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2011.10.13
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カテゴリ:石川県の民話 伝説
石川県の昔話 笠地蔵

[笠地蔵]

[参考:中能登町の民話伝説より]

この昔話は全国に伝わる有名なお話ですね。内容もほぼそっくりです。出てくるおじいさん、おばあさんのやさしさと地蔵様のやさしさがとても気持ちがよく、全国に伝わる理由が分かります。この昔話が中能登にも伝わっているのでご紹介します。

むかしむかし、あるところに笠作りをしているおじいさんとおばあさんがおりました。今日は大みそかだというのに、お金も餅も無く、心配したおじいさんは町へ笠を売りに行くことにしました。

5つの笠を抱えたおじいさんが外へ出たら、朝から降り続いた雪で外は真っ白でした。村はずれまで来ると6つのお地蔵様が並んでいました。お地蔵様の頭に雪がこんもり積もっていたのでおじいさんはそれを払って1つずつお参りをして町へ向かいました。

町へ着いて、
「かさあー、かさあー。かさはいらんかー。」
と一軒一軒の家の前をまわってみたけれど、みんな寒くて奥にこもってしまい一つも笠は売れません。やがておじいさんの声もかすれてしまって、仕方なくとぼとぼと家へ帰ることにしました。
「ばあさんに餅でもと思うたがのう。こう売れんでは仕方が無いか。」
そうつぶやいて歩いていると、あの6つのお地蔵様の前を通りかかりました。来る時に払った頭の雪も再びこんもり積もっています。おじいさんはまたそれを払って言いました。
「こんな寒い中に立っておられるなんて、さぞつらいことじゃろ。ここにちょうど笠がありますぞ。」
おじいさんは地蔵様に笠をかぶせてあげました。でも笠が一つ足りません。そこで自分の笠を最後の地蔵様にかぶせて家へと帰りました。

「ばあさん帰ったぞー。」と家へ入ると、
「ああ、じいさん、笠はなんぼに売れたかいの。」
とおばあさんが聞きました。
「それがな。今日はひとつも売れんでのう。帰りに地蔵さんがあんまりさぶそうじゃったからかぶせて来てしもたわ。お前に餅の一つも食わせてやりたかったんじゃが・・・」
「ああ、じいさん、それはよいことをしなすった。地蔵さんも寒かろう。わしは餅も雑煮も食べんでいいぞ。それ聞いてわしの心も温こうなったわ。よかった、よかった。」
そんな話をして二人は早々に床に入ってしまいました。

ところが夜中におじいさんが便所へ行こうと起きてみたら、遠くの方から何か声が聞こえてきました。その声はだんだんおじいさんの家へ近づいて来るようです。
「よいせ、よいせ、よいせ、よいせ。じさまの家はもう少し。もう少し。」
おじいさんは何事かと恐ろしくなり床へ戻って震えていました。
その声は玄関まで来ると、
「やれやれやれやれ、じさま起こすな、正月じゃ、正月じゃ。やれやれやれやれ、正月じゃ、正月じゃ・・・」
また次第に遠くなっていきました。

朝になって、おばあさんが玄関を開けてみると、なんと、玄関の前にたくさんの餅やら魚やらお金やら山のように積みあげてあったそうです。


(文責:津幡町 吉田恵一)

[石川県昔話 目次]

中能登町の地図をご紹介します。リンクするのは失礼だと思いますので、矢印のあとをコピーし、検索窓に貼り付けトップをご覧ください。

(グーグルマップ)→ 石川県鹿島郡中能登町 瀬戸

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Last updated  2014.05.07 13:54:03
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Re:石川県の昔話38 笠地蔵 中能登町瀬戸(10/13)   ろーずまりー0347 さん
こんばんは。

この話は良く知っていますよ。
やさしいおじいさんとおばあさんにお地蔵様からの贈り物が
たくさんあって本当によかったなと思いました。
貧しくても親切に正直に生きていればいいこともあるんだなと思えたお話でした。 (2011.10.13 21:19:12)

Re:石川県の昔話38 笠地蔵 中能登町瀬戸(10/13)   HANG ZERO さん
雪国では、あちこちに伝わるお話のようですね。
優しい気持ち...
いつまでも持っていたいですね。 (2011.10.13 22:27:50)

Re:石川県の昔話38 笠地蔵 中能登町瀬戸(10/13)   空と海の子. さん
「それ聞いてわしの心も温こうなったわ。」と
言える人でありたいと思いました(*^_^*)

お地蔵様はいつでもどこでも私たちを見守って
下さっているので、頭を下げて挨拶は欠かさない
様にしています(*^^)v

(2011.10.14 13:35:24)


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