R(らーめん?)指定 ゼロマルーム

2011/08/22(月)02:04

SHANGHAI

映画・TV(12)

映画を見るときはワーナーマイカル(茨木)が多いですね。5回見ると1回が無料になる特典がありますが、今回が4回目。次回も早めに見て特典をもらっちゃいましょう。今回見たのは「シャンハイ(SHANGHAI)」 渡辺謙さんも出演している米中合作のサスペンス映画です。時代背景は1941年、日中戦争のさなかで、まだ日本とアメリカが開戦する前の上海を舞台にした話。「租界」という海外列強の治外法権を持つ外国人居留地で暗躍する諜報活動とレジスタンス活動を描いている作品。この映画の予備知識はほとんど持たずに、「渡辺謙が出てる!」くらいの理由で観に行きました。英語、日本語、中国語が飛び交い、字幕も2列になるほど。当時の街の雰囲気をリアルに再現しているように思えるが、多分CGなんでしょうね。でもなんとも猥雑で暗黒な社会の雰囲気はびしびし伝わってきました。実際に街中であのような殺傷騒ぎがあったのかどうかは疑問ですが、そこは映画、かなり誇張していると思うべきでしょう。まあなんとも日本の軍人達は極悪の存在に描かれていますが、その中でも渡辺謙を使うことで”日本人的な”情けも描かれているのはせめてもの救いかと思います。コン・リーのなんとも言えない色気には驚きです。中国の女優と言えば、チャンツィーというイメージでしたが「SAYURI」に共演した二人ではりますが、コン・リーもなかなかのものです。上手く描けているなと思いました。彼女を見るだけでも価値があるかもしれません。 少しだけ残念だったのは開戦前だというのに上海の港に停泊している日本の軍艦の中に「大和」か「武蔵」が居ることです。日本の戦艦のCGを使うのは良いのですが、まだ両艦共に完成していないので当時は上海にいるはずがないのです。そこは残念かな。 

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