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カテゴリ:金沢散歩
金沢散歩(10) 金沢神社・金城霊沢 2015年2月1日更新
金沢神社の主祭神は菅原道真。石川県で最も有名な学問の神様です。12代藩主前田斉広(まえだなりなが)が建てた竹沢御殿の鎮守神社とされ、以前は「竹沢御殿御鎮守天満宮」と呼ばれていました。神社には菅原道真のほか、金運・災難除けの神「白蛇竜神」、交通安全の神「琴平大神」、商売繁盛の神「白阿紫稲荷大明神」も祀られ、加賀藩歴代藩主が兼六園を散策する時に藩の繁栄を祈願しました。明治9年に金沢神社と改名。受験生たちがたくさん訪れます。場所は兼六園の随身坂口からすぐ近くですので、兼六園を見学して、ついでにここでお参りしてゆくのもいいですね。料金所を出て兼六園の半券を提示すれば再入園できます。 「金城霊沢(きんじょうれいたく)」は、「金沢」という地名の由来となった湧き水です。以前は「金洗いの沢」と呼ばれていました。昔、芋掘り藤五郎と和子(わご)いう夫婦が芋掘り中に砂金をみつけ、この湧き水で洗ったという伝説が残っています。⇨[芋掘り藤五郎物語] 文禄元年、前田利家がその名をとり、町の名前を「金沢」と決めたそうです。その後「金城霊沢」と呼ばれるようになり、今でも絶えることなく透き通る水がこんこんと湧き出ています。場所は金沢神社のお隣ですのでお参りのついでにどうぞ。また寺町伏見寺に芋掘り藤五郎のお墓が有りますので、あわせてご紹介しますね。[交通アクセス]⇨金沢駅東口から兼六園シャトルバスで12分程度、成巽閣前下車。タクシーなら10分程度。 [金沢神社 中門] 神社はこのように全体的に鮮明な赤い色が多いですね。赤色は、魔力に対抗する色、力の豊穣とされ、また赤塗料の材料は水銀=丹で、昔から木材の防腐剤として使われていたそうです。 ![]() [神社を守る人] どなたか存じませんが、強そうで、魔を見張っています。ガラス越しの撮影ですので不鮮明をご了承ください。 ![]() [神社を守る人] こちらは優しそうなご老人のようです。 ![]() [金沢神社 本殿] 訪れた時は人の気配が無く、神の視線ばかり。思わずかしわ手、合掌。 ![]() [本殿内部] 学問の神様や、家内安全の神様、商売繁盛のお稲荷さんが仲良くここに鎮座していらっしゃいます。 ![]() [お稲荷さんのお堂] お稲荷さんでは狐は使い、眷属で願い事を叶えてくれます。 ![]() [たくさんの鳥居] 鳥居は神界と俗界を区別する(結界)であり、神界への入口。このたくさんの鳥居は前田家に祝い事が有る度に一基ずつ奉納されたそうです。 ![]() [牛の置物] 旧帝展作家 都賀田勇馬氏作奉納 。天神様のお使いの牛だそうです。なでると夢を叶えてくれるそうですよ。 ![]() [金城霊沢] 金沢神社を少し行くと見えてきます。最初建物が無く「金洗いの沢」と呼ばれていましたが、「金城霊沢」と改名し、文政年間、第12代斎広の隠居所がこの近くに建てられたときに屋根など建てて整備されたと言われています。 ![]() [湧き出る水] 今でもこんこんと清い水が湧き出ています。 ![]() [寺町 伏見寺] ここに芋掘り藤五郎のお墓が有ります。 ![]() [芋掘り藤五郎のお墓] 前の鉢に50円玉がいくつか入っていました。 ![]() [芋掘り藤五郎さん] 奥さんの和子さんも一緒に作ったら良いと思いますけど。 ⇨[芋掘り藤五郎物語] ![]() 次回はひがし茶屋街をご紹介しますね。 金沢散歩(11)ひがし茶屋街へ ☆☆☆ 金沢の旅館 ホテル ご紹介☆☆☆ [金沢駅周辺] [金沢繁華街]・[中心街]・[中心をやや離れた宿] ☆ホームでは、石川県全域のお宿をご紹介しています。 どうぞきまっし石川→ホームへ戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2015.04.24 21:52:31
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