cafe de zazie*

2011/01/14(金)20:21

大きくなるとき。

おにいちゃん(396)

この冬休み、お兄ちゃんはひとり、 スキーキャンプにチャレンジしました。 家族なしで、お友達だけで2泊するのは初めて。 最初は「行くー絶対いくー!」と 張り切っていたけれど 日程が近づくにつれ 「あんなん、やめればよかったーああああ」 大泣きする日も。 いつもの、ポッケにこっそり入れる 手紙大作戦を決行することに。 フシギと、お母さんの手紙を持っていくと 寂しくならずにいってきます、できる彼。 まだまだ7歳の心は甘えたいキモチが殆どを占めている。 お正月に浜松のばあばと、叔母ちゃん、私と 3人から手紙を書いてもらい リュックのポケットに入れたら 魔法にかかったように笑顔で「いってきまーす♪」 バスに乗っていきました。 ** 安心して送り出して2日後。 帰ってきたバスから降りてくるお兄ちゃんを見たら なぜだか涙がでました。 よく行ってきたよ、ほんとに。 家では「お兄ちゃん」でも 6年生までいるメンバーの班のなかでは ダントツに一番のチビでした。 家への帰り道 「スキーに行くバスでね、泣いたの」 「おうちに帰りたくなって泣いたの。」 「スキーなんかしないって泣いたの。」 初日はお昼のお弁当も食べられなかったようです。 完全にやっぱり止めておけばよかった、と 後悔しました。 でも、その次に 「でもね、もうバスはもどってくれないから、 リーダーとお話ししてそれでスキーやった」 「らいねんも、スキーいくよ」 「スキーおもしろかったー!」 まだまだママの膝を弟と取り合う 抱っこ大好きな7歳です。 でも、ママの傍においておくだけでは こんな気持ちを経験することは やっぱりできない。 男の子だから、というわけではないけれど 少しずつ強くなっていくステップを 時には経験することも 大人になる途中には必要かもと こちらが考えさせられました。 淋しかったり、強がったり、泣いたり、 嬉しかったり、感動したり、面白かったり。 この三日間でいろんな気持ちを味わって 毎日少しずつ話してくれるお兄ちゃんは ちょっとたくましく見えたりもします。 どこで、どこまで「やってみなよ」 と言うのか、がすごく難しいけれど 失敗したり一緒に感動したりして 親も成長しながら加減を学んで行きたいなあと 今回の旅は私もお兄ちゃんと一緒に いろんなことを感じた3日間でした。 *** お兄ちゃんが生まれて初めて書いた ファンレター。 やっぱりゾロリか。 男の子のファンレターはあっさりしたもので 5分もしないうちに「できたで!」 シールを貼って送ると抽選でもらえるプレゼント狙いです。完全に。

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