座 禅 猫

2011/07/13(水)22:07

ブラジルのお母さん

異文化(116)

7月に入ってから怒涛の日々を送っています。事件に次ぐ事件(もっとも、トホホやくだらないことばかりなのですが)、友人に送られてありがたくも寂しい思いをすることたびたび(本当に友人に恵まれたなあ)、もう引っ越すのに教会のグループの仕事が回ってくること少々(やっぱりか…)… しかし、なんといっても引越し作業ですな。 すでに、だんな君がトラックで一回往復。先週末、だんな君がテレコをトラックに乗せ、アッシが車で後ろについていって一回、行って戻ってきました。 そう、結局自分たちですることになったんざんす。節約のために仕方がないのですが、もう、疲れたっす。長距離運転すると外反母趾が痛むし。 体中どこで作ったのかわからないあざだらけ。何かしようと思うと荷物はもう箱の中で不便は数知れず。 だんなくんは、いつもの調子で突然スケジュールを決めたり変更したりするけど、時間の計算が全くできてない。アッシじゃなかったら即離婚だよ。 (というのは、テレコの世話やテレコによる能率の低下、睡眠時間はもとより、食事の準備や片付けなどの時間は全く考慮無し。トラブル無しのまま24時間フル稼働できると思ってるんだよね、これが) そのために今日もアッシは夜も寝ないで箱詰め作業や掃除に追われておったわけでありますよ。 と、さんざん愚痴をこぼした後ですが、まあ、面白いこともあるわけで・・・ ----- 日系ブラジル人の友人がいて、お古や家具をもらってもらうことになったのですが、そのとき、ブラジルから来ていたお母さんを連れてきてくれました。 会わせたかったって^^。 それが、彼女、NHKが相撲中継中止を決定したときに、私が苦情メールを書いたことが印象深かったらしく・・・^^;。 「ブラジルのお父さんお母さんたちはどう思うか!」(もちろん全く同じようには書かなかったけど)ってところ、忘れられなかったんだって^^;。 箱だらけ、細かな荷物が広げてある散らかった状態だったけど、「それはそれは!」と、中に入ってもらって、お話しました。私も、お母さんの話を聞くたびに会ってみたいなあと思っていたんですよね。 そして! しましたよー。相撲の話。 魁皇がのっけから2連敗でねー、心配だねー、とか^^。そういえばブラジルから力士が出てますよねー、魁聖ですよねー、とか^^。 やっぱり、楽しみですよね、って言ったら、「そうですよ」って。 テレコが日本語を話すのを聞いて、「ああ、いいですねえ。ブラジルの子、日本語覚えません」って言ってました。3世、4世になると、なかなか大変だあろうなあと。 お母さんは一世の中でもお若い世代だと思います。 関西の出身で、親類からの紹介でもうブラジルに渡っていただんな様と文通が始まり、その後、移民団に入って船で50日。ブラジルへ渡ったそうです。それから51年だとか。引越しを何度かして、今はサンパウロだそうです。 煎茶を出したのですが、「ブラジルで若い人にお茶を出しても、味がわからないみたいなんですよ」なんて言っていました。 お父さんはTVジャパンを見て、カタカナ語が連発されるのを聞いてよく怒っているそうです。その気持ち、よくわかる^^! 短い時間でしたが、お話できてとてもうれしかったです。サンパウロの生活に満足されている様子が、お母さんの表情から伝わってきました。 もっといろいろ聞きたかったなあ。 「サンパウロにいらっしゃい」と言っていただきましたが、ほんとに行っちゃいたくなりました。興味があります。日系社会にも長い歴史があって、移民の人たちの努力があって、ブラジル社会に根付いたんですねえ。 ああ、みんな、がんばってるんだなあ! それじゃあ、アッシも、また作業に戻りますか!(ああTvT!)

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る