cafe de zazie

2007/12/27(木)11:16

ちいさなイブ

季節の歳時記(20)

やっぱり二日連続の不養生のせいか? 朝起きたら、ものすごいめまいが…。 梅醤番茶や玄神など飲んで しばらく横になっていたら、 夕方くらいになんとか元気になった。 今日は家族で一日お料理する予定だったけれども、 メニューはぐぐっと減らして、 ローストチキン、温野菜サラダ、パスタバジリコ、 シフォンケーキ(いちごのサンタ付き)のみに。 娘もしっかりお手伝い。 もうシフォンケーキの段取りは覚えたのでは? というくらい上手になってきたゾ。(おおげさ) 娘と丸鶏に塩をすり込みながら、 「これ、にわとりさんなんだよ、わかる?」 「えー、ほんと?」 「そうだよ。Rちゃんちのクリスマスのごちそうなるために、死んでもらったんだ。 『ごめんね、ありがとう』って言って、大切に大切にいただこうね」 「うんわかった!!」 そういって、急にどこかへ走って行ったと思ったら、 また戻ってきて、 「ひよこちゃんたち、こっちへおいで」と たくさんのひよこを手でおっている仕草をしている。 「ほら、ひよこちゃんたち。おかあさん死んじゃったよ」 (^∀^;) あーーーー…。そうですかー。 7時からはちいさな教会のクリスマス礼拝& キャンドルサービスに行ってきた。 娘に再来年から通せようと決めているのが、 下町のちいさなキリスト教会のちいさな幼稚園で、 そこの園長先生が「もしよかったら」と誘ってくださった。 実は先週末に子供向けの行事があったので、 そのせいなのか、子供は小学生が二人だけで、 あとは地元の信者さん、 しかも15人くらいしかいない、静かなものだった。 教会は古くて小さく、質素だけれども、 手入れがよく行き届いており、 清潔で、床などピカピカだった。 ひとりずつ燭台をくれて、火をともすと、 それだけでとても美しく別世界にいるようだった。 年配のおおきな男性がちいさなオルガンを弾いており、 ここちよく響いた。 娘はその調和のとれた空間で、とても神妙に…、 それでいてリラックスした感じで、 とても居心地よさそうにしていた。 聖書の一節を読んでは、賛美歌を歌った。 楽譜が配られたので、知らないながらも 音符を読んで歌っていると、 なんだか気持ち良くなってきて、しらずに声が大きくなった。 母はこういう時はあまり声をだせないタチなのだけれど、 なんだか楽しくなって、積極的に歌った。 父はもっとなじめないタイプなのだが、 彼もしっかり歌っていたので、内心驚いた。 娘は文字も楽譜も読めないので、 ただ聴いているだけにもかかわらず、 30分以上もじっと聴いていた。 やはり調和のとれた空間というのは それだけで心地よいものなのだろうと思った。 45分くらいでさすがに飽きてきて、 「帰りたい」というので、 最後2曲を残して…、残念ながら途中退場した。 『聖しこの夜』と『もろびとこぞりて』だったので、 歌いたかったなー!! でも、娘には「よくがんばったね」とほめた。 ほんとこんなに居られるとは思わなかった。 とても寒いイブの夜、誰もいない道を、 親子三人で自転車こいで帰る。 ちょうど満月だったので、まんまるのお月様を見ながら。 大阪ドームから七色光がでてた。 橋の上からみるプチ夜景が 川面に映ってとてもきれい。 なんかこういうの幸せだ。 帰宅してから、鶏をあたため直してディナー。 とっても美味しく焼けていた。 皮パリパリ、肉はジューシー!! たまらん!! にわとりの母さん、ありがとう。 ん?父さんかな? とても食べきれる量ではないので、 ムネの部分は残して翌日グラタンにした。 これで四日連続、不養生。(^∀^;) おいしかったけど。 シフォンケーキもおいしくできたけど、 娘はひとくちも食べず!! ほんとにケーキ作るの好きだけど、食べないのよね。 塩せんべいが好きなのです。 その後、おもちゃのピアノとタンバリンと おもちゃのマイクをかわるがわるに持って、 歌って踊って大笑いして遊んだ。 ベランダのウッドデッキにティーキャンドルを 20個くらい灯したら、とっても素敵になった。 我が家のちっちゃなちっちゃなルミナリエ。 (イエナリエというらしい) 寝たくないと泣く娘を、なんとか今日のうちに寝かしつけ、 夜中にプレゼントをツリーの下に置いた。 楽しかったね。 あしたどんな顔して、プレゼントあけるかな?

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