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2011.10.22
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カテゴリ:石川県の民話 伝説
石川県の昔話47 あわたの橋ぐい 

[あわたの橋ぐい]

[参考:能登の民話伝説より]

むかしむかし、七尾に「あわた」という村がありました。毎年、近くの川が氾濫し、田んぼも畑も水びたしになるので大変困っていました。村人たちは何度も相談していましたがなかなかいい案が浮かびません。その時一人の男が立ち上がってこう言いました。
「川の神を鎮めるにゃ、やっぱり人柱を出すしか無いやろ。」
「妙案だがの。一体誰がなるんかい。」
みんなはいっせいに黙ってしまいました。その後いく人かが意見を出しましたが、誰も死ぬのは嫌に決まっています。やがて村人は、こんなことは言い出した者しかいないとその男に迫りました。その男は言い出した手前簡単に断るわけにいきません。家族のことを思い悩みましたが、自分の身一つでこの村を助けることができるのならと承諾したのです。

それを聞いて、その男の家族はひどく悲しみました。しかし、村人全員がもう決めたことです。逆らったら村には住めません。やがて橋げたのクイにくくられて沈んでゆく父親を泣きながら見送りました。

やがて数年がたち、その家族の娘がお嫁に行くことになりました。娘が家を出る時、母親は涙をためながらこう言って送り出しました。
「向こうに行っても何でもしゃべるんじやないよ。お父様のようになるからね。」
娘は黙ってうなづきました。その娘は普段から口数が少なかったのですが、お父さんが亡くなるのを見てから、悲しみのあまり、ますます無口になっていました。

そうして嫁ぎ先で新しい生活を始めましたが、娘はほとんどしゃべりません。夫が何か相談事を話しても、ただ黙ってうなずくだけ。夫はなんとかしゃべらせたいと工夫をしても、下を向いているばかり。そのうち夫はあきれて怒ってしまいました。
「口の聞けない嫁をもらった覚えはないぞ。とっとと実家に帰れ。」
とうとう召使いが娘をかごに乗せ、送り返してしまうことになりました。

途中山道にさしかかった時のこと、一羽のキジがケーンケーンと鳴いてバタバタと山陰を飛び上がっていきました。と、すぐあとドーンと鉄砲の音がしてキジは谷間の方へ落ちて行きました。
その時、黙ってカゴに揺られていた娘が、突然涙を流し、こういう歌を口にしたのです。

「わが父は、あわたの川の橋ぐいに、キジも鳴かずば撃たれぬものを。」

召使いたちは、ああ、村のために死んだあの父の娘かと知って、みな涙を流し、きた道をまた戻って行ったそうです。

(文責:津幡町 吉田恵一)
[石川県昔話 目次]

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Last updated  2014.04.16 20:15:07
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