テーマ:サッカーあれこれ(20092)
カテゴリ:Confede
開幕戦のカードはホスト国の南アフリカとアジアチャンピオンのイラク。 南アフリカは、今までに観戦した記憶が無い気がする。フランス、日韓W杯には出ているのだが、失礼ながらも印象は薄い。 選手では今回は招集されていないプレミアで活躍しているベネディクト・マッカーシーが有名だが、代表チームでは度々もめているようで今回も選ばれていない。 それ以外ではピエナールが有名なぐらいで。 後は、J2仙台の監督を過去につとめたブラジル人のジョエル・サンターナが監督をやっているという事だが、こちらもそれ程大きな印象も無く。 システムは5-3-1-1という余り見ないフォーメーションにしたが、ベーシックで言えば4-2-2-2。モロンゴがディクガコイとWボランチで両サイドはそのままサイドバックに入り、シバヤがやや前に入る感じで2トップは縦の関係性といった所。ただ、前半早々から、モロンゴが最終ラインに下がっているシーンが多いのでこのフォメにしておいた。 一方、イラクはシンプルな4-4-2。守備時は2つのラインで囲い込む形でホスト国に応戦。 開幕戦という事もあってか、慎重なゲームの入りで、前半は双方ともビッグチャンスは無かった。 イラクはカウンターからチャンスはそこそこあったし、前半はまずまずの内容と言っても良かった。それでも、ゲームメイカー ナシャト・アクラムは精度を欠くパスも見られ、エース ユニス・マハムードは巨漢DFブースのマークとアーロン・モコエナのカバーに苦しんだ。 ホスト国でプレッシャーもあったのだろうが、前半はゲームメイカー モディセはパスで、ファンテニは体を張ったプレーで頑張ってはいたものの、チャンスはほとんど無かった。これではW杯本大会も相当不安だなーとも思わせられたが、後半は巻き返した。 5バックだったサイドバックをかなり高い位置に押し上げる3-3-3-1というか3-4-2-1といった感じで後半から攻勢を仕掛けた。 特に右サイドのガクサは積極的な飛び出しとハイスピードクロスでイラクゴールを脅かした。ファンテニもそれ程上背は無いながらもボディバランスは強く、良く起点となっていたし、惜しいヘディングシュートも魅せてくれた。後半途中から出場したマシェゴはスピードタイプのFWで味方GKからの一本のパスでDFライン裏に抜け出しGKとの1対1を迎えたが決められず。 そして、南アフリカの攻勢が非常に強まっていく中、ビッグシーンが訪れた。 どの選手かは忘れたがクロスからのボールをヘディングシュート!!GKも飛び出ていたので、無人のゴールにボールが吸い込まれていく瞬間、パーカーがボールを押し込みに行くも、体にあたって痛恨のゴールライン上でのブロックに・・・ シュートに行かなくても、ボールはそのままゴールに入りそうだっただけに痛恨のミス。 ボールを押し込むつもりが見事なディフェンスになってしまう不運。 この後、温存していたのかようやくピエナールを投入し、更に攻勢を強めようとするも、イラクの時間潰しでタイムアップ。 南アフリカはホームの後押しを受け、チャンスを作りながらもゴール出来ず、スコアレスドロー発進となってしまった。 FIFA公式では南アフリカの攻撃を司ったモディセをマンオブザマッチとしていたが、アウェーながらホスト国に対して粘り強く守りきったイラクから、決定的な1対1を2度止めたGKモハメド・カシドを選びたい。 草刈場となるだろうNZからどれだけ点を取れるかがこの2チームの今後を分けるだろうし、スペインを何点で抑えられるかが大きな鍵を握る事となるだろう。 ここまで読んで頂きありがとうございます。ここをクリックしてランキングUPにご協力頂ければ幸いです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 15, 2009 02:08:51 AM
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