰さ。あれから俺たちはサラン国で苦労の末、見事コータッツ国王を救い、サラン国を悪の手から取り戻すことが出来た。だからシモン将軍の直属部隊に入れてもらう事も出来たし、武術を極めたいというそれまでの夢をそこで叶える事が出来たんだから。それまでの俺はひとりで野山を駆け回って、自分なりの訓練をするしかなかったけど、ちゃんとした訓練を受けさせてもらって、我ながら随分成長できたと思うよ。」
アズキンはまだ5年足らずの事を懐かしむようにしみじみ話した。
「お前だっていつも俺の後をちょこちょことついて回ってたチビだったくせに、今じゃサラン国でも有名な魔術師として活躍している事は、俺の任務地までも届いていたよ。」
レーオはアズキンの言葉に頷きながら言った。
「まあね。でも僕よりも凄いのはマイロンの方さ。プリンセスキョンと様々な新しい魔法薬の作り出し、病気の人や、瀕死の重傷を負った人をその薬で救い、今じゃ神様のような存在だからな。」

「しかし、あの時マイロンの作った『女神の秘薬』。確かに効果は抜群でものすごい効果があったけど、その理由が七色ナメクジをすり潰したものだったと知った時のネコファム姫たちの顔は、今思い出して思わず笑ってしまうよ。」
そうアズキンが言うと、レーオもうなずいた。

「ハックショーン!」
マイロンは大きなくしゃみをした。
「私の両親が育った東の国では、『くしゃみが出るのは誰かがその人の悪口を言っているからだ』という言い伝えがあるらしいわよ。」
そう言ってサクランはマイロンを見て笑った。
「えっ?そんな言い伝えがあるのかい?だとしたきっとあの二人だ。」
マイロンはそう言ってアズキンとレーオが斥候で向かった方向を見つめた。

「マイロンさん、ジーフは本当に無事かしら。」
ジーフの妻ミチルは心配でたまらない表情でマイロンに尋ねた。
「うーん、絶対に大丈夫とは言えないけれど、僕の予感ではジーフさんならきっと大丈夫という気がするんだ。」

マイロンはそう言って手の平を開いて見せた。
そこには武術魔法学校競技大会でマイロンたちの魔法薬学科が武術科や魔法科を大逆転した時に使った『導きのガーネット』が握られていた。

「これはね僕が作った『導きのガーネット』という魔法石で、自分が行きたいところ、欲しいと思った物がある方向を教えてくれるんだ。これをミチルさんに握りしめてもらえばきっと、ジーフさんのいる方向が指し示されるんじゃないかと思うんだけど。」

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今回のキーワードは「斥候」で、436件ヒット。

韓国が日本に学んだように、日本が韓国に学ぶことも多いはず。


私には監督も俳優も全然わからない昭和初期の映画。
「友よ生きていてくれ!」斥候に出た5人の帰還への祈り。
名匠・田坂具隆の傑作戦争映画!
出演:小杉勇、見明凡太郎他

1938年作品・71分収録・モノクロ・MONO

(LD)五人の斥候兵

(LD)五人の斥候兵
価格:4,104円(税込、送料別)



ロードオブザリングのサブストーリー


こういう歴史戦国物はそそられる!!きっとシモン将軍も同じと思う。









最終更新日  2014.10.26 22:25:31
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2014.10.11
カテゴリ:飛翔の剣
飛マイロンたちは漁師たちに聞いたシェロ島またの名を竜の巣島に船の舳先を向けた。
船はジーフの船だが、さすがにその島に一緒に行きたがる漁師は一人もいなかった。

無理からぬことである。この危険な使命をやり遂げられないのなら、エンペラードラゴンを倒すことなど到底できないからこそ彼らは買って出たのだ。しかし、ミチルさんとベルさんはどうしてもジーフを助けに行くと聞かず、彼らに同行する事になった。

彼らは女性二人がそんな危険な島に同行する事は不安だったが、ハッチだけは内心うれしそうだった。こうして思うと、アズキンの妻サクランはかつてジャクシャンの群れに襲われ、危ない所をアズキンに救われた頃からすると随分とたくましくなっていた。

シェロ島はもうすぐ目の前に迫っていた。いよいよ上陸である。しかし、すでに島の海岸沿いには大人のヒト族の5人分はありそうな大きなトカゲの様な生き物が折り重なるように待ち構えていた。その生き物は彼らの船を見ると一斉に海に泳ぎだし、船に次々と体当たりしてきた。船は木の葉のように激しく揺さぶられ、このままだとひっくり返されるか海に投げ出されて、彼らの餌になってしまう事は明らかだった。

こんな時はハッチの出番だ。このブルドック種のイヌ族ハッチは北の魔王の息子であり、父親にも勝る強烈な法力を持っており、武術魔法学校でも歴代で一、二番の強さではないかと言われていた。

しかも今のハッチはベルを目の前にして更に張り切るに違いない。これはこのトカゲたちには気の毒としか言いようがない。

ハッチは船の甲板で背を丸めあらん限りの法力を体に溜めると一気に海中へと放った。彼の放った放熱魔術で近辺の海は熱湯の様に沸騰して、ブクブクと泡を吹き出し、海面からはその熱さから逃れようとトカゲたちが空中に飛び出し始めたが、やがてグツグツ煮えたぎる海水でゆで上げられた死骸で海面は絨毯の様に埋め尽くされた。

これほどの法力を使う所を初めて見たミチルとベルは目を丸くして驚き、もちろんハッチが内心得意満面でいる事は一目瞭然だった。

彼らは出来上がったトカゲたちの煮物をレーオの防御魔術で脇に除けながら船を岸へと進めた。岸に残っていたトカゲたちも熱湯となった海辺から逃げ出していたから、苦もなく上陸する事が出来た。後は船を安全な場所に保管する必要があったが、それもハッチとレーオの法力で船を丸ごと浮かせて崖の中腹にある出っ張りに乗せる事が出来たので問題はなかった。

しかし、この様な島でジーフは本当に生き延びていられるのだろうか?

彼らは島に上がると岩壁の隙間を使って更に上へと昇って行った。そこでレーオはサランの三姉妹の次女ネコファムから伝授された探索魔術で周囲を探り始めた。ヒト族の発する気が感じられないかと試してみたのだが、この辺りに彼の物と思われる気を感ずることはできなかった。

もっとも気はその者が生きているからこそ発せられるものであり、既に死んでいるとすれば彼らの努力は全くの徒労となるのである。

その意味では一刻も早く、ジーフが無事である手がかりが欲しい所であった。

特にミチルとベルにとって。

そして、ベルにジーフを救うと誓ったベルの前ではいつにもましてやたら張り切るハッチにとって。

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今回のキーワードは「竜 島 上陸」で、なんでこんなんでヒットするんだ85件。

竜狩隊?なんかこの物語にピッタリな名前。


共通点あるかな?


ファンタジーはどうしてもこういう展開になる。なんか新機軸をとは思うのだが。


そう言えばこの物語のキーワードとワンピースはよくぶつかるな。









最終更新日  2014.10.11 21:50:03
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2014.09.13
カテゴリ:飛翔の剣
ジーフがよく行く漁場や他の港の知り合いの家などを聞いた彼らはイスラン島の漁港へと戻って来た。

すると漁港では大騒ぎの真っ最中だった。
そのわけを聞いて一行は青ざめた。

ジーフの船が無人で発見されたというのだ。

ジーフの船が海を漂っているのをたまたま通りかかった仲間の船が発見して曳航して戻った。ジーフの船は港に泊められ船内が詳しく調べられたが、ジーフもその他の所持品も発見されなかった。

果たして彼は無事なのか?

クリスタルサーペントに襲われて命を落とした可能性もあるが、どこかの島にでもたどり着いて生き延びている可能性も捨てきれなかった。
彼はクリスタルサーペントを倒した英雄であり、猟師仲間からも尊敬される腕利きの漁師だったのだ。そう易々とやられてしまうような男ではないと誰も思った。

いや、そう思いたかったのかも知れない。

知らせを受けたミチルとベルもすぐさま駆けつけジーフの船を見て、茫然と立ち尽くした。マイロンたちや他の漁師たちは船の状態をつぶさに調べていたが、不意にレーオがある物を見つけて叫んだ。

「ねえみんな、これを見てよ。」
レーオが指さす先の船室の天井に何やら文字を刻んだ跡があったのだ。
それはジーフからの伝言でこう書かれていた。

=======
黒天使団に見つかった。 竜の巣 J
=======
「黒天使団?」
アズキンは首をかしげた。
「黒天使団はこの付近を荒らしまわる海賊で、乗っている者はすぐさま殺され海に捨てられる。中の物は洗いざらい略奪されるんだ。だから奴らに見つかると船を捨てて逃げるしかないんだ。いくらジーフでもな。」
漁師の一人が言った。
「で最後のJはもしかしてジーフのJ?」
マイロンが聞くと漁師はこう説明した。
「この伝言が奴らに発見されても誰のものか分からない様にしたんだろう。船を見れば俺たちならジーフのだと分かるからな。ジーフはきっと船を捨て海に飛び込んでシェロ島まで泳いだんだ。」
「シェロ島だってなぜ分かるんだい?」
コットンが聞くとその漁師は言った。
「竜の巣島は俺たちだけが使う島の名前で、名前の通りそこには恐ろしいドラゴンや化け物がたくさん住んでいるんだ。クリスタルサーペントもうじゃうじゃいるらしい。」

「という事はどちらにしろ、ジーフさんの命が危ないということ?」
マイロンの言葉に漁師たちは顔をこわばらせてうなずいた。
「ジーフさんはどこか見つからない場所に隠れているよきっと。」
レーオは希望を込めて言った。

「よしそれじゃ俺たちが助けに行こう。」
またもやハッチがベルを見つめながら大声で言った。


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今回のキーワードは「竜の巣」で、ヒットするわけがないと思いつつ30件ヒット。
あるもんだ。

商品カテゴリが【書籍・コミック えほん・児童・図鑑】だって。図鑑?
商品説明に「リユウ ノ ス リユウ ノ ス ネコナキヤマ シヨウガツコウ ポプラ ポケツト ブンコ 33-1」ってあるだけ。わけわからん。


こっちくらいくらい詳しく書けよ。
「直人と研人のおじいちゃんは、子どもの頃、恐ろしい竜の巣に入ったことがあるという。「あの雲は、ひょっとすると竜の巣かもしれないぞ」。おじいちゃんの昔話が始まった…。」


表紙がなんともいかさないデザインだが。内容は?


こっちもなんだかドラゴンにまつわる話。ドラゴンはファンタジーには打ってつけのキャラなわけだ。


ふと見るとメジャーな作品にもヒット。









最終更新日  2014.09.13 18:45:26
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2014.08.30
カテゴリ:飛翔の剣
ジーフの妻ミチルとベルはマイロンから今までのいきさつと、プリンセスキョンからの伝言の事を黙って聞いていた。そして、マイロンが話し終えるとミチルはしばらく言葉を探すように考えていたが、やがて話し始めた。

「ジーフは二カ月近くここには戻っていません。今までも漁をするために1ヶ月くらいは家を空ける事はありましたが、こんなに長い間戻らないのは初めてなんです。だからとっても心配で・・・・」
そう言って彼女は悲しげな表情を見せたが、ようやく気を取り直して続けた。
「ジーフがクリスタルサーペントを倒したのは本当です。」

ベルがすぐに後を引き取って言った。
「私が見ていましたから。彼はあの時、見ず知らずの私を救うためにあの怪物と闘ったのです。」

ベルは話し始めた。
「私はあの時、クリスタルサーペントが棲む洞窟に忍び込んで、怪物がいなくなるとそのねぐらに転がっているたくさんのクリスタルを拾っては町で売る商売をしていたのです。そのクリスタルは夜になるとほの白く光り、この島では家の明かりに使っているので高く売れるのです。だからそんな人たちは結構いて、その多くがそれで命を落としているにも拘わらず。」
そこで彼女はごくりと唾を飲み込むと再び続けた。
「そしてあの時も私と他に数人が必死にクリスタルを集めていると背中に冷たい殺気を感じたのです。恐る恐る振り返るとクリスタルサーペントが透き通った巨木のような体で出口を塞ぎこちらを見ていました。死を覚悟しました。これでついに私の人生も終りかとあきらめました。私はこの島を出てもっと広い世界で思いのままに生きたいといつも思っていたのに、残念ながら諦めるしかないかと。」

彼女はいまだに恐怖を感じるのか、両腕で自分を抱え込むとブルッと身震いした。

「その時、私は怪物の頭の後ろ辺りの岩壁に小さな黒い影が動くのを見つけました。その影は私に向かって何かしきりに手振りをしていました。すぐに私は怪物の注意をひきつける様に言っているのだと分かりました。そこで私は少しずつその影が指さした方向に移動し始めると、怪物もそちらに向かって首を動かし私の動きを追い始めました。そしてついに岩壁の反対側に付きあたりもう一歩も先に進めなくなり、怪物は私に襲いかかるべく大きく頭を後ろにそらしたその時です。その影がさっと何かを投げました。それは漁師が漁に使う銛でした。その銛は怪物の頭の後ろ首の付け根にある鱗の小さな隙間を見事に貫き、怪物は狂ったように暴れまわり、やがて倒れ息絶えました。」

「その影がジーフさんだったんですね?」
マイロンが聞くとベルはうなずいた。

「ジーフさんは岩壁から地上に降りてくるとこう言いました。『俺も海が時化て船をここに泊めていたらこいつが戻ってきやがったんだ。君には囮になってもらったが悪く思わないでくれよな?」と・・・・」

九死に一生を得た彼女はそれ以来ジーフの家に住み込み、家事や漁具の手入れなどの手伝いをするようになったのだった。ジーフの妻ミチルとベルは今も戻らないジーフを案じて、不安な毎日を必死に生きて来たのだ。

「あなたたちがジーフに頼みがあるのなら、どうか彼を探して来てお願い。」
そう言ってミチルとベルは涙ぐんだ。

「ああ、俺がきっと彼を見つけ出して無事に連れ戻すよ。安心してくれ。」
何と今までベルを一目見るなり茫然と立ち尽くしていたハッチが突然やたら大きな声でこう誓った。


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今回のキーワードは「行方」で、74,565件ヒット。

曖昧なキーワードで検索したら、曖昧にヒットしてなんと74,565件。色々な行方が・・・・


片方が 行方不明 になりやすい方にもオススメのセット買い・・・
商魂丸見え。


わざわざ審判柄でなくとも・・・・・誤審だけはお気を付けを


どこにヒットしたかと思えば、行方さん?


きっとトットさんを救出に行っているんだ。









最終更新日  2014.08.30 20:42:54
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2014.08.16
カテゴリ:飛翔の剣
南の海の果てにあるイスラン島は夏でも冷たい風が肌を刺す極寒の地だった。
マイロンをはじめとするエンペラードラゴン掃討隊はプリンセスキョンからの情報で、この地にジーフという漁師を訪ねていた。

かつて彼がクリスタルサーペントというクリスタルの体を持つ巨大は海蛇を倒した事があると聞いたからだ。

飛翔の剣がエンペラードラゴンには効かない事を知り、クリスタルサーペントの血で精錬し直すことが必要になり、そのために是非ともジーフの助けが必要なのである。

漁港にいた漁師たちに聞いてジーフの住処はすぐに分かったのだが、彼がこの数か月姿を消してしまっている事を聞き、不安に駆られながらも家を訪ねる事にした。ジーフには妻がおり、数年前からベルというイヌ族の女性と三人で暮らしていたが、今は彼女たちがその家を守っているらしかった。

「あそこだ。あの小高い丘の中腹にある丸太で出来た家だ。」
レーオはようやく見えてきたジーフの家を指さして言った。
「しかし寒いな。俺は寒いのは苦手だ。」
アズキンはつぶやいた。
「アズキン?あなたシモン将軍直属の兵隊さんなんでしょ?何よこのくらい。」
サクランはからかうように笑った。アズキンは渋い顔をした。
「あの無敵とも思えるクリスタルサーペントを倒した男の家にしてはいやに質素だなあ。」
冷たい強風に煽られながら丘の中腹で心細げに立つ丸太小屋を見てコットンは言った。
「でもこの数カ月間姿を消しているって、何かあったのかなあ?まあ元々漁師なんだから獲物を追ってどこか遠くの海まで行っているのかも知れないけれど。」
マイロンはクリスタルサーペントの血が手に入る事を願いながら言った。
「まあ、とりあえずはジーフさんの家を訪ねてみるしかないな。」
ハッチは小さな丸太小屋の前に立つと威勢よく言った。

ハッチはジーフの家の扉を叩いた。

しばらくすると扉が静かに開き、中からブルドック種の女性が現われた。
これがベルさんらしい。

「何か御用?あなた方はこの島の人たちではありませんね?」
ベルはちょっと警戒する様に静かに言った。
「おいハッチどうしたんだ。早く言えよ。」
なぜかボーッと突っ立っているハッチの後ろでマイロンが急かした。
「あのー、俺ハッチと言います。俺たち北の国から来ました。べ、ベルさんですか?ジーフさんを訪ねて来たのですが。」
そこまで言うとハッチはまたしばらく黙ってしまった。
「おいハッチどうしたんだお前。いつもはポンポン言うくせに。」
コットンはハッチの前に回り顔を覗きこんで驚いた。

ハッチはもう柄にもなく顔を真っ赤にしていた。
寒さのせいではない。ハッチは明らかにベルを見て照れていたのだ。

「ここでは何ですので、とにかく中にお入り下さい。ゆっくり中でお話をお聞きします。」
そう言ってベルは一行を丸太小屋に招き入れた。
丸太小屋の中は外の世界とは打って変わって温かで、暖炉には赤い火がメラメラと燃えその上でヤカンが蒸気を盛んに吐き出していた。
ベルは彼らのためにお茶を入れ始めた。

まだベルを見ながらボーッとしているハッチを見て唯一の既婚者であるアズキンは言った。

「気持ちは分からないではないけれど、こりゃだめだ。完全にのぼせちまっている。あのヤカンみたいに。」

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今回のキーワードは「漁師 ジーフ」で、2件ヒット。

2件は同じもので実質1件。漁師はともかくジーフが邪魔して検索に引っかからないと思いきやこの1件。しかしよく見るとなんだこりゃ!?

「・・・・ デイジー フラワー ・・・・」合わせ技一本!!って感じ。









最終更新日  2014.08.16 12:33:36
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2014.08.03
カテゴリ:飛翔の剣
「わが弟マイロンに伝えます。」
ミズキーはプリンセスキョンからの伝言を伝え始めた。

「飛翔の剣について私なりに調べた事があります。飛翔の剣はその昔、魔法薬学の父と呼ばれる偉大な魔法薬学師ノースホームにより精錬されました。飛翔の剣は知っての通り、その相手の急所に打ち込めば、その体内から燃え上がり最後にはそのものの体全体を焼き尽くし滅ぼすと言われています。しかし、エンペラードラゴンに対しては、この剣にもひとつ弱点があります。それは元々この剣を精錬するためにエンペラードラゴンの血が使われたからなのです。だからこの剣をエンペラードラゴンの急所に打ち込んでも、それを倒すことはできません。」

「何だって?」
コットンは思わず叫んだ。この飛翔の剣こそエンペラードラゴンを倒す唯一の武器であると信じていたからだ。
「じゃどうすればいいんだ?」
コットンはうめいた。
「コットン、もう少しプリンセスキョンからの伝言を聞いてみよう。」
マイロンはコットンにそう言ってミズキーを促した。

ミズキーは「うん」と咳払いを一つするとプリンセスキョンからの伝言を続けた。
「その弱点を補う方法が一つあります。それは飛翔の剣をノースホームと同じ方法で、エンペラードラゴンと同様の霊的な力を持つ大蛇クリスタルサーペントの血で精錬することです。」

「クリスタルサーペントだって?」
今度はマイロンが叫んだ。

「おいマイロン、クリスタルサーペントって深海の悪魔と言われて船乗りたちに恐れられているあれか?」
北の魔王の息子ハッチは、父親譲りのイヌ族ブルドック種の上を向いた鼻をぴくぴくさせながら聞いた。

「どこを探せばいるって言うんだ?」
コットンは途方にくれながら言った。

「探し当てたとしても、どうやって倒しその血を手に入れるって言うんだい?」
レーオも険しい表情で続けた。

「何せ相手は海の怪物。しかもクリスタルの体つまり海中にいる姿はほとんど目に見えないという相手だぜ。」
アズキンもそう言って不安げに妻のサクランと目を合わせた。

「うっ、うん!」
ミズキーが再び咳払いをした。

「プリンセスキョンが何か手掛かりをくれるみたいだよ。」
マイロンはそう言って再び小さなセキセインコに手のひらを返して先を促した。
ミズキーはプリンセスキョンからの最後の伝言を告げた。

「南のイスランという島にジーフという漁師がいます。彼はかつてクリスタルサーペントを倒した事があります。彼を尋ねなさい。」

「お聞きの通りだ、ジャウカンさん。悪いけど僕たちをそのイスラン島に連れてってくれないかなあ?」
マイロンはジャウカンに頼んだ。

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今回のキーワードは「クリスタル サーペント」で、125件ヒット。

まさかクリスタルサーペントではヒットしないだろうから2つに分けてみてどうにかヒット。

蛇の目のようなサングラス?かけるの気を付けないと怪しい人に思われそう。


ヘビ~!!キモイ~!!って言ってる女性もかけるのかなあ?でも金運が上がるとも言うからなあ・・・・


ヘビ ピン ブローチ?ううん、もろそのままじゃん。


こういうの履いている人時々見るけど、常々こけるところを見てみたいと思う。









最終更新日  2014.08.03 13:34:47
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2014.07.27
カテゴリ:飛翔の剣
コットンをはじめとするエンペラードラゴンを退治するために集まった仲間たち、後の勇者の谷の四人の英雄たちはとんがり山にいた。

とんがり山は像ほどもある巨大な鷲が棲む山の一つだ。

彼らはマイロンの頼みならいつでも力になるというジャウジャウのジャウカンを訪ねていた。5年前、サランの国の戦いのさ中に生まれたジャウカンの子供たちも一人前のジャウジャウに育っていた。

「ジャウカン快く引き受けてくれてありがとう。」
マイロンはジャウカンに感謝した。
「なにそのくらいおやすい御用だ。だが我が友マイロン、気をつけてくれよ。あのドラゴンは凶暴だ。なぜかは知らんが、もう10年以上東の国を荒らしまわっており、あの国も、そしてそこに住む人々もすっかり希望を失くし、戦う気力もない状態なんだ。だから今じゃドラゴンのために、自ら食料を差し出す有様さ。」
ジャウカンは悲しげな表情でマイロンたちを見つめて続けた。
「分かるだろう?食料とはこの国に住む様々な種族から決められた人数ずつ集められ、ドラゴンの谷に置き去りにされるのさ。だからあの国にはもうほとんど住民は残ってはいない。みんなよその国に逃げ出してしまうからな。だが周辺の国のやつらも、あの国の者が適当に餌食になってくれなければ、腹を空かせたドラゴンが今度は自分たちの国にやって来る事を恐れて追い返してしまうんだ。」

「分かってる。僕たち6人できっとドラゴンを倒して見せるよ。それがあの日、武術魔法学校を卒業する時に誓い合った事だから。」
レーオはそう言って強い決意をみなぎらせた。

「お前たちならきっとやり遂げてくれると信じてるからな?だが約束してくれ、絶対に無理するんじゃないぞ。大事な友達をなくしたくない。ああ、俺の子供たちに定期的に食料などを運ばせるから、そっちの方は心配するな。」
ジャウカンは言った。

「ちょっとちょっとジャウカン?」
その時どこやらから声がした。どうやらジャウカンの頭の上の様だ。
目を凝らすとそれはバンブーの連絡係をしていたセキセインコのミズキーだった。彼女は平和を取り戻したサランの国の伝令として方々を飛び回っていた。

「やあミズキー、どうしたんだ?」
アズキンはいつもの調子で彼女に聞いた。
彼女はコータッツ王とシモン将軍との伝令として、シモン将軍の軍隊にもたびたび訪れていたのだ。
「あらアズキン、あなたなぜここに?」
事情をまだ知らないミズキーはアズキンに尋ねた。
「レーオの奴に無理やり連れて来られたんだ。」
「何だって?」
レーオはアズキンの言葉にかみついた。

「あははは、嘘、嘘。シモン将軍からマイロンたちを助けるように言われてね。で君は?」
ミズキーはサクランもいるのが分かると、にこりとして言った。
「大変ね、新婚さんなのに。」

ミズキーは急に改まって言った。
「ところでマイロン、プリンセスキョンから伝言よ。」

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今回のキーワードは「プリンセス 伝言」で、169件ヒット。

こんなにごちゃごちゃあったら肝心のメモが埋もれてしまいそう。


プリンセス・ジブリ?ジブリって砂嵐の事だったと思うが、どんなプリンセス?


このシリーズ、読んだことはないがハーレクイン・ロマンスならありそう。


プリンセスプリンセスとジョニーへの伝言でヒットしたみたい。つるの剛士はウルトラマン・ガイアから知っているが憎めないやつ。


私ならサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」を弾けるようになってみたい。









最終更新日  2014.07.27 12:15:53
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2014.07.06
カテゴリ:飛翔の剣
レーオは勿体ぶるように言った。
「ここに来る途中アズキンがシモン将軍に随行している北東地域のケルトアガート郡駆逐作戦本部に寄ってみたんだ。そこでシモン将軍に5年前の僕たちの約束を果たすために、落ちあう予定のミーグル王国に行く途中だと伝えると、将軍もかねてから気にかけていたことであるが、他国の事でもあるのでおいそれと軍を派遣する事が出来ない。だが是非何か協力させて欲しいと言っていただきアズキンをつけて下さったって訳さ。」

レーオからイヌ族プードル種のアズキンの今までの経歴を聞き、頼もしい味方が加わった事を知り、コットンもハッチも喜んで彼を迎え入れた。
「で、サクランはどうして?」
マイロンが聞くとサクランは恥ずかしそうにうつむいて言った。

「私、私たち結婚したんです。」

マイロンはそれを聞きしばらく呆気にとられていたが、周りも自分自身さえ驚くような声で叫んだ。

「そりゃすごい!」

「そうなんだ、マイロンと初めて会ったあのジャクシャンの襲撃でサクランを助けた時から何か運命が流れていたのかも知れないな?」
アズキンは言った。
「あれから父さんもマイロンのお陰で元気になって、今じゃ畑仕事ももりもりやってるわ。長年寝た切りだったせいもありこっちが心配するほどよ。だからもう母さん一人で家を支える事もなくなったの。そしてある時、母さんが私の思いを察してくれて父さんともに二人の結婚を勧めてくれたの。」
サクランは少し涙ぐみながら言った。

5年前、武術魔法学校を卒業した四人の同級生たちは後に勇者谷の四人と呼ばれ、それを陰で支える二人のイヌ族と共に苦難に満ちた旅へと旅立つ事になるのだ。

――――――――――――――――――

「コットン?お前の志は私も誇りに思う。だがやり遂げられると思っているのか?現にたくさんの武勇者や魔術者がエンペラードラゴンを倒しに出かけ、誰ひとり戻っては来ない。」
コットンの父であるベジート王は悲痛な面持ちでこう言った。
「父上、これはどうしてもやらなければならない事です。今こうしている間もたくさんの人たちが犠牲になっているかも知れないのです。私たちが失敗してたとえ戻らなくとも、次の誰かが立ちあがってあの化け物を退治しなければ、永久に平和は訪れないのです。どうか行かせて下さい。」
コットンは父に懇願した。

ベジート王は病弱な長男より活発で才知に長けて、人望も厚い次男のコットンにいずれは王の座を継がせたいと考えていたので苦渋の表情は隠せなかった。

「父上は兄上を見損なっておられる。兄上は陰で人知れず人を思いやり慈しみの手を差しのべられているのです。そんな兄上を私は尊敬しています。きっとこの国を立派に治める良き王になられる方だと信じております。」
そう言ってコットンは父親の目をまっすぐ見つめた。

「そちはもう戻らないような言い方ではないか?」
王のポツリと言った言葉にコットンは強い決意を込めて言った。

「必ず戻るとは言えません。でも私はこのミーグル王家を決して辱める事無く、最後までドラゴンと闘いたいと思います。」


その未明、コットンたち四人とアズキン夫婦は『飛翔の剣』とともに姿を消した。


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日本ではこんなのないな。やはり王位の考え方が違うのだろう。




やっぱりルパン三世には銭形のとっつぁんだろう。


ああ、怪物ランドの王位継承ね?


帝が暗殺された平安時代は、王位継承は嫌がられた頃もあるとか高校時代の日本史の先生が言っていた。









最終更新日  2014.07.06 14:03:04
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2014.06.21
カテゴリ:飛翔の剣
コットンはマイロンとハッチを伴ってミーグル城に戻ると三人でこれからの事を話し始めた。

コットンは5年前の約束を守ってこうして4人の友が再び集まり、東の国で猛威を振るうエンペラードラゴンを倒そうとしている事に喜びを感じていた。

4人ともそれぞれの役目を果たすべく腕を磨いてきたのだ。やがてレーオもこの城にやってくるだろう。その時こそエンペラードラゴンを倒す旅が始まるのだ。
エンペラードラゴンは相変わらず東の国の人たちを苦しめ、更にそれを退治するために各地から集まった騎士たちもことごとく滅ぼされてしまっていた。もはや打つ手もなくなりかけていると言っても過言ではなかった。

「エンペラードラゴンの奴どうして暴れ始めたのかな?俺が小さい頃はそんな事聞いた事がなかったのに。そうだな今から10年くらい前からそんな話が聞こえ始めたんだが。」
ハッチの言葉にコットンは言った。
「マイロン?お前サランの国でいろんな動物が正気を失い周辺にさ迷い始め、その犠牲者もたくさん出たと言っていたが、それと何か関係があるのかなあ?」
マイロンは首を傾げたが、彼にも分らない様だった。
「あれは昔東の国にあったヘイウッドという魔教集団国のゾーゲンという魔術師の霊が引き起こしたことだったんだけど、まさかそんな事までしたのかなあ。確かに同じ東の国だし、時期も同じころだけど。」

「それにしてもレーオの奴遅いな。いつになったらやって来るんだ?」
ハッチがぼやいたその時、部屋を照らす灯火がすべて消え、真っ暗になった。三人は突然の事に驚きあたりをキョロキョロ見回したが、やがて一つの光点がフワフワと部屋の中に漂ってくるのに気づいた。その光点はスーッと流れる様に部屋の真中まで来ると、三人の真中で止まった。

三人はじっとその光点を見つめていたが、突然その光点が花火のようにパチパチはじけ出して、しだいに大きく膨れ始めた。

そして突然部屋全体にパッと広がると再び灯火に火がついた。

「みんなお久しぶり。僕だ、レーオだ。」
声がする方に目を向けると部屋の窓際に、イヌ族では小柄なチワワ種だがそれでも精悍な姿に成長したレーオが立っていた。

「おい、レーオ。これもネコファムさんの教えかい?」
あれからサランの国で一緒に修行をしていたマイロンは首を振りながら苦笑いした。ネコファムらしいいたずらだと思えたからだ。
「まあそうかもね?遅くなってごめん。ちょっと寄るところがあってね。」
そう言ってレーオはすすすっと軽やかな身のこなしでやって来て、三人の輪に加わった。

「それにしてもいきなりこの部屋に現れるなんて、警備兵に見つからなかったのか?」
コットンが聞くとレーオは澄まして言った。

「幻影で人の目を欺く魔術もネコファムさんに教わったんだ。ちょっと試してみたくてね。」

「お前とんでもなく腕を上げたようだな?それにしてもなんという現われ方をするんだ?」
そう言ってハッチはブルドックのギョロッとした目玉をくるりと回した。

「ところでみんなに紹介したい者たちがいるんだ。」
レーオが指さす先を見てマイロンは驚いて叫んだ。

「アズキン!サクラン!」

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今回のキーワードは「超魔術師」で、49件ヒット。

ミスターマリックね?タネも仕掛けもある魔術師だけど。


これ系のムービーって大好き。


という事は、超魔術師も楽天市場で売ってるんだ。


騙されてうれしいのはマジックの世界だけ。


この物語にも超魔術師が出て来るのかな?









最終更新日  2014.06.22 00:23:26
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