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テーマ:F1最高(470)
カテゴリ:F1
自分がSUPER AGURI F1 TEAMが無謀だと思った一番の理由はもちろんプライベートでのF1参戦自体が宝くじで一等をとる位奇跡的なことだからだ
そしてもう一つの懸念材料としては鈴木亜久里代表の人柄の問題です。 とにかく昔からプライドが高い。 もちろんF1ドライバーに関わらずアスリートとして必要な要素には違いないのですがスポンサーへの依存度がどのスポーツよりずば抜けて高いモータースポーツ界においてはそれは大きな障害になる。 亜久里は現実的にはペイドライバー(資金豊富なスポンサーがついていてチームにスポンサーを仲介してレギュラーシートをつかむドライバー)であったにも関わらず自らそれを否定していた。 そんな人柄が影響していたのか亜久里のレギュラーシート安定性は日本人ドライバー(中嶋悟や片山右京など)の中でも極めて悪かった。 ラルースの一年目こそランボルギーニV12を得て表彰台にも立てたにも関わらず二年目は資金難でフォードV8の完走さえままならないマシーンに乗っていた。 普通に考えて母国GPで表彰台に立ったドライバーが翌年に資金難になることはあまりあるケースではない。 特にあの当時、日本はバブル景気の余韻も多少残っておりF1人気も頂点だったことを考えると、いろいろとトラブルがあったにしろ資金難に陥るのは何か問題があるのではないだろうか?! フットワーク時代もフットワーク製のメゾネット・ウィング、無限ホンダエンジンにマクラーレン製のアクティブサスペンションと中堅チームとしては抜群の資金力を示し大橋オーナーとも絶妙なタッグを組んでいたにも関わらずフットワーク無限から追われてしまう。 リジェ時代も事実上は無限エンジンとセットで契約を結んでいた身分でありながらレギュラーシート座を取られてしまう とはいうものの時は経ち、彼も監督業に専念してからはこれと言ってドライバー以外との確執の噂は聞かない。 ともかくせっかくのチャンス、せっかくの好スタートを無駄にしないようにせめて大人気ない子供じみたトラブルだけは起こさないで欲しいものだ。 F1の世界自体、そこに群がる人間の大半が大望を抱くがゆえに本当に呆れ果てたイザコザをよく起こすので心配なかぎりだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.08 05:47:46
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