R(らーめん?)指定 ゼロマルーム

2010/01/15(金)06:51

えべっさん

生活・出来事(46)

この3連休に関西では有名な「えべっさん」に出掛けてきました!ご存知、大阪は商人の街。その守り神としてえびす神社は多くの人から親しまれています。その総本山は西宮戎神社が「福男」などの報道で有名ですが、大阪では今宮戎神社の方が有名ではないでしょうか。 1月9日~11日は毎年参拝客で大賑わいとなります。特に「十日戎」といって、1月10日の本命の日は一番混雑します。今年は3日間で101万人が来たそうです。 場所は南海「今宮戎」駅が最寄りですが、地下鉄「大国町」駅、「恵比寿町」駅などからも近いですし、でんでんタウンや難波からも歩いてくる人が多いと思います。途中の屋台で正月気分を味わうのも、えべっさんの風物詩でもあります。 東京では「酉の市」が有名ですが、関西では「えべっさん」えべっさんでは”熊手”も売ってはいますが、なんといっても「笹」ですよね。”商売繁盛で、笹もってこい~♪””商売繁盛で、笹もってこい~♪”この掛け声というか、音楽というか、耳に残ってしまうフレーズですが参拝が終わると神殿の横で笹を配っています。(本物)いろいろな形があるので良い形の笹がもらえるように選んでいる人もいますが、笹をもらうと次は・・・  「福娘」と呼ばれる女性たちの黄色い声につられて「子宝(吉兆)」を飾り付けてもらいます。色々な飾りがあるのですが、気前よく色々つけると高くつきます(当たり前)値段は1500円、2000円と色々ありますが、周りの人を見ると2~3個ぐらいの人がほとんどでしたね。なかには5~6個付けている人もいますが、重くて笹が持たないかも・・・ でも飾りも毎年捨ててしまうのはもったいないですよね。なかには笹だけ持って帰る人がいましたが、たぶん飾りは家に残しているんでしょうね。毎年付けていればどんどん豪勢になるし、笹を複数持っている人もいましたが「ちゃっかり」した大阪人の根性を見た気がします。写真にはありませんが、最後に神殿の裏に行って「念押し」として大きな銅鑼を叩きます。要は一度の賽銭で二度お願いをするという「お得な」大阪風御利益で、この年の商売繁盛を祈願するというのが「えべっさん」の流儀なのでした。 

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