座 禅 猫

2011/01/15(土)11:01

はまってます

異文化(116)

あけましておめでとうございます^^。 2011年のすべりだしはいかがですか? 日本は例年より寒く雪が多いようですね。こちらは、割と穏やかでそんなに雪も積もらないのですが、やはり降れば雪かきしないと大変です。今朝も一巡りしてきました。10センチはなかったので楽だった^^; あいも変わらず、お正月からこちら、ばたばた過ごしております。 こんな写真も、 こんな写真も、 ページのトップに入れたかったのですが、どんどん時間がたってしまい・・・^^;。でもまあ、いいのかもしれませんね。動いているということは。 いろんなことがあって、おいおい書いていこうと思いますが、年が明けてからはまっていることを・・・。 ----- 図書館通いが、いい気分転換になっています。週に一度、一時間くらいなのですが、もう、本がきっちり詰まった書棚に囲まれているだけで幸せな気分になれます。静かなのもいい。誰も私の思考に立ち入ってきたりしない時間TvT・・・。 テレコがプリスクールに行き始めて4ヶ月くらいです。つい最近まで、「いまだ!」とねじり鉢巻で(←しないよ、そんなもの^^;)炊事洗濯掃除を詰め込んでいたのですが、一日終わってみると、「あれ?私は今日何をしたんだ?」という結果に・・・。 「イウは楽になるはずなのに、何で疲れてるの?」とだんな君に聞かれることもたびたび。 悲しいかな、どんなにがんばっても、炊事洗濯掃除は、私の日記のネタにはならんのです。もちろん、視点を変えればそんなこともないはずで、本当は日常のそうしたことに、幸せやら美しさやら崇高さやらがあるのでしょうけど、私にはそれを見出す力がない! 今でこそ、子供もいるし、エルちゃんのお世話もあって、食事は栄養があっておいしいもの、と思えるようになったけど、自分だけだったら死なない程度に口に入るものがあればいい。掃除なんて、人が来なければどんなに散らかっていてもかまわないというだらしなさ。 日常の仕事に崇高さを見出すのは、詩人、小説家、宗教家にまかせた! 私は、ひねくれた自分の考えと、とりあえず動いていないと落ち着かないからしている手仕事に専念することにするよ!! ということで(?)、2011年、テレコのいない時間は、半分はだらーーーっと、自分のために使うようにしたい!そして、着実に行動に移しているイウさまであることよ。ほほほほ! ----- でもって、話を図書館に戻すと、なんと!!!見つけてしまったよ!!!! 「日本のマンガ」が、あったんです!! すでにビデオ屋さんにはたくさんのアニメのタイトルが並んでいるのですが、まさか、公立の図書館にマンガが並ぶようになるとは・・・!!いい時代になったものよ! もちろん、英語に翻訳されているのでその点は残念なのであるが、日本語までは求めまい。日本式に右から左にページが進むようになっただけでも、ここ十数年での進化。(かつては、すべてを反転させて、理科や数学の教科書のように、左から右へとページを進めるつくりだったことがあるんです!信じられん!) 図書館の表示、「Manga」とかじゃなくて、「グラフィック・ノベル」なんですよね。「グラフィック・ノベル」ですよ!ぐふふふ。(←?) 図書館の人に聞いてみたら、3箇所に分けて置いてあるとのこと。小さい子供向きのものは、子供の図書室に。一般のものは、ヤング・アダルト・コーナーの裏に。 「それから、大人が読むようなコンテンツは、一般の書棚においてあります。」と職員さん。 あ、性的な描写があるようなものね(アメリカではなぜか厳しくて、ちょっとでもそういうシーンがあるとひっかかる)と、ふむふむとうなずきあって、すぐ、一般の書棚のほうに直行しました。 いや、そういうテーマのマンガが読みたかったわけじゃないですよ。だって、この年になって、無難な?ドラゴン・ボールとか、ユウギオウ(←どんな字?)とか読みたくないもんね。 して、その書棚には、 「あー!高橋留美子がある!『輪廻』だって!知らないなあ。 あとは、アメリカの作家のものもけっこうあるなあ。 あれ?『ナナ』がある!これだっ!」 『ナナ』数年前、宮崎あおいと中島美嘉(さっき調べるまで土屋アンナかと思ってた。土屋アンナはアニメのほうの歌うたってるんだね)で、映画になりましたよね。 原作は読んでなかったんですが、「これ、きっとマンガの雰囲気をそのまま映画にしたんだろうなあー。宮崎あおいって、こういうばかっぽい・・・いやいや、カワイイ役をやると、本当に上手だなあ。シンガーのナナ役の子、すごい雰囲気あるなあ。成宮って役者、きれいだなあ。ファッションや小物がとってもおしゃれだ!原作読みたい」・・・と思っていたんです。 もう、数冊、がばっとつかんで借りましたよ。 それから、もう、はまっちゃってはまっちゃって。英語だからぜんぜん雰囲気出てないかもしれないと心配でしたが、結構よくできてる。 惚れっぽくて未熟な女の子と、ミュージシャンを目指すクールな女の子、二人のナナの物語なのですが、日本で味わった人間関係の面白さとか難しさとか、そういうったことを思い出させてくれます。絵もかっこいい。 ただ、「ナルト」とか「ブリーチ」を眺め読むのとは違って、せりふがとっても多いので大変。全部大文字アルファベットなんですよ。むっちゃ読みにくい。 それから、やっぱりニュアンスに欠けるっていうか・・・。日本語で先に読んでたら読めなかっただろうな。 『あのカンサイ・トークの男の子・・・』とか急に出てきて、「え?さっきの子、関西弁だったあ?・・・あ、無理か」となる。 でも、でも、読めるだけでも、恩の字なのだ、と、がんばって読んでいる、日本で電車でこれを読むには勇気がいるかもしれない、いい年のイウさまなのでした^^。 ああ、もう、タイム・リミット!お迎えの時間が近づいているTvT。いいの。テレコが寝たら、「ナナ」読むから。ぐすん。

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