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カテゴリ:金沢散歩
金沢散歩(9) 金沢市足軽資料館 2015年2月1日更新
前回は主に加賀藩重臣千二百石「野村伝兵衛信貞」の庭園をご紹介しましたが、今回は庶民である「足軽」の家をご紹介します。「足軽」というのは身分の低い兵士。武士に雇われ様々な雑用や戦いの手伝いをしていたようです。金沢市足軽資料館は藩政時代の足軽屋敷を移築し再現したもので、「清水家」と「高西家」の2棟があります。建物の中には日常生活品の展示、解説もなされています。田舎出身の私としては、かまどや鍋など懐しく親しみを感じました。たまに古い生活の中に身を浸してみれば、何かしら感慨深いものがあります。入館料は無料。年中無休です。(写真はたくさん有りますが、字数の関係で「清水家」のみご紹介しますね。) [交通アクセス]⇨金沢武家屋敷跡近くです。金沢駅東口からバスで10分程度、香林坊下車、徒歩5~6分。付近の駐車場は1時間300円~400円と高いので、金沢駅周辺の1時間100円程度の駐車場を利用され、バスで来られた方がいいと思います。まちバス(土日祝日のみ運行)、兼六園シャトルバス(毎日運行)なら土日祝日は大人100円、子供50円で来られます。 [足軽資料館入口] この奥に「清水家」と「高西家」が有ります。 ![]() [清水家玄関] 清水家の足軽屋敷は、旧早道町(現・金沢市幸町)に残されていたもので、明治時代以降も代々足軽の子孫が受け継ぎ、1990年(平成2年)まで住み続けられていたそうです。 ![]() [玄関を入ったところ] ![]() [座敷] ここで客人をもてなしたのでしょう。 ![]() [床の間] 立派な仏壇が有ります。 ![]() [納戸兼寝室] 寝室に普段使わないものを置いていたようです。 ![]() [鍵の間] いわゆる居間です。読書したり、内職したりしていました。 ![]() [あま(天井裏)への入口] 足軽の家は原則として平屋ですが、このように天井裏を広くとって荷物置き場にしていました。田舎の私の家には現在でも部屋が2つ、3つできるような「あま」が有ります。 ![]() [あま(天井裏)] 何か雑然と置いてあります。 ![]() [茶の間] ![]() [茶の間の鉄瓶] 過ぎ去った時間を感じさせます。 ![]() [流し(台所)の鍋類] 私の幼いころ、うちにもこんなものが有りました。 ![]() [台所用具] 今でも使えますね。 ![]() [鴨居の武具] 槍でしょうか。 ![]() [座敷から見える庭] なかなかの庭です。当時は客人との交流を大切にしましたので、立派な庭を作ったようです。 ![]() [庭の手洗石] もみじの葉が一枚。誰かが入れたのでしょうか。それとも自然に入ったのでしょうか。 ![]() [高西家玄関] 高西家は清水家のすぐ近くに有ります。字数が足りないので高西家は玄関だけの紹介になります。 ![]() 次回は金沢神社と金城霊沢をご紹介しますね。 金沢の地名の由来が分かります。 金沢散歩(10)金沢神社・金城霊沢へ ☆☆☆ 金沢の旅館 ホテル ご紹介☆☆☆ [金沢駅周辺] [金沢繁華街]・[中心街]・[中心をやや離れた宿] ☆ホームでは、石川県全域のお宿をご紹介しています。 どうぞきまっし石川→ホームへ戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2015.02.01 08:58:47
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