19.明瞭度
来年のカレンダーが仕上がってきた。これはその年にお世話になった方や、僕の写真をよく見てくれている方にその年撮った写真でカレンダーを作ってプレゼントしているもの。プレゼント用は卓上カレンダーで、実家用と自分の家用にA2版のデカいのがある。卓上は試しに一つ作り、写真の細かい修正をして、完成版ができてきた。丁寧に作ったのでまずまずの出来。同じ写真でA2版を作ってみたが、これが酷い出来栄え!ショック過ぎて3日間放置してしまった。。。しかし原因を考えねば今後に生きない。今日は休みだったので昼からじっとカレンダーに向き合い、一つ一つ確認する。綺麗な写真と汚い写真にハッキリ分かれている。汚い写真の共通点はなんだ?解像度は全て同じだから差はできない。露出も全てで調整している。。うん? 明瞭度か???lightroomで汚い写真を確認してみると明瞭度がMAXに。こんな悪影響がでるとは!普段はそんなに明瞭度を上げないが、先日の鹿児島合同写真展で花火や星空の写真の方と話をしていて、明瞭度をかなり上げていると聞いた。このため今回は深場で暗い写真については明瞭度を上げ切ってしまった。携帯で見るサイズや卓上カレンダーなら明瞭度を上げても影響を全然感じさせない。しかしA3くらいの大きさになるとシャープさが出る代わりにスカスカな写真になってしまう。なるほど。。。とても良い教訓になった。こっちが明瞭度を触ってない写真。こちらが明瞭度を上げた写真。水中写真は奥まで光が届かないので、水底の奥行を出すために明瞭度を上げて、奥もハッキリさせていた。今後気を付けよう。。。しかし卓上にしてもA2にしも、テストで作成した失敗作がもったいないので毎年、自分用にしている。毎日、自分の失敗作を眺めるのは辛いね(笑)