きょうのモヨウは

2021/06/19(土)12:26

手術で治ったことと失ったもの

原発性アルドステロン症(34)

入院・手術された職場のnさんが職場復帰されている。 仕事はできているが手術の後遺症が痛々しい。 明らかに生活・仕事に支障がでています。 私も手術したのでわかるけど、 病気の部分を切り取って「治った」というけど、 後遺症が必ずあるのね。 病気で手術の場合、大きな検査を何度もして疲れるし、 癌の告知があると癌=死と思って気が動転するじゃない。 もう、早く切って治そうと思うばかりで 後遺症があることは聞いても深刻に考えてないと思うの。 「手術は成功!癌は完全に取りました。残念ながら  患者は死にましたが」そんなブラックジョークがあるくらい。 その辺がクオリティオブライフ。 命の長さ、病気の苦しさ、つらさと 日常生活の快適さ?をいろいろ考えて 比較検討して治療方法を選ぶということなのね。 原発性アルドステロン症だった私の場合、 片副腎をとって重度高血圧はすっかり治った。 手術前、一つになっても生活に影響はないといわれてたけど、 ぐっと疲れやすくなったし、アレルギーになりました。 その時、併発疑いのあったクッシング症候群の場合、 同じように一つ副腎を切除しても 手術後の生活は後遺症がすごくつらい、と聞きました。 「手術して治る」ということは 必ず何かを失うことがあると改めて思った一週間でした。

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