2009/05/16(土)16:41
クライトン2アシストでコンサドーレ3-0快勝♪
J2 第15節
日時:2009/05/16 14:00
会場:札幌ドーム
主審:柏原丈二(評価A)
(H)札幌 3-0 岐阜(A)
28' 札幌 西嶋弘之(H)←クライトン(FK:R)
46' 札幌 岡本賢明(Dr:R)
83' 札幌 上里一将(R)←クライトン(L-C:L)
MOM : クライトン(札幌)
FC岐阜
監督:松永英機 4-2-2-2
1野田恭平
5川島眞也 4田中秀人
19冨成慎司 6秋田英義
7菅和範(C) 3菊池完
14嶋田正吾 11高木和正
16西川優大 10片桐淳至
--------------------------------------------
コンサドーレ札幌
監督:石崎信弘 4-2-3-1
19キリノ
10クライトン
17岡本賢明 7藤田征也
14ダニルソン 20上里一将(C)
22西大伍 6西嶋弘之
2吉弘充志 15チョウ・ソンファン
16荒谷弘樹◎岐阜交代等
54' 川島眞也→DH 8ソウ・クァンス
59' 嶋田正吾→LH 20染矢一樹
71' 菊池完→CF 18佐藤洸一
◎札幌交代等
78' 岡本賢明→LH 8砂川誠
87' キリノ→CF 11宮澤裕樹
90' 藤田征也→RH 26上原慎也
先週はフットサル疲れでチェックできず、一節おいてのコンサドーレの一戦。
前節では3点取りながらも3点奪われるという不安定な戦いで勝利できなかったコンサ。石崎監督はこれまでの全失点シーンを選手に見せて反省を促したようで。その後に、全得点シーンも見せ、気持ちを落としつつも、あげたようだが。
対戦相手はFC岐阜。今季J2も2年目となる岐阜だが、初めて観戦するような気分。昨季も当然見るチャンスはあったのだが余り惹かれなかったのか、観戦した記憶は無く(苦笑)
という事で実質初観戦のFC岐阜の選手に注目しながらの観戦となった。
昨季から大幅に選手を入れ替えた岐阜は、今のところ結果はついてきていない。前節こそ昇格組の岡山に4-0大勝と好ゲームを見せたようだが、順位は15位。というか14試合やって前節4得点という事は、その前の13節時には8点しか取っていないという事で得点力は深刻な状況にあると見ていいだろう。大量点というのはこのレベルのサッカーだと、昇格がかかっていない限りメンタルが落ちる事によって良く起き得る状況とも思われる。それだけにこの試合もどのように攻撃を組み立ててくるのか楽しみな所だったが、攻撃的MFのポジションに入る高木、嶋田ともに怖さは無く。片桐の左足は精度はあるが前を向けなければ怖くない。前節ハットトリックを決めた西川も高さはあり後半こそナイスシュートはあったが足元の技術は物足りなく起点にはなれない。
という事もありつつ、コンサは比較的苦しむ事も無くゲームを支配できた。特にクライトンのボールキープから追い越していく動きでコンサは再三シュートチャンスを立ち上がりから作った。前半早々にはクライトンのFKから西嶋が今季3得点目となるヘディングゴールで先制。相手GK野田とDFの連携の隙をついた見事なゴールだった。この後も、SBのオーバーラップ、そしてボランチの押し上げで積極的にシュートを放った。
後半開始時には岡本が得意のフェイントからカットインしての右足でファーをつく巻いたビューティフルシュート。この独特のリズムからのカットインは岡本の大きな武器。右の藤田がノーゴールの中、岡本は着実にこの武器をもって石崎監督の信頼を得ているだろう。ただ、後半必ず代えられるのはスタミナの欠如と守備面という課題もあるのだけれど。
その後はクライトンのハーフラインからのドリブル突破で左サイドまで流れ、ファーへクロス。DFの頭をぎりぎり越えた見事なボールは上がってきていた上里の下へ。これを利き足とは逆の右足であわせて、ゴール。合わせたのは勿論見事だが、クライトンのドリブル突破を併走して上がっていった積極性とポジショニングが生んだゴールで上里のセンスの高さが伺えた。
岐阜はCB川島、ボランチからCBにポジションを移した菊池の2人とも負傷交代になる不運はあったが、もう1人の交代出場した染矢は左サイドからの突破で存在感を魅せた。スタミナが無いからスタメンではないのかもしれないが高木や嶋田よりも攻撃力はあると思うだけに初めから使って成長させた方がいいのではとも思うが、一戦だけでは判断できないか。
まぁ、この染矢の突破と片桐のポストを叩くFKとチャンスはあったが、コンサの集中した守備を崩せず。ゲーム終了。
コンサは岐阜に力の差を見せつけ快勝♪
<採点>
GK荒谷 6.5
RB西嶋 7.0
CBチョウ 6.5
CB吉弘 6.0
LB大伍 6.5
DH上里 7.5
DHダニルソン 6.5
RH藤田 6.0
LH岡本 7.5
OHクライトン 8.0
CFキリノ 6.0
無失点に抑えたが吉弘はGKとの連携でミスもあったので基準点に。上里はゴールは勿論良く動いて攻撃を活性化。岡本は得意のゴールを評価。それでも、マンオブザマッチは2アシストとコンサの攻撃の全ての流れを生み出したとも言えるクライトンで。
これで暫定5位。次こそは藤田のゴールが見たい。岡本に触発されて頑張ってもらいたいところ。
ここまで読んで頂きありがとうございます。ここをクリックしてランキングUPにご協力頂ければ幸いです♪