民事や企業法務などをやるつもりは全くない。
「予備試験を受けよ」昨年の2月、コロナに感染し、40度近い高熱を発して寝込んでいたときに見た夢の中の声である。素直な自分は、これに従い、回復後試験対策を始めた。実は20代のころ、集会やデモに参加することが多く、刑事事件を扱う弁護士になろうかと思い、旧司法試験を何度か受験した。しかし、択一すら受からず結局仕事を続けていた。それから〇〇年。年齢も年齢なので弁護士になって仕事ができるかどうかはわからないが、刑事事件を扱う弁護士、という点は全く変わりがない。民事や企業法務などをやるつもりは全くない。民事はつまるところ訴訟代理人である。弁護士の本地は国家権力に対峙する刑事弁護にある。金儲けなど全く考えない。予備試験合格を目指す。