虐待してるの、私だ。

2017.03.10

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カテゴリ：つぶやき

虐待のニュースがテレビで流れるたびに
胸を痛めてる自分がいるけれど。

私がしていることも虐待だ。

平日の朝のこと。

いつも通りにこどもの着替えを準備して
リビングに置く。
そしてそれを時間ギリギリになってから
着替えるこどもたち。

次女は用意した服を着てくれるからまだいいけど、
長女はそれが気に入らないとすぐに文句を言う。

「この服いやだ、着ない。」

「だったら自分で好きな服を持ってきな。」

「持ってくるから一緒に付いてきて！」

この時点ですでに私イライラ。
まだ連絡帳も書き終わってない。
水筒の準備も終わってない。
やることがたくさんあってバタバタ忙しい朝の時間。

「どれでもいいから早く選んで！」

「やだ！おかあさんが選んでよ！」

「私が選んだ服はイヤなんでしょ！？早く自分で決めて！」

「もういいよバカ！！！おかあさんのバーーーカ！！！」

・・・・・バシッ。

忙しい中わがままを言って悪態つく長女に
感情が抑えられない。

思いっきり叩いてしまった。

そして冷静さを取り戻すとともに訪れる罪悪感。

「自分より力の弱い小さな子を叩くのはよくないよね」

長女と次女がケンカする時に
いつも私が長女に言う言葉。

情けない。情けない。情けない。

保育園に送る前に抱っこして謝った。

「ダメな母さんで本当にごめん」

長女はなにも言わずにギュッとしてくれたけど、
これだって単なる私の自己満足だ。

スーパー内弁慶で
保育園ではもじもじちゃんなのに
家ではジャイアンな長女。

外で頑張ってる分、家での爆発はものすごい。
わがまま、暴言、癇癪、なんでもござれ。
小さいときから長女には本当に悩まされっぱなし。

でもだからと言って、
私がそれを認めてあげなくてどうする。
受け入れてあげなくてどうする。

朝忙しいのだって、私の勝手な都合。
保育園で頑張らされてるのも、親の勝手な都合。

叩いた後に罪悪感わいたって遅いよ。手遅れだよ。
それってよく聞く典型的なDVじゃん。
暴力の後、優しくなるって・・・

まだ若干5歳の長女。
真面目で頑張りやさんで
いいところだってたくさん持ってる。

彼女にまっすぐ育ってほしい。

「私なんかに育てられたら歪んでしまうかも。」

オットに相談したら軽くスルー。
私は真剣に悩んでいるのに。

無条件に母である自分を愛してくれるこどもたち。
その愛情を受け取る資格のある人間でいたい。

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主婦のストレス

この日は一日中、暗い気持ちが晴れなかった。

夜、寝る前に抱きしめてもう一度謝った。

「もういいよ。私がお母さんを怒らせるようなことしたから。」

違う違う、そんなこと言わせちゃいけない。
例え何をして怒らせたって、君が叩かれる所以はない。

望んで産んだ、大好きで大切な3人のこどもたち。

長女は「たまたま」長女で生まれただけなのに、
きっと長女ってだけでいろいろ我慢してることもあるはず。

もっともっと愛情を注ぎたい。
愛情を受け取って欲しい。

本当になにやってんだ私は・・・

正直に言うと、
叩いたのは今回が初めてではないです。
叱る時、私や妹に手を出した時、危ないことをした時。

「これで懲りてほしい」
「こどもに舐められたくない」
「怒ると怖い、と思われたい」

身勝手な理由です。

体罰世代の自分としては
その全てを否定しようとも思わないけど、

「私がやってることはただの暴力」

これをハッキリと自覚できた今回。

まずは「イラッとしたら深呼吸」。

それでも自分の感情をコントロール出来ないようなら
然るべき機関に相談しようと思います。

ブログに書こうかどうか悩んだこの内容・・・。

批判もたくさんあるだろうけれど、
自分への戒めとして記してみることにしました。

ただただ、まっすぐ育ってほしい。

満たされてほしい。

それだけが願いです。

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