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テーマ:★ダイビング★(783)
カテゴリ:その他
11月10日と11日に鹿児島合同写真展に中村征夫さんが来た!
10日は講演会と歓迎会、11日は会場で講評会があった。 征夫さんの講演会を聞くのは3回目になる。 そして最後に絶対に質問することにしている。 どんなにトンチンカンな質問でも(笑) 征夫さんは絶対に僕の目を見ながら真剣に語ってくれる。 今回の質問は、、、 昨年からこの合同写真展に出展している。 昨年出展して感じたことは水中写真がマイナーだということ。 分かりやすい写真を出したのに「水族館で撮った写真ですか?」と 聞かれたのはショックだった。 自分がダイビングをやればやるほど、潜ったことのない人と感覚がずれていく気がする。 この一年間で「分かりやすい写真」をずっと考えてやってきたが、 征夫さんはそういう感覚ありますか?何か気を付けていることは? 征夫さん、、、 水族館の写真だと言われることはよくある。 子供が写真展に来て、「水族館の写真だぁ」と言われたことがある。 でも別の子は「水族館の魚より生き生きしてるね!」と言ってくれた。 10人の人が見てくれれば10通りの見方がある。 それぞれの人の人生は違うのだから感じ方も違う。 写真を撮って慣れてくると「技法」に走りがちになるので気を付けて。 自分の良いと思ったものを 分かりやすく、ありのままに撮るのがいいよ。 聞いたときに冷や汗が出たのが、来年の写真展は思いっきり技法に走ろうとしてたから(笑) スローシャッターでやってみようとか色々考えていた。 そして僕は自分の写真で「意図」みたいなのを強烈に意識している。 これを見て、こう感じてほしい!とか。 でも写真って、見てくれる人が自由に感じれるものなんだろうな~。 講演会で征夫さんは大阪での写真展のエピソードを楽しそうに話していた。 女子高生が、紫色のクレナイニセスズメの写真を見て大笑いしているから 呼び止めて聞いたら、駅前の占い師のおばさんのメイクにそっくりだったって。 今の僕ならがっかりしそうな話だけど。 器の大きさが違うなぁ~ 自分の写真を見て何かを感じてもらえることこそ、 写真家にとって幸せなことなんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.13 21:26:23
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