ラパン板金開始です。
まずは修正機(あらゆる角度から押し出し,引き出しなど規定寸法まで潰れた部分をもとの戻す板金器具)にのせていきます。左のフロントエプロン部分です。前面を強く衝突している為、骨格などがかなり潰れています。この際にエアバックも作動してしまったみたいです。幸いシ-トベルトとエアバックのおかげで無事だったそうです。右のエプロン部分です。左右のバランスをとりながら油圧機械により引き出していきます。左右の一番重要なサイドメンバ-の板金です。この部分は非常に硬い鋼鈑で車のエンジンやタイヤにかかる負担など走る,曲がる,止まるのすべての支えになる部分です。高張力鋼鈑と言う特殊な材質で出来ています。奥の根元まで潰れているのでエンジンを脱着して吊った状態にします。分解整備認証工場と車体整備士がいる当社ならではの作業です。盆前納車なので、、間に合うかな、、、