2008/12/29(月)15:20
柏、チュンソンゴール!逆転勝利天皇杯決勝進出
天皇杯 準決勝
会場:エコパスタジアム
F東京 1-2 柏
MOM 李忠成(柏)
31分 東京 鈴木達也(R)
68分 柏R フランサ(R)←アレックス(P:H)
86分 柏R 李忠成(L)←フランサ(P:R)
柏
監督:石崎信弘 4-2-3-1
33菅野孝憲
5古賀正紘 13小林祐三
25村上佑介 4石川直樹
28栗澤僚一 18山根厳
14太田圭輔 6アレックス
15菅沼実
11ポポ
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F東京
監督:城福浩 4-2-2-2
9カボレ 24赤嶺真吾
22羽生直剛 40鈴木達也
10梶山陽平 6今野泰幸
5長友佑都 25徳永悠平
8藤山竜仁 3佐原秀樹
1塩田仁史◎柏交代等
46分 太田圭輔→ST 10フランサ
65分 ポポ→FT 20李忠成
92分 アレックス→RH 23蔵川洋平
◎F東京交代等
60分 羽生直剛→LH 15エメルソン
70分 鈴木達也→RH 18石川直宏
92分 藤山竜仁→FT 32近藤祐介
第88回 天皇杯 準決勝。
Jリーグでは、6位と高順位をつけたFC東京。
そして、石崎監督の今季での退任が決定している11位の柏の一戦。
試合の流れの大半は、FC東京にあった。今季は、FC東京の試合を昨季以前より多くは見てはいなかった。それだけに一つ驚きを感じた選手がいた。それは、北京五輪で戦犯だと感じていた梶山だった。今まではそのプレーの淡白さから、どうも好きになれない選手であり、また、ボランチという大事なポジションながらパスが不安定でいいプレーもあれば簡単なミスも多いという印象だったが、この試合ではFC東京の中心として君臨。ゲームの流れで活かされる技術には賞賛しかない。正に背番号10というプレーを魅せてくれた。今季、リーグでもFC東京が躍進した理由が彼にあると言えるのだろう。
後半からの登場であったが、石川も元気なところを魅せてくれた。思えば、今頃は代表の軸として働かなければならない逸材ではあったが、相次ぐ怪我の中でチームでも絶対的なスタメンからも外れてはいるが、今季最後に活きのいいスピード溢れた突破は見事だった。是非、来季は怪我が無いよう祈っている。
そして、苦しい時間が続きながらも、交代メンバーの連続弾で見事逆転勝利を飾った柏。石崎監督の人望という部分がチームにモチベーションという武器を与えたのだろうか。フランサは後半頭から入ったが、すぐに左足を引きずり出し、これはもう難しいかと思い始めた矢先の文句なしの股抜きゴール。シュートもそうだが、まさに止めるだけではないという罠という意味での縦に抜けるトラップはさすが。あのタイミング、あのスペースであのプレーはファンタジック♪同点の時間が長い中、延長入ってしまうのか、次のマリノス戦の放映はどうなるんだ!?と不安になりかけた頃。やってくれたのは、今季大半を負傷で棒に振った李忠成。
豪快ミドルで決勝弾。やはり、持っている男だなー♪と感じるスーパーゴールで試合を決定付けた。ゴール後のカズダンスをもう少しNHKが映してくれればいいのにと思いつつ。
とにかく、両チームがテンション高く、ブラジル人も帰らない中での一戦は非常に満足する好ゲームだった。
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