2007/12/27(木)11:07
プレゼントはなあに?
クリスマスプレゼントは大奮発して
童具館の『つみきのいろは』。
我が家には、かなり痛い出費だったけれど、
長い目でみていい買い物だと確信している。
よいものは孫まで使えるらしいしね。
絵本は『スノーマン』と『ゆかいなかえる』
赤い靴下にはお菓子をいれておいた。
娘はサンタさんにレジ、または冷蔵庫を
注文したらしかったので、最後まですごく悩んだ。
レジはプラスティックの安価なものなので、
足してあげてもよかった。
でも、娘がほしがっているのは、
業務連絡用のマイクまでついた親切すぎるものだった。
シンプルな木製のものでは嫌だというし、
それではどうしても与えたいと思えないので、
あきらめてもらうことにした。
今までも、おおきな電卓をレジがわりに
遊んでいたのだから、それでいいじゃないかと思った。
古い机の引きだしにコインを入れて、
おっきな電卓と、へらで「ピッ!!」とやっていた。
↓娘のレジ。
それでもサンタにお願いしたものがもらえないのは、
寂しくかんじることかしら?とも思ったけれど、
もっと大事にしたいことがあったからこうした。
こういう親でよかったと、
娘が親になってからでも思ってくれたら
ラッキーというかんじ。
朝になってみると、
「わーサンタさんきたー!! アトリエの積み木だぁ!!」と
喜んでくれた。
その日あったひと全員に
「Rちゃんちにサンタさん来たよ」と報告してた。
レジと冷蔵庫のことは忘れていたのか?
忘れたフリをしていたのか?
「頼んだ物もらえるわけじゃないんだ」と思ったのか?
わからないけれど、
文句らしいことは一言もなかった。
でも、その日あったお友達が、
頼んだものがもらえたというような話をしていたら、
「え!?」という顔をして、一瞬固まっていたので、
ほんとに敏感な子だなぁと思った。
夜になって、インターフォンがなり、
宅配便屋さんがきた時に、
父「おっきな箱だったけど、何やろ?」
娘すかさず
「冷蔵庫とちがう!?」
サンタさんから?宅配便で!? ((((*口*;)
「やっぱり欲しかったんだね、冷蔵庫」と言うと、
「Rちゃんの冷蔵庫、ちょっとしか開かないから」
娘のキッチンは机に鍋敷きを一枚敷いてあるだけだ。
冷蔵庫は、横にあるリビングボードを勝手に使っている。
しかも開かないようにしてある扉をすこし開けて、
そこにちいさな手でいろいろ出し入れしているのだ。
↓
「でもママ、Rの冷蔵庫が好きだな」
「うん。でも、開かないねん…」
たぶん、キッチンセットが欲しかったんだと思う。
でもきっと大きすぎて無理だから、
二番目にほしい冷蔵庫、
三番目にほしいレジにしたんだと思う。
この子はそういう子なんだと思う。
それでももらえなかったから
「欲しいものがもらえるほど、おりこうじゃなかった」と
自分を評価したのかもしれない。
「おりこうじゃなかったから
冷蔵庫がもらえなかったわけじゃないよ。
きっとサンタさんはRは積み木がほしいと思ったんだよ」
そういうとパーッと顔が明るくなった。
やっぱし。(^∀^;)
繊細なのよね、意外と。
そもそも私自身、サンタ話にあまり乗り気でない。
あんまり夢を感じないのだ。
親からサンタの夢を与えてもらわなかったので、
小さい頃からプレゼントは親からだと思って、親に感謝してた。
「おりこうにしてたらもらえる」とか
なんかあんまり好きじゃないので、
この企画もうやめてもいいですかね?
子供が欲しいものをあげるのではなく、
親が与えたいものを与えるつもりだったら、
サンタの話はつじつまがあわなくなるよね。
でも、リンクのtetucoさんのアイディア、
手作りクッキーを置いておいて、
朝おきたら食べたあとがあるっていうのはとっても素敵!!
ウチにくるサンタはリクエスト受付不可にしようかな?
で、クッキー好きということに。
ううむ、これなら楽しそうだぁ。
やっぱり来年もたのしみ~。