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花火の音に後ろ髪ひかれる思いで桟橋へと急いだ。
しかし、既に桟橋は人人人人…人だらけ。 まあ、誰も考える事は同じって事だ。 船が到着すると少し前に移動して、また次の船が来るまで動けない。 ゼロッちはその場所でフィナーレの連発花火を見たのだった。 花火大会が終了したのは9時ごろだった。 それから人ごみにもまれるばかりの時間が過ぎていった。小さな子供は大人の間で汗をかきながら並んでいる。僕はすぐそばの子供を持っていたウチワであおいでやった。10分の船旅を経て対岸の本州側桟橋に着いて一息ついたのは10時ごろだった。まあ、思っていたより早く帰る事が出来た。 JRはこの日、臨時列車を沢山運行していて、駅には臨時改札口なるものが登場していて、「市内方面はあちら、逆方向はこちら」と警備員がメガホンで誘導していた。市内方面はすさまじい行列だったが、逆方向はまぁまぁの混み具合。 ゼロッちは、一緒に島へ渡った人が逆方向だったので、途中まで見送っていく事にした。 しばらくゆっくり過ごした後、市内方面への終電に乗り込んだ。車内はガラガラ、貸し切り状態。やがて宮島口駅へ到着すると、12時近い列車の中は疲れきった人たちで満員になった。 この人たちは最後まで花火を見て、もっとすごい人ごみの中、並んでやっとの思いで帰って来たのだ。それが今頃までかかったのだから、どれだけ疲れただろう。 もうこの人たちの頭の中の「花火すごかった!」という思いは薄れているに違いない。それよりも、今は「疲れた~~」でいっぱいなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 29, 2007 04:23:09 AM
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