赤くて3倍
何となく出た横浜の街で、イタ飯屋に入ってペペロンチーノを頼んだ。 目の前に出されるスパゲッティの皿。にんにくの香りが食欲をそそる。 そして色鮮やかな赤が皿の中心に。赤唐辛子が丸のまま乗せられていた。 普通に考えれば、これは飾りだ。ステーキに添えられるパセリと同様に、パフェに乗るミントと同様に、喰うものではない。 しかし喰えないこともないものだ。パセリもミントも喰って体に悪いものではない。 ただ、赤唐辛子は流石に体に悪いかな・・・なんて思っていた。 赤い三日月の下にはまったりとした味わいのスパゲッティが。 これなら、一緒に食べればなんとか中和できるかな?などと既に喰う気満々。 早速かじってみる。(ガリッ) 焔 ガレェーッ!辛っ!辛辛辛っ!K・A・R・A・I! あれだ、これは唐辛子だ。辛いものだ。喰いモンじゃない。 うぇー辛い辛い辛い。今日の寒さも苦にならなくなってくるわい。 で、結局全部食べました。唐辛子も。 明日の厠が楽しみです。