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京都では、十三歳になると、成人の儀礼として嵯峨の法輪寺に参拝して、厄難を払い、智恵を授けて頂けるように虚空蔵菩薩に祈願する風習があります。
数十人ごとに本堂に入り、本尊様の前で手を合わせて、ご住職様のお勤めと法話を頂戴して、有り難い一時です。 親たちも堂内に入り、手を合わせて祈願しますが、誰一人として、数珠を持参している親がいませんでした。これは、信仰心の欠落の何物でもありません。私達親の年代は、しつけや勉学向上に、うるさく言う前に、もっと大切な事を、実践して教えていくのが大切だと実感しました。 艶やかな晴着を用意する事、参拝するのに駐車場を確保する事に、気がいって精神(こころ)を置き去りにしているのです。 こころの時代と言われて久しいですが、色々と教化活動の一環で神社仏閣が、コンサートや演奏会など企画されて、法を説かれるのが増えておりますが、託されている責任は、大きいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.06 09:53:56
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