カテゴリ:気づき
現代人は、発話する能力が衰えている。
発話の能力維持に必要な一日の会話量は、約1,000語(約16分)。 しかし、少ない人は、一日100語程度でしかない。 (東京大学 池谷准教授) 会話をするときの主語は『あなた』と常に意識していないと、すぐに暴走してしまう私からすると、ちょっと驚くべき話であるが 言われてみれば、『発話』という難しい切り口ではなく、『コミュニケーション力』と捕らえると、なるほど頷ける。 確かに、『思いを伝える』という能力について、出来る人と出来ない人とでは、ものすごく開きを感じる。 コミュニケーション力の低下をひしひしと感じている今日この頃であるが、コミュニケーション力は、いくら良いインプットをしていても、上手くアウトプットできなければ伝わらないということである。 コミュニケーション力が衰える理由は、人から直接教わることなく、インターネットで大体のことがわかる時代になり、煩わしい人間関係を避け、直接対話なくして、いろいろなことが進められるから。 こうした背景には、そもそも『発話力』の低下があるのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/07/17 06:32:56 AM
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