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団塊定年日記

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2019.06.19
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テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:映画
6月15日(土)久し振りに映画を観た。丁度雨が降り、映画鑑賞日和だった。カミさんに
車で最寄り駅まで送り迎えをしてもらった。
n水戸駅南口を出たテラスは傘の花だった。南口を出て右側のビルが「ユナイテッドシネマ
水戸」。映画を観るのは「TOHOシネマひたちなか」が多く、「ユナイテッドシネマ水戸」
で映画を観るのは二度目だと思う。
       
                  水戸駅南口のテラス
       
              ユナイテッドシネマ水戸の外観
 映画館の入口はかなり人でごった返していた。雨のせいで映画館は混んでいるのだろう
かとも思う。チケット売り場も長い列ができていた。小生はWEBで予約しておいたので
並ぶことなく機械でチケットを入手できた。初めての経験だったがスムーズにできた。
予約をWEBでとるとき、会員になる手続きを行ったのでカウンターで会員証をもらった。
                  
                  チケットと会員証
 観た映画は新田次郎原作『ある町の高い煙突』自分が住む町を題材にした映画であり、昨年
応援する会に入り、1万円を寄付した。2月に試写会の招待があったが、都合により行くこと
ができず、今回の観賞となった。
                 
                                            チッケト完売の表示  
 この日は昼の2回のチケットは完売だった。夕方の回からしか空いていないという。席は
約150席がほぼ埋まっていた。どちらかというと年配者が多かった。スクリーンの入口の
廊下にはロードショウ開始のお祝いの大きな花が飾られていた。
 この日は先行公開で全国のロードショウは6月22日から東京スバル座をはじめ全国90
館でスタートするとのこと。
       
          スクリーンへの入口脇に飾られた豪華な花とポスター
【映画の内容】
 時代は1900年代初頭。鉱山の煙害に立ち向かった住民たちの戦いを描いた新田次郎
の同名小説を映画化。1910年、茨城県の久慈郡入四間(現日立市)の住人は、銅を生産
する日立鉱山の煙害に悩まされていた。地主の家に生まれた関根三郎(井出麻渡)は進学も
外交官になる夢も捨て祖父兵馬(仲代達矢)の遺言により、煙害と闘うことを決意する。
煙害と闘うことを決意した三郎だが、その前には様々な困難が待ち受けていた。
 鉱山から出る黄色い煙は亜硫酸ガスで、松や杉、栗に蕎麦、大麦小麦など、植物から作物
まで何もかも枯らしてしまった。
 日立鉱山の住民補償担当加屋淳平(渡辺大)、加屋淳平の妹加屋千穂を小島梨里杏が演じた。
井出麻渡は気負いが感ぜられなく好演だったように思う。渡辺大とのやりとりも違和感なく
すんなり受け入れられた。どこのシーンか忘れたが、2~3箇所で胸にジンときたシーンがあり、
目頭が熱くなった。
 また、関根三郎と加屋千穂とのプラトニックラブは1960年代の青春映画を思い出させ新鮮
だった。1900年代初頭の原風景が描かれていたように思った。
 現在、公害よりさらに深刻な環境破壊の問題、原発問題、基地問題など賛成派、反対派に2分
された問題が山積している。日立鉱山の煙害は会社側も農民の側も煙害無くしたいという点で
は目標は同じであり、思いはお互いラップしたところがあり、会社と農民は一致して頑張るこ
とができた。当初会社側は賠償金で解決しようとしたが、結局上手く行かなかった。この種の
問題に対し補償金という札束で反対派を抑え込むやり方は正道ではないことを教えていた。
 結局、煙突建設の最終決定は日立鉱山の木原吉之助(吉川晃司)が行っており、企業の方が
お金、人材、技術において圧倒的に力が強く、企業の社会的責任が重要なことを示していた。
 現在の色々な反対運動は賛成派も反対派もお互い共感、ラップする部分が全くなく、全く一致
点が見いだせず、言い放しのところがあり、解決にはほど遠いように思う。
          監督:松村克弥 プロデューサー::亀和夫、城之内景子
            





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Last updated  2020.09.02 11:28:01
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