「東京新聞」の12/31・1/1の各４面を見て。

ただ感じるのは政府による情報隠蔽と安全を繰り返す「欺瞞」のみである。たとえば「海の放射性物質」セシウム１３７の海底への拡散・沈殿に伴う蓄積分布は、福島第一原子力発電所から半径３０キロ圏より遠方にある北の宮城県女川の方が高い値を示している。また放射性セシウム１３４・１３７の陸地における蓄積を見ても、３月１５日及び同月２１日の飛散状況が迅速に情報開示されず、在日米軍にだけリアル・タイムに情報提供をされ続けたという皮肉な事実が如何に「トモダチ」のコトバから離れた実体かを明らかにする。