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たいらいさんという方がご自身のTwitterの中で故新井勝利画伯の「航空母艦上に於ける日本画」三部作を紹介されています。1.格納庫での作業風景、2.発艦作業、3.離艦と帽ふれの風景です。画伯は東京生まれで日本美術院同人で近代の日本画家です。多摩美術大学の教授もされていました。一連の作品は49歳前後の作と思われます。直接母艦に乗り込んで取材をされたみたいで、鋭く細部を描かれています。たいらいさんの言葉を一部お借りすると、「上の作品は零戦の脚カバー加重標識はちゃんと赤、青(今でも赤、黄、青で描かれている塗装図あり)ペラの警戒帯も赤の二重線」調べるに、陸海軍航空基本部品規格で18年8月に規定変更があり2本の赤線は50ミリ幅の赤線1本になりますので、それ以前に描かれた事になります。下は艦内で、味方識別帯の始点や外翼を支える突っ張り棒が赤色、等々見所満載です。よく見ると増槽の吊るし方が分かります。たいらいさんのTwitterでは肝心の3.の画像が見れませんでしたので新井勝利でGoogle検索したところ出てきました。皆さんも覗いて、調べて見るのも一考かと思います。
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