テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:J1
シャムスカが名将という事は既に知れ渡っている事だが、まさかここまでやってくれるとは。勿論、シーズンはまだ終わっていないし、ここからが正念場というところでもあるのだけど。 それにしても、課題は得点力だが、守備はリーグでも屈指と言えるマリノスと強固な守備組織が構築された大分という事でゲームは全体的に堅い。 立ち上がりは慎重という事もあったが、それにしても堅い前半。大分は高橋のポスト直撃のヘディングシュートというビッグチャンスはあったものの両チームあわせて6本というシュート数が示す通り、大きな展開も余り見られない。 後半に入ってもゲームの流れは変わらなかったが、ゴール正面やや右のあたりで得たFK。 これを狩野健太が見事に突き刺し、待望の先制点。1点さえ取れれば後は自慢の守備も精度を増す。大分は攻めの意識を高めてくるが、ウェズレイの球離れが遅く、シンプルにサイドに散らせず、イライラが募っていく。特にウェズレイがゴール前エリア近くで倒れた際はFKかとも思われたが村上主審は取らない。これにシャムスカが激怒。 無駄に熱くなって精彩を欠く状況はマリノスにとっては好都合の展開。 ここで待望の復帰を果たした家長が登場♪敵ながら、とても注目して観ていたが、やはり長期間の欠場で厳しいものがあった。ボールタッチにセンスは感じさせてくれるが、相手DFを切り刻むドリブルが観られるのはもう少し時間がかかりそう。 一方、マリノスの交代は先ず、サイドを深くえぐる挑戦を忘れ、アーリークロサーに成り下がった隼磨を代え、より動く清水を投入。更に、大島を下げ、水沼を投入。これで坂田は1トップに、水沼はセカンドトップに入った。水沼は久々の登場で、1本いいシュートもあったが、そのぐらい。最後はアーリアを入れ、兵藤をトップ下に上げる守備的な采配。 最後の最後には審判への怒りを隠さないシャムスカが退席処分となり、選手にも伝播したのか、やや熱くなりがちな試合ではあったが、大きなチャンスも与えず、マリノスが勝利した。 首位からと言えば響きは良いが、上位も中位もそれ程差の無い今のJにとって、メンタルがどれだけ重要化というゲームの流れとなった。 大分で見れば、西川が負傷で出られないのは残念だが下川は悪くないし、自慢の3バックもしっかりとした守備を見せていた。ただ、上本はやや熱くなりがちだったけど。それでも、このチームの軸はブラジリアンWボランチ。守備に奮闘するし、つなぎも正確。彼らがいるといないとでは本当に大きな差。金崎もまずまずボールは収まるし、ウェズレイがもっとシンプルにはたいていればもっとチャンスは作れたんじゃないのかといった印象。それでも、貴重なゴールをあげるウェズレイを下げる事も出来ないのが大分の現状なんだろうけど。 一方のマリノスは一時の不振からは抜け出した。この勝利で順位も11位に♪ 中澤を筆頭として栗原、松田、河合という代表クラスを抱える守備陣に問題は無い。この試合は松田が負傷明けでベンチだったが、田中裕も十分に仕事を果たした。小宮山がまだ試合によっては良い所を見せられない試合もあるのが残念ではあるが、守備に関しては失点数が示す通り、リーグ3位だし、もっと前線の選手の奮起に期待したい。特に再三のチャンスがあった坂田にはもっとゴールを生んでもらわないと困るな。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 28, 2008 09:53:06 PM
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