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マスP文庫

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全5件 (5件中 1-5件目)

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その他

2021.05.13
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カテゴリ:その他

強盗「金を出せ!」

妻「強盗よあなた。どうする?」

夫「うちに金めの物は何もない。警察に全部持って行かれたからな。」

強盗「警察に?お前何か悪いことしたのか?」

夫「強盗2回、窃盗3回、詐欺1回の前科6犯だが、強盗には傷害も含まれている。殺人は今の所まだない。昨日ムショから出て来たばかりだ。あんたは?」

強盗「俺?俺は万引き1回、強盗は今度が、は、は、初めてです。・・・完全に負けてる。」

妻「あらー!じゃあなた今日が強盗デビュー?おめでとう!」

強盗「まずい所に押し入っちまったなあ?やっぱ事前にマーケティングリサーチしとかなくちゃいけなかったなあ。」

夫「何ごちゃごちゃ言ってんだ?でどうすんだ?何を強盗に来たんだ?」

強盗「あのー、お金を出しやがれです。」

妻「あんた何聞いてんの?うちに金めの物も、金もないの!」

強盗「じゃこの豪勢な屋敷にどうして住めるんだ?」

夫「それは寄付で何とかやってんだ。」

強盗「寄付ってどんな人から寄付があるんですか?」

夫「『あるんですか』かあ?こら強盗、しゃきっとしねえか!」

強盗「だ、誰だ?そ、その寄付す、するって方は?」

夫「ダメ!全然ダメ!やり直し!」

強盗「誰だ!?その寄付するって野郎は!?」

夫「うん、まあ大分良くなった。おいあれを出しな。」

妻「強盗さんここに名前と連絡先書いて、ここにハンコ押して。こっちは服従誓約書よいい?これからは稼ぎの半分はうちに寄付すんだよ、わかったね!?」

夫「契約破ったらたたっ殺すぞおら!分かったかあ!?」

強盗「ひえ~!お巡りさん!」







最終更新日  2021.05.13 00:00:19
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2021.05.09
カテゴリ:その他

女A 「あーら、あなたー?」

女B 「まあ、あなた。誰かと思ったらどなたでしたっけ?

女A 「何それ?あなたけい子でしょ?」

女B 「よし江?あなた全然変わらないわねえ。」

女A ことよし江 「変わらないって?今私の事分からなかったくせに。」

女B ことけい子 「久しぶりね。高校卒業して以来かしら?」

これ以降よし江 「あなた今どうしているの?」

これ以降けい子 「私?私はねえ総合商社に勤めているの。」

よし江 「すごいじゃない。どこにあるの?」

けい子 「駅前商店街。」

よし江 「え?」

けい子 「だから駅前商店街。」

よし江 「名前は?」

けい子 「にこにこ・・・・・」

よし江 「え?え?え?」

けい子 「しつこいわねえ。にこにこスーパー。」

よし江 「なにーそれー?ただの駅前のしけたスーパーじゃないの?」

けい子 「あの辺りじゃただ一つの総合商社なのよ。あなたこそどこ勤めてるの?」

よし江 「私は外資系よ。」

けい子 「外資系ってどこよ?」

よし江 「外資系は外資系よ。」

けい子 「じあ名刺交換しましょうよ。」

けい子 「こういう者です。」

よし江 「あっ私も。こういう者です。」

けい子 「ええ?マクドナルド勤めてんの?マックバーガーひとつ。」

よし江 「お飲み物は何になさいますか~?」

けい子 「なんだ、ただの店員じゃないの。」

よし江 「いいじゃないの、外資系は外資系よ。」

けい子 「あれ?あなた苗字変わってないのね?」

よし江 「どこ見てんのよ?あなただってそうじゃない。」

けい子 「あなた高校の時からモテなかったものね。」

よし江 「それはこっちがいうせりふよ。」

けい子 「じゃ今度は携帯の番号交換しましょ。」

よし江 「名刺に書いてあるでしょ。私に電話してみてくれる?」

けい子 「090の・・・・3291と、よし掛けるわよ。私のに似ているわね。どう覚えようかしら。3291だからミニクイね?」

よし江 「どうしてそんな覚え方するわけ?信じられな~い。ええとけい子のは2319?本当似ているわね?2319だからブサイクね?」

けい子 「あなたこそどうしてそんな読み方するの?もうあなたとは金輪際会わない。」

よし江 「こっちこそ絶交よ。フン。」

けい子 「フン。」







最終更新日  2021.05.09 00:00:18
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2021.05.06
カテゴリ:その他

え~毎度ばかばかしいお話を一席。

カタツムリを漢字で書けますかな?ご聡明な皆様の事、造作もない事とお察ししま・・・?

おやお父さん、私と目が合うなり目を逸らす事はございませんでしょ?別にテストで質問したりなんざあしませんよ。でももしや?ひょっとして?まさか?そんな事は?

いやいや知らないなんて事はありますまい。これ以上深く追究するのは野暮というものですな。

・・・・・・・・・・?

どうですお父さんのホッとした顔!

 

それはさておきカタツムリという漢字、実によく出来ておりましてな、虫へんに鍋のつくりの部分を合わせて鍋に入った虫。牛の様な角があるから二つを合わせて蝸牛と書きます。

さてこの蝸牛。ご存知の通り、そのスローモーな動きでいつも皆の足手まとい。まあもっとも手も足もないので仕方ないのではありますが。

一緒に旅行しようにもいつも電車に乗り遅れる。

運動会があれば蝸牛のいる組はいつも負ける。

引越をすれば蝸牛がやっと一つ運び終えた頃にはすべて片付く。

マラソン大会では、蝸牛が最後にやっとゴールするのが、スタートから二週間後。

遊園地で観覧車に乗ろうとしても、観覧車より遅くて乗り込めない。

こんな有様で他の虫は蝸牛と旅行もしなければ、運動会やマラソン大会出場はお断り、観覧車は乗車拒否だし、引越でちゃんと働かないからと、もらう部屋は一番小さい部屋となるのが人情いや虫情であります。まあもっとも蝸牛の場合自分専用の部屋を持っておりますから、部屋自体もらう必要がないのでありますが。

これで蝸牛の性格が温厚で憎めない性格なら、皆もまだ笑って許してくれるのでしょうが、話し方は意外に早口で、減らず口ばかりで、結構喧嘩早いと来ておりましてな。

そんな蝸牛に皆はのろまだ、間抜けだ、お邪魔虫だと非難轟々雨霰。

いくら蝸牛が言い訳しようが聞く耳をもたず、人権ならぬ虫権蹂躙だと訴えても裁判所も知らんぷり、泣いて詫びてもどうせまたと取り合わず、居直って怒鳴り散らそうものなら、相手が蝸牛だけに『でんでん無視』。

お後がよろしいようで。







最終更新日  2021.05.06 00:00:18
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2021.05.02
カテゴリ:その他

え~どこの世界にもなくてはならない存在というものがありましてな、我々落語界では八つぁん熊さんなんかはさしずめその代表と言っても良いんじゃないでしょうかな。八つぁんは本名八五郎、熊さんは本名熊五郎といいましてな、喧嘩早いがお人よしでおっちょこちょいで慌て者の江戸っ子で、人情溢れる下町の長屋の住人というのがお決まりでしてな。

所で八つぁん熊さんどっちが格上で人気者かってのは意見も色々、人それぞれ。本人達もかなり気にしておりましてな、今日もああだ、こうだと唾を飛ばしての大激論になっておる次第であります。ほら大家が呆れて待ち受けるのにも気づかず、二人して向こうからやって来ます。

 

八つぁん 「てやんでぇ~、俺の方が上に決まってんじゃねぇか。八つぁん熊さんだろ?いつも俺の名が最初だ。」

 

熊さん  「何を言いやがる。俺の方が上だぜ。二枚目ってぇのはなぁ、役者の名札が二枚目に出るから二枚目ってえんだ。うまい物も食べずに後に取っとくじゃねぇか。」

 

八つぁん 「まずい物は最後まで食わずに犬にでもくれちまうがな。」

 

熊さん  「何を~!」

 

大家   「八つぁん熊さん、朝っぱらから何揉めてんだい?」

 

八つぁん 「おお、おやおや大家。いつからそこに?」

 

大家   「何言ってんだい。あたしゃさっきからここにいてお前さん達が、何やら言い合いながらやって来るのをずっと見てたよ。」

 

熊さん  「そんな事より大家さんよ、今度から熊さん八つぁんって呼んでおくんな。」

 

大家   「なんだいそりゃ?」

 

熊さん  「いや何ねぇ、八の野郎の名が先に呼ばれるのは、てめえの方が偉いからなんぞとぬかしやがるんでね。」

 

大家   「そんだけの事かい?」

 

八つぁん 「そんだけの事って、そもそもこちとら、落語じゃ『だくだく』だろ、『たらちね』だろ、『野ざらし』だろ、『一目上がり』だろ、『天災』だろ、『道灌』だろ、『船徳』だろ、『浮世根問』だろ?みんな出たぜ。」

 

熊さん  「てやんで~!こちとらだって『崇徳院』だろ、『上方版らくだ』だろ、『薮入り』だろ、『まんじゅうこわい』だろ、『猫の災難』だろ、『大山詣り』だろ、『子別れ』だろ、『粗忽長屋』だろ・・・」

 

八つぁん 「待て待て待て。『粗忽長屋』にぁ俺だって出てるぜ。」

 

熊さん  「すっとこどっこい。オメェなんざ、俺の脇役。刺身で言やぁつまみてぇなもんだぜ。」

 

八つぁん 「なにを~」

 

熊さん  「そんじゃどっちが上かご隠居さんに決めてもらおうじゃねぇか?」

 

八つぁん 「上等じゃねぇか、後でほえづらかくな。」

 

隠居   「みんな聞いとったワイ。」

 

熊さん  「どうしてこんな所に?」

 

隠居   「たわけ。こんな路地でそんな大声で怒鳴り合やぁ、いくら耳の遠いワシでも聞こえるワイ。」

 

八つぁん 「それじゃ話は早い。どっちが上だい?俺だろ?」

 

隠居   「こらこら焦るでない。そもそも落語の主人公ってのはなぁ、おつむの足りねえ、何をやるにもドジばかり、失敗ばかりで、まわりにめぇわくばかりかける鼻つまみで、・・・・・」

 

ご隠居が長々と講釈を垂れるのを二人とも黙って聞いておりましたが、

 

八つぁん 「熊よ、オメェの方が少しばかり沢山出てるかもな?」

 

熊さん  「馬鹿言え!二人とも同じようなものだぜ」

 

八つぁんは考えていたが、ぱっと顔を輝かせ、

 

八つぁん 「『粗忽長屋』じゃ、おりゃぁ刺身のつまだ。」

 

お後がよろしいようで.....







最終更新日  2021.05.02 00:00:16
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2021.04.29
カテゴリ:その他

「父上、如何なされた。こんな夜更けに。お体に触りまするぞ。」

新八郎は老いた今にも折れてしまいそうな父の痩せた肩を抱えてそう問いただした。

「殿に、殿にお目通り願って来る。お目通り願って...」

「どうした、新八郎」

「おお、兄上。父上が殿にお目通り願いたいと仰せで、床を抜けて今にもお城に向かわれそうなご様子なのでございまする。」

宗貞は弱りきった父親の顔を見つめ、

「父上、その様なお体では無理でござる。今しばらく養生下され。春も近うござる、暖かくなれば、この宗貞がお共致します程に。」

老い、病の床に伏せてはいるものの、かつては矍鑠(かくしゃく)として戦場を走り抜け、鬼道源と言われた道源寺貞行は、乳白色に光る月を見上げた。

「おぬしらが何と言おうが、殿にお目通り願いたい。」

 

夜はさらに更け、同じ月が昨晩から降り積もる雪を煌煌と照らす庭に、部屋の灯りを映しなから、一国一城の主となった重宗は、長い戦で疲弊した領民や財政状態に関する報告書に丹念に目を通していた。

「殿、殿」

重宗は庭先から呼ぶ声にふと気がつき、訝しがりながらも庭に通ずる廊下に足を下ろした。

「おお、爺ではないか。もう体はよいのか。病を得たと聞き及んでいたが、心配しておったぞ。」

「なんの、なんの、この鬼道源、口うるさい倅どもの目を逃れて、今宵、一目でも殿にお目通り願いたいと、雪道を参った次第で。」

「爺ならばいつ何時であろうと予は構わぬが、こんな夜更けにまたどうした事じゃ。ここは冷える、ささ中に。」

貞行は主君の勧めにもかかわらず、庭を望む廊下の上に腰を下ろし、月光と雪の明かりで白む一面の銀世界に目を向けた。

「若、久しぶりでござりまするなぁ。あの時も雪降り積もる景色を眺めながら、戦の合間のわずかなひと時を若と一献酌み交わしましたなぁ。この月夜を見て、若と無性にまた杯を交わしたくなりましたのじゃ。」

重宗も同じく廊下に腰を下ろし、庭を眺めその時の事を思い出していた。

「覚えておるぞ。まだ初陣間もない頃であった。若輩の予が手柄をあせるあまりしでかした大失態を、その時爺は鬼道源の形相で諌めてくれたのであったなぁ。」

「若、それを言われますな。しかし、その後若も立派になられ、今では一国一城の主でござりまする。この貞行もう思い残す事はござりませぬ。」

「これ爺、不吉な事を申すでない。しかし爺、もういつまでも若はないぞ。」

「申し訳ござらぬ。殿とこうして昔の話に興ずるとつい若とお呼びしてしまいますのじゃ。しかし若、いつまでも爺じゃござりませぬぞ。」

「いかにも。」

重宗はそう言い、だんだんこみ上げる可笑しさに堪らず、腹の底からこみ上げて来る笑いに堪えきれずについに大声で笑い始めてしまった。

鬼道源もいつしか大声で笑い始め、二人はいつ果てる事もなく笑い続けていた。

 

「お恐れながら申し上げます。」

廊下のはずれから側付きの家臣が怪訝な上目遣いで仰ぎ見ながら、声をかけて来た。重宗は立ち上がり、何事かと歩み寄った。家臣は重い口を無理に開こうとするかの様に、一語一語を絞り出す様に言った。

「先の刻、道源寺貞行様がお亡くなりになられました由にござりまする。」

重宗は訳がわからず、

「戯けた事を申すな。爺なら先程からそこに.....」

と言い振り向いた重宗は、廊下の中程でこちらを見ながら先程の笑いをまだ口元に残しながら月の光に溶け込むように消えて行く貞行の最後の姿を見送っていた。

 

「爺、そうであったか。爺、じ...

 

「酒を持て」
「酒をでござりまするか?」
いぶかしがる家臣に
重宗は気が付き言い添えた。
「杯は二杯用意せよ。」
意を得た家臣は深々と一礼すると奥へと下がった。

 

重宗は元いた廊下に戻り、先程まで座っていた場所に座り、相変わらず照る月を見上げてつぶやいた。

 

「今宵は二人だけの宴じゃ........爺」






最終更新日  2021.04.29 00:00:18
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