|
テーマ:フィギュアスケート(3606)
カテゴリ:安藤美姫
スケートアメリカ 女子シングル総評
WD ヴァレンティーナ・マルケイ Valentina MARCHEI 棄権とは・・・残念です、なにがあったんでしょうね? 中堅からベテランへと油がのりつつある選手として魅れるのが楽しみだったんですが・・・ 次に期待ですね。 10 アネット・ディトルト Annette DYTRT ワァオ!金髪美人じゃないですか!!!不覚にもこの選手は知りませんでした、ショックです。 (別に美女を観たくてフィギュアに熱中しているわけではありませんが、金髪美人に注目してしまう男のサガ丸出しの自分です(笑)) まあ、あれだけジャンプをしくじれば点にはなりませんね、それにあんなにあせって次のジャンプを跳び急げば、そりゃ失敗もするでしょう・・・ でもスピード感あふれたPCSを稼げ演技は出来そうなので次に魅れるのが楽しみです。 ただなんで中継でこの人の演技を流したんだろう??? 成績的には花沢さんことミラ・リャンさんが順当だと思うんですがね・・・(自分みたいな視聴者をツル為かな?!) 8 キミー・マイズナー Kimmie MEISSNER SPでは凄い自分の気持ちをコントロールして3月のワールドと同様に偉いなと思っていたのに、FS後半からの投げた態度は気持ちは良く解りますがそれはそれ、全く関心しませんね・・・ キンバリーちゃんのスケートも陽気な性格も大好きなキミファンの一人ですが今回の一軒は残念でなりません。 でも、持ち前のスピーディーなスケーティングやステップ、そして独特スピンスタイルも悪くは無いし、体自体のキレも決して悪くないと思うので、ジャンプもどこかの歯車が噛合い出したら必ず復調できると思います。 いや美姫さんがそうであったように、キンバリーちゃんもこの大スランプを乗り越えた時には、大人の雰囲気をふんだんにかもし出す独特の味を持った凄いスケーターに生まれ変われると思うので、ピンチはチャンスとして彼女の頑張りを信じてこれからも誠心誠意応援していきたいと思います。 6 スザンナ・ポイキオ Susanna POYKIO SPは放送されなくて残念な思いをしましたが(と言ってもスカパーで魅れるはずなんですけどね) FSはしっかり放送されて嬉しかったですね。 フィンランドは日本や米国同様に激戦区でキーラ・コルピちゃんやラウラ・レピストちゃんと好選手がそろって大変だと思います。 しかも他の若手2人と違って3-3ジャンプを持っていないので劣勢状態でしょうが、しかし円熟のベテランとして味のある表現力で演技をしてくれたので今後も期待出来そうですね。 5 長洲未来 以前に浅田真央ちゃんがそうであったようにタケノコかと思わせる位に急に背が伸びましたよね。 目線が変わってとてもつらい状況ではないかと思います。 しかしFSのL4が4つなのが示すとおり、基本がしっかり出来ているので背が伸びた分だけジャンプ以外のエレメンツが栄えますよね、綺麗です。 何かキャロライン・ジャンちゃんとは比較対照にしてはいけないなと思う位、真央ちゃんのように自分の好きな表現の対角線上の表現をする選手なのでこれ以上は悪口ととられかねないコメントをしそうなのでここで止めておきます。 4 レイチェル・フラット FSでがL4が4つ(おそらく未来ちゃんとならんで今回最多)と本当にジャンプ以外は凄い安定感がある選手ですよね、最近の米国の新人選手は3-3ジャンプまで出来て、偏り無くオールマイティに演技できる選手がほとんどで素晴らしいです。 キャロラインちゃん、未来ちゃんと独特の表現力を持った選手の世代ということで地味な存在ですが、レイチェルちゃんも基礎がしっかり出来ていると思うのでいつかこれぞレイチェル・フラットと言わせる演技が出来る日を期待しても良いのではないですかね、楽しみです。 1 キム・ヨナ 相変わらずミシェル・クワンを思い起こさせるスケートの教科書のような凄い演技をしますよね。 特にジャンプは美姫さんの軸の美しさと真央ちゃんの高さを両方兼ね備えていて素晴らしい、こうなるとGOE(技の出来栄えに対する評価)も採り放題でこの選手に大技は必要ないし、仮にやってもスタミナ的にはマイナスではないですかね。 ループに神経質になっているみたいですが、このジャンプは他のジャンプに影響が少ないジャンプなので問題ないでしょう、連続ジャンプのセカンドにも使っていないですしね。 アクセルもFSではSPの失敗を忘れさせるいつものキレがあったので問題なし。 他も長く細く透き通るほど美しい手足を存分に生かした見惚れるほどの演技をするので、SP、FSともにあの点は納得です。 「死の舞踏」もイリーナ・スルツカヤが使ったマキシムバージョンではなくオケバージョンで俺の神経を刺激することなく力強い演技を堪能しました。 「シェヘラザード」はノーコメント、自分のお好みの振付師デヴィッド・ウィルソンならもうちょっと独創的な振り付けをすると期待していたので残念です。 ただ本当に怪我さえ無ければ安定感はNO.1ですね、今のアマチュアフィギュアのNO.1といって間違いないでしょう。 とにかく優勝おめでとう!!! 3 安藤美姫 Miki ANDO SPのThe Chairman's Waltz(ザ・チェアマンズ・ワルツ)「”会長さん”のワルツ」は先日書いたとおり本当に最高ですね、衝撃的な執念と気迫を感じました。 アクセルを降りた時の勢いが美姫さんのジャンプのバロメーターだったりしますが、今回は少し違ってましたね。 美姫さんのまるで駒が回っているような美しいジャンプの軸の傾きが、なるほど少し立ち気味かもしれませんね、それで男子なみに一秒間に約5回と言われる高速回転がにぶって回転しきれなかった可能性がありますね。 自分の無知で決め付け好きの母親のように、真上に跳ぶことだけが良しとして「ミキティのジャンプは綺麗でない」と言うアクセルと他のジャンプの差が解っていないどうしようも無い人もいるみたいですが、御存知のとおり前向きに跳ぶアクセル以外の他の5種類の後向きのジャンプは特に回っている駒を想像させる体の傾きが重要で、これは地球や地球儀が傾いている事実が物理上の回転し易さを証明しているんですよね。 この傾向は、去年の全日本で矯正されたかなと思っていましたが四回転サルコウや新技3T-3Oに挑むうちにまた狂ってきているのかもしれませんね(やっぱり高さにこだわっているのかな?自分も好きだったキャロル・ジェンキンスコーチもそれが行き過ぎてトリノ五輪シーズンに失敗しているし・・・) だから事実、ジャンプのGOEもいつもよりはっきり低めだし、そう判定されると確かにどのジャンプもいつもの美姫さんのジャンプとは違いますね。 でも2A-2Lo-2Loは凄い良かったし、よくぞチャレンジして自分のものにしてくれましたよね、嬉しいですし新たな大きな武器です。 ドーナツスピンを含めてジャンプ以外はこれからの課題とコメントしていたのであれこれ言いません。 四回転回避の経緯は、出来ればニコライ・モロゾフコーチから公表して欲しかったですね、あれではまた美姫さんが非難を浴びるに違いないですよ、どうも美姫さんの歴代コーチ達はマスコミ対応がずさんですね、そこもしっかり戦略に入れて頂きたいと切に願います。 モロゾフコーチとの四回転をめぐる意思疎通ですが美姫さんも、もう立派なプロフェッショナルだと思うので、それはプロの選手とコーチのまさに二人の問題、納得出来ないからどうこうなんて言う低いレベルでもないし、外野もとやかくいうべきでないと思います。 ただ、FSはあまりにもスケーティングが終始がスピードなく、映像の乱れでなければノーマルな場面で2.3回こけそうになったように見えました、怪我でもしているのか?疲れているのか? どちらにしても美姫さんが責任を持って対応することなので、大人になった今の美姫さんなら大丈夫でしょうが、PCSのTR(技のつなぎ)が奇怪で器用に一つだけ低すぎたので自分にしては珍しくyoutubeで魅るというお手つきをしてしまいましたが納得です。 それと友加里姉さんと「ジゼル」でブッキングしたことですが、美姫さんは曲のイメージを自分なりに解釈して表現するタイプ(そこが美姫さんの一番好きなとこですが!!!)ですし、友加里姉さんは世間一般のイメージに忠実なタイプなので全く別物に魅えましたね。 まあSPが「紅の豚」の「レースじゃねえんだからチュンし過ぎるなよ」のとおり、あまりにも神経質に演技をしようとしての失敗。 FSはレースでたまにある戦略の2.3周目のピットイン、いわいる慣らし滑走ってやつですね(結局アクセル全開のリミット走法は出来ませんでしたが) それとSPも素晴らしかったけどFS後のインタビュー、「成長した滑りを見せたい」のコメント、いいじゃないですが(佐野のおっさんじゃないよ) 例え不完全燃焼の演技をしても心・技・体その結果をバネにできる美姫さんを魅て、順位や点、技の出来なんて単に大事な人達と自分自身の為にさらに進化した演技するための動機付けにすぎないことを再度実感しました。 まあ、安藤美姫ファンとしてではなくスポーツ好き、シュミレーションゲーム好きとして順位や点、技の出来には興味をそそられるんですけどね(笑) 2 中野友加里Yukari NAKANO 「あなたが来るのが、遅すぎたのよ」byララァ・スン あ~もう二、三年早くこんな演技をしてくれていたら大ファンになったのに・・・ 上出来の演技をした人になぜか惜しい想いをしている自分です(笑) 柔よく剛を制すという言葉がありますが表現力・技・表情と全て剛だった鉄仮面が、本当に演技全体のほとんどで柔な妖精になりましたよね、感動しました。 あとはやっぱり巻き足かな・・・3-3ジャンプのカギはやっぱりここにあり。 いや、はっきりいってこの人嫌いだったんですよ・・・ 演技前は凄いキツイ表情をするし、さらに演技後やキスクラやインタビューでも笑顔を抑えていた だから演技中の笑顔がまさに作り物に見えるし、演技もとてもカクカクしたものに見えていました。 でも今は全くの別人ですね、びっくりしますよ。 レベルこそ取りこぼしていますがジャンプ以外は最高ですし、魅了されてユカリスマイルも手伝って心奪われそうです。 そして、今回一番この人から感じて感動したのは「練習は裏切らない」という心。 練習を妨げる大きな怪我を防いで、あれこれ考えず、ただ真面目にひたすら周りの人の応援に感謝し恩返しすることをモチベーションに練習の虫になられてましたからね。 この数年の大きな変化、そしてあの複雑な振り付け、ひたむきな練習あってこその今の友加里姉さんの姿だと思います。 美姫ファンですが今回は完敗〔順位や点だけでなく〕を認めます。 美姫さんは怪我もあり思い悩みながらの中途半端な心でのオフシーズンでしたからね、開幕当初で負ける〔順位や点だけでなく〕のは当然です。 でも必ず、美姫さんのその思い悩んだ心は表現力の糧となり、友加里姉さんに負けない〔順位や点だけでなく〕演技を生みます。 その時また、2人の共演をみたいですね。 とにかく今回は美姫さん以上に友加里姉さんにメロメロにされました。 友加里姉さん以外ほとんどの選手がFSがスピンが一つ減ったのに、逆に中身を詰め込みすぎてスタミナ切れになっていたようなきがします。 レギュレーションの変更が思惑とは逆に作用するとは、今のところは面白い傾向で今後の大会にこの傾向がどう影響するか見ものですね。 STAY GOLD and I BELEIVE 美姫さんガンバ!!!!!!! PS.松岡修造氏、試合映像の最中、ちょこちょこ音声で入ってくるのをやめて頂きたい。 地味好きな自分としては、どうもあの派手好きお祭り好き、気合一本の性格が生理的に合わない。 いやフィギュアスケートやシンクロのような芸術性を問われるもの以外なら、何を喋ろうが人は人なんですけどね。 せっかくのシャブリ〔白ワイン〕なのに、知ったかぶって得意げに生牡蠣を出された時の押し付けがましい嫌な生臭さ、そんな感覚を受けます。 CSの放送では、フジテレビのようにゲスト音声をカットしてくれないかな?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[安藤美姫] カテゴリの最新記事
|