2009/11/10(火)16:33
ACL決勝を無料で現地観戦
ASIA Champions League 09-10
決勝
日程:2009/11/07
会場:国立競技場
主審:ブリーズ(豪州)評価B
ポハン 2-1 アルイテハド
57' POH ノ・ビュンジュン(FK:R)
66' POH キム・ヒョンイル(H)
←キム・ジェソン(FK:R)
73' AIT ヌール(L)
MOM : キム・ヒュンイル(ポハン)
アルイテハド
監督:カルデロン 4-2-3-1
1M.ザイード
4タカル 21アルモンタシャリ
6アルシャムラニ 19アルサクリ
14ハリリ 12A.ハジド
11アブドゥルアーヌ 8アブシュギール
18ヌール
27シェルミティ
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ポハン・スティーラーズ
監督:ファリアス 4-1-2-3
9ステボ
22ノ・ビュンジュン 10デニウソン
5キム・テツ 7キム・ジェソン
20シン・ヒュンミン
16キム・ジュンクン 2チェ・ヒョジン
24ファン・ジェウォン 32キム・ヒョンイル
1シン・ワユン◎アルイテハド交代等
63' アルシャムラニ→LH 15ルシアーノ
◎ポハン交代等
71' ステボ→LH 14ソン・チャンホ
75' キム・ジュンクン→LB 12パク・イチュル
90' デニウソン→CF 18ナムグン・ドこないだの土曜日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ決勝。
友達がただチケットをゲットしたおかげで、国立に観に行って来た。
かなりの招待チケットが出ていたらしく、日本勢の試合ではないにもかかわらず2万7千人ぐらい入ったよう。
まぁ、最低でも2万は入れないと、次回、日本での決勝開催の権利を剥奪されるという事もあったらしく、協会も必死だったのだろう。
というかそもそも、何でもかんでも文化的に結合しているヨーロッパに右習いではなく、多様さがあるアジアならではのアイデアで決勝を開催してもいいのではないか!?
俺的には、決勝は得失点差の大きい方のホームスタジアムで開催すれば事足りると思うのだが。得失点差が最後に影響してくる事を考えれば、ただ1点を守りきるというサッカーよりも追加点を狙っていく姿勢にもつながるだろうし。
決勝をホーム&アウェーで2試合行なうという考えもあるだろうが、いずれにせよ、全く関係の無い国で興味を持ちにくいクラブ同士が対戦したって、そりゃ人は入んないだろうからね。
まぁ、そんなAFCのおかげで普段は見る事の出来ない貴重な2クラブの試合を堪能できたから、これはこれでOKとも言えるけど^^;
試合は前半はイテハド、後半はポハンが押すという展開。前半に点を取っていればイテハドも決して易々とはやられなかっただろう。一方、ポハンは守備がしっかりしている印象。特に両CBはJでも即スタメンとして必要不可欠な選手になるだろう強さを発揮していた。
選手については、
イテハドでは、中盤右に位置したアブドゥルアーヌが光っていた。左利きでテクニックで相手をかわすドリブルは見事だった。そして、FKではロベカルを髣髴とさせる弾丸ショットを持つ。相手GKのファインセーブにはあったが、彼のFKは相当破壊力抜群で魅力的だった。後半は左サイドにまわされ、クロス要員になったが、カルデロン監督の失策に思えた。前半、再三右からチャンスを作っていたが、逆サイドに回ってからはハイボールに強いポハンに対して緩いクロスを送るばかりで怖さは激減。
そして、見事を優勝を果たしたポハンでは、今大会MVPにも輝いたノ・ビュンジュン。FKでゴールをあげたものの決してキック自体が凄かったとは思えなかった選手だが、幅広い動き出しで前半は左、後半は右サイド、更に2トップとしてプレーし、再三ボールを引き出してはチャンスメイクしていた。ドリブルやパスはそこまで凄くはないが、運動量とポジショニングに優れるのだろう。
続いては右サイドバックのチェ・ヒョジン。やたら攻撃的なサイドバック。あがり過ぎで裏のスペースはがら空きだったが、思ったよりも周りのカバーリングが徹底されていてそこまで穴になっていなかったのは監督の見事な采配のおかげだろう。突破はテクニックよりもスピードで仕掛けるタイプ。クロスは決して精度が高いとは言えないが、献身的な動きと果敢に仕掛ける積極性が好印象。
次は、2ゴール目をあげたキム・ヒョンイル。ゴールも素晴らしかったが、守備での迫力は凄まじかった。彼だけではないが、両CBの空中戦の強さはケネディでも苦しむだろう。
他にも名前は挙げないが、思っていたよりも楽しい戦いを披露してもらったので満足。
という事で、マニアックな一戦を無料で十分に堪能させて頂きました♪
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