cafe de zazie*

2011/11/09(水)13:44

8歳。

おにいちゃん(396)

男の子は小学生になると だんだんと男の子、になってくる。 ひとりで眠れないし、ひとりで留守番もできない あかんたれーやけれど、 お母さんに言わないこと、 ひとり世界に入りこむことが 少しずつ、少しずつ。 学校から帰って ずっと黙っていた日。 なんとなく元気ないねえ、と どしたんやと聞いてみる。 なんとかくんが、蹴ってきたから やめてよって、たたいたら、 クラスのみんなが ぼくがわるいって言って それで、それで。 でも、そのケンカした子と 今から遊ぶやくそくやねん。 まあ、小学生の男子って 感じです。 一日遊べばもちろん元通り。 お母さんが知らないところで ちいさな争いや、競争に 心を悩ませる、入り口にいるんでしょうね。 お母さんにできることは 毎日ごはんをもりもり食べて もらうことくらいでしょうか。 だんだん遠くへ行き始めたことは 嬉しくも、淋しくも。 あと何年、一緒に出かけてくれるのか。 そのあとは、私淋しいかなあ。 *** このごろのお兄ちゃん。 大きなサイズの自転車を買う、と 意気込んでます。 3歳の頃の、16インチに今も乗っているのです。 ご近所の自転車店に並んでいた マウンテンバイク風少年用チャリ、は どうしても納得いかないらしくて 日々調べて、悩んで、 いろんな自転車屋めぐりをしています。 私は中学生の頃、 お小遣いで買った自転車を 社会人になるまで大事にしてました。 東京に一緒にいった、親友のような自転車。 その話をおにいちゃんにしたら、 「自転車はお小遣いで買うわ。そのほうがだいじにする気がする」 おおえらいぞー。 で、お年玉を貯めて 自転車を買うことになった彼。 選ぶのは必死だし、真剣です。 今乗ってるのは、西荻のアローのキッズ用。 私が作った手作り自転車。 次はどんな自転車を、選ぶのか楽しみです。 ***     料理と、宇宙と、本が好きな2年生は 近頃ムーミン谷の彗星を、読み始めました。 この間、ロンドンブックスを通ったら ムーミンシリーズが並んでいたので 家に置いてみたのです。 何年後かに読むかなと。 意外と漢字も大丈夫のようですよ。 ホッツェンプロッツもやっぱり好き。 何冊かの本を同時に読み進めるのは 私と同じ。 こういうとこ、似なくていいのになあ。 で、スナフキンみたいになりたくて ハーモニカをならってみたいそうです。 でも人見知りな彼は教室はムリですねえ。 ハーモニカ上手な友達を、見つけなきゃ。

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