介護人の備忘録

2005/09/01(木)22:26

大変だったショートステイ

脳卒中で半身不随の父(284)

15時20分、Kホームへ父を迎えに行く。おやつ食べ終えたところ。声を掛けると「うぇ~ん」と大声で泣き出す。16時、帰宅。麦茶を飲むとすぐに居眠り。ケア記録を読み始めたが、途中で沈鬱な気持ちになる。--初日。入所後、ポカリゼリーを150cc摂取。直後より車椅子を動かし、落ち着かず。居室を指差し、険しい表情。静養するが、30分でコール。「起きたい」とリビングへ。下を向いて浅眠。昼食は少量。居室を指差し、戻りたいとアピール。多動のため、静養。15時、尿失禁で全衣類、リネンを交換。 おやつを食べ、居室にて静養。コールがあり、「起きたい」とリビングへ。この繰り返しが数回。17時、リビングに見当たらず、居室にて倒れているところを発見。血圧185-108mmHg、脈拍113。痛み、外傷ナシ。18時半、家族が薬を持って来園。22時、ダイパーを千切り、ベッドサイドが散らかり、服も体も千切ったダイパーにまみれている。ダイパーを交換し、ダイパーカバーの下にサラシを巻き、手で引き出せないように覆って対処。1時、5時、7時ともダイパー千切っており、交換。 2日目。朝7時に声掛けにより起床。午前、リビングにいても、車椅子を自操し、居室の前にいることが多い。右下肢より引っ掻いて出血し、消毒と保護。入浴後、軟膏塗布。昼食後、少しテレビを見て、居室にて静養。訪室した際、失禁のため全衣類、リネン交換。おやつ後、落ち着かれ、リビングにて過ごす。夕食後はリビングで過ごし、18時50分頃居室へ案内し、就寝。とても表情が穏やか。ダイパーを千切る行為もナシ。夜間巡回時も目を覚ましていることなく、良眠。 3日目。7時過ぎに声掛けするが、「まだ、眠い」とのことで、朝食を遅らせる。8時45分起床。午前中は本人の希望で、静養。その間、何度かコールがあり、「寝かせてくれ」との言葉あり。「今、休んでいるので、このまま休んで下さい」と言うと、安心する。昼食は数口のみで、ゼリーを300cc。居室へ自操し、静養。--今回のステイは職員さんにとっても、父にとっても大変だった様子。せん妄、不穏、度重なるダイパー交換にも笑顔を絶やさず、優しく接して下さる職員さんに、感謝の念が堪えない。 17時、疲れた様子だが、「お散歩でもする?」と尋ねると「行く」と答える。18時まで近所を回り、公園の木陰で休む。家に戻り、阪神×中日の首位決戦を付けるがボーッとして、「眠い。寝る」との発言ばかり。テレビの真ん前に車椅子を置くとそれなりに観戦しているが、顔を合わすと「寝る」と言う。20時、夕食。眠いせいか、あまり食べない。「寝る。寝る」攻撃を何度もかわしながら、21時までもたせる。洗面後、入浴せずに21時半、就寝。

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