2009/08/31(月)19:38
俊輔リーガ開幕戦は悔しい敗戦・・・
Liga Espanola 09-10 開幕戦
会場:サンマメス(ビルバオ)
主審:クロス・ゴメス(評価C)
(H)Aビルバオ 1-0 エスパニョール(A)
78' ATH トケーロ(R)
MOM : イケル・ムニアイン(ビルバオ)
アスレティック・ビルバオ
監督:ホアキン・カバロス 4-2-2-2
1イライソス
4ウスタリツ 5アモレビエタ
15イラオラ 22X.カスティージョ
18グルペギ(C) 24J.マルティネス
28デ・マルコス 27ムニアイン
2トケーロ 9F.ジョレンテ
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RCDエスパニョール
監督:M.ポチェッティーノ 4-2-3-1
23R.タムード
24I.アロンソ
10L.ガルシア 7中村俊輔
11J.ベルドゥ 22モイセース
3D.ガルシア(C) 5ピジュ
12ロンカリャ 16パレハ
1カメニ◎Aビルバオ交代等
52' デ・マルコス→RH 14スサエタ
86' トケーロ→ST 10ジェステ
88' ムニアイン→LH 11ガビロンド
◎エスパニョール交代等
62' D.ガルシア→LB 2F.J.チカ
76' R.タムード→CF 14ベン・サハル
86' I.アロンソ→ST 8カジェホン待ちに待った。
いつもこのフレーズの使いまわしで、ボキャブラリーに乏しいとも感じるが、とにかく待った事は確か。
明日が8月最後の営業日であろうとも、この時間帯の観戦なら全くOK♪
今後は、深夜、いや早朝・・・という事もあるのだろうが、それはしょうがないことか。
それにしても、ハルケが抜けた穴はどうなるかと思ったスタメンだが、ロンカリャを大抜擢。大抜擢という言い方が正しいかどうかはわからないが、リバプール戦でも最後にちょっと試しただけの選手でいいのかなという気持ちはありつつ。しかし、他に候補がいないのであればしょうがない。いや、ハルケがきっと天国から力を与えてくれると、そう信じるしかない。それにしても、ハルケ・・・・。俊輔に良くしてくれて本当にありがとう。何度でもお礼を言いたい。
その、俊輔は右サイドでのスタメン。
試合はホームビルバオのペース。と言えない程に、両チーム共ミスが多い。お互いにチャンスは相手のパスミスから生まれる構図は、開幕戦とはいえ、若干テンションを下げつつ(苦笑)
ビルバオは若干16歳のムニアインが一際光っている。16歳とは思えないボディバランス。ドリブルのキレとタイミングの取り方は絶妙。再三、左サイドから上体フェイントとタイミングをはかった突破で魅せた。前半はほとんど彼の為にあったと言っていい仕事ぶりであった。というか、14歳からトップチームに帯同させていたというのだから、Jとは比べる事すらおこがましい。
やや、押され気味だったエスパニョールとしてはベルドゥが中々効いている。幅広く動くし、俊輔へのロングパスも何度かあったし、デラペーニャがいなくてもそこまでチーム力を下げずにいられるのではないか。
しかし、マイナス面ではピジュのクロスの精度はやはり高いとは言えず、ベルドゥもモイセスもロングパスの精度を欠き、課題は多い。
後半に入ると、ビルバオはデ・マルコスに代え、スサエタを投入。これが効いたのか、ビルバオペースが前半よりも顕著に・・・。
エスパニョールは全く攻め手が見られなくなっていく。ルイス・ガルシアは埋没し、タムードはパスミスも・・・。
そうこうする内に、ようやく期待のエース ベン・サハルを投入したと思った矢先に・・・・
ゴォォーーーール
ロングボール一本に飛び込んだのは、俺が大好きな背番号2を背負ったFWトケーロ。
彼がきっちり決めて、先制ゴール。
その後も、エスパニョールはロングボールばかりで単調な攻撃を繰り返すばかり・・・。
面白味のあるサッカーでもなく、チャンスも生み出せないサッカー。
俊輔が加入したエスパニョールの状況がここまで良くないとは。
やはり、リーグで見ないとわからない事もある。
というか、次はレアル・マドリー・・・・><
勝利は3節目かぁ~^^;
それにしても、16歳ムニアインは光っていた。これで16歳かという驚きは観客も表現していた。ただ、ヨーロッパに若い世代で凄い選手が多過ぎるのではなく、日本が若く凄そうな選手を抜擢するのを躊躇しているだけなんだと思う。特にJ1、J2の指導者で若手の起用に慎重な監督についてはもっと勉強すべきだと改めて感じた。
最後に・・・。
語り尽くしたい俊輔の事は、下記に・・・・
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<論評>
GK 1 イドリス・カメニ
6.0
決定的なチャンスはそれ程多くは無かったが、失点シーンまでは良く対応した。
CB 16 ニコラス・パレハ
6.0
最終ラインでは頼りになる。今後もそのキックの精度を活かして欲しい。
CB 12 ファクンド・ロンカリャ
5.5
失点シーンでは対応に遅れが・・・。それ以前には無難な対応を見せていたのだが。ロングフィードの精度は期待薄。
RB 5 ピジュ
5.5
意外と積極的に前に出て行き、攻撃に絡んだ。ただ、クロスは適当で、ドリブルは無い。俊輔を前に置くのであれば、もっと追い越す動きを見せるサイドバックが必要なのだが。
LB 3 ダビド・ガルシア
6.0
ハルケの跡を継ぎ、キャプテンを背負った。技術力も高く、彼の存在はこのチームにとって重要だと感じた。
DH 22 モイセース・ウルタード
6.0
守備をメインに良く動いたが、なかなか、ボールをつなぐという部分でミスもあった。
CH 11 ホアン・ベルドゥ
5.5
幅広く動き、前半は目立ったが、後半になるにつれ、存在感は薄れた。視野は広いのだが、パス精度は不安定でチームの勢いを削いだ。
RH 7 中村俊輔
5.5
決定的な仕事は何一つ出来ず。縦への突破が通じそうな相手だけにもっと仕掛けて欲しかったし、例え無理してももっと打てるシーンで打つべきだった。打てるシーンは何度かあった。それが彼の課題でもあったのだが。まぁ、それよりもチームとしての攻撃の形がここまで作れない状況では彼の存在意義が薄れるのも仕方が無いか。オフサイドになるのに、そこしか見えていない味方に、俊輔はがっかりしただろう。
LH 10 ルイス・ガルシア
5.5
前半はチャンスを作ったが、徐々に存在感を消した。思っていたよりもスペシャルな力が無かった事に「がっくり」
OH イバン・アロンソ
5.5
あぁ
CF ラウール・タムード
5.5
ポストプレーも機能せず、まったく・・・。
LB J.F.チカ
6.0
攻撃でのサポートが見出せず、物足りない結果。
CF ベン・サハル
5.5
抜け出しでチャンスを生み出すFWが入った途端に失点し、相手の守備陣がやや低めになった事でスペースも減り、存在感は薄く。
ST カジェホン
評価無
監督 マウリシオ・ポチェッティーノ
5.5
スタメンはいいとして、試合の流れの中で、アウェーとはいえ大切な開幕戦でやや動きは重かった。とりあえず、まだ多くを語れる段階ではないので見守りたい。
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