2009/12/23(水)18:53
*「くるみわり人形」*
クラシックバレエを初めて観たのですが、ヨーロッパの冬は厳しいから、
王侯、貴族たちはこういう目や耳、心まで楽しませる物を愛でたのかな~
という感想です。
この日の「くるみわり人形」というファンタジーは、幕が上がった瞬間に
視覚的にも柔らかい絵本の色彩でした。
これからの物語が始まる町並みが手前の半透明のスクリーンに描かれていて、
中央にクリスマスツリーが一瞬輝いたと思ったら、物語のはじまり、はじまり。
雪の精たちの群舞、2幕目での花のワルツは薔薇の花そのものの香りがして
きそうに美しい。アラビアの踊りもエキゾチック!ネズミ軍との戦いで、全
体が引き締まった。
生身の人間が演奏を聴かせ、舞うことで完成させていく絵本の世界。こんな
安い値段で楽しませてもらうのが悪いみたい。この後数日はチャイコフスキー
のメロディーが頭から離れませんでした。
オーケストラの演奏はフォーラムのホールAで聴くにはボリュームが小さく
感じました。やっぱりもっと小さいホールの方が良かったみたい。生の演
奏だものね~。広さに合わせてボリュームを上げたりできないものね。
この日のプリマ
レニングラード国立バレエ
銀座松屋ではキューピー展をやっていたみたい。24日までだって。
観に行く時間が無かったけど、とってもキュート!
キューピー展