ザコＦ２の隠れ部屋

とゆーわけで、（タイトルながっ）
「機動戦士ガンダムＦ９１」を久々に見ました。

内容はといえば、
初代ガンダムの第１話２話をリニューアルしたようなものですが、
これに家族の絆の話がからんできて、
きちんと別の話になっています。

学園祭の開催中に突然起こる戦争。
その中で逃げ惑うクラスメイトの恐怖や悲しみ、思惑が
しっかりと描かれています。

続編を想定していたため、
ちょっとお話が中途半端で、傑作とは言い難いかもしれません。
しかし、佳作良品であることは間違いありません。


主人公シーブックの家族と
ヒロインセシリーの家族が対になって描かれていく様も
良いです。


そしてラスボス鉄仮面の操るラフレシアを倒した後が凄く良い。
戦いの中、宇宙の真っただ中へ飛ばされてしまったセシリーを探すために
シーブックは母に言われて
Ｆ９１のバイオコンピューターとセンサーをつなぐんです。
目で探すのでなく、心で彼女を感じとれと。
「あなたを求めている命を感じるのよ」
そしてついに彼は宇宙に漂う白百合の先に彼女を見つけるのです。
ここでじんわりと来るのだなあ。
いいなあ。

彼らのこの後の活躍は映像化されなかったけれど、
「クロスボーンガンダム」という大傑作マンガで結実しているので、
特に不満はありません。

もしかすると「ガンダム」や「Ζ」に匹敵する作品になったかもしれないな、
とか思うのは、贔屓目なのでしょうかねえ。


クロスボーンバンガードのＭＳって
デザイン発表時は凄まじくカッコ悪いと思ってたんですが、
動いているのと、プラモを見て以来、
ジオン系についで好きです。
特にベルガ・ギロスとダギ・イルス。
キャラはアンナ＝マリー。可哀想すぎる。